“戦慄の一夜”の目撃者が怒りの証言、ジョン・ボイエガ主演『デトロイト』特別映像

ハート・ロッカー』『ゼロ・ダーク・サーティ』のキャスリン・ビグロー監督最新作『デトロイト』が1月26日(金)より公開される。この度、全米が震撼した“戦慄の一夜”の目撃者メルヴィン・ディスミュークスの怒りの証言と衝撃の本編映像を収めた特別映像が解禁となった。

デトロイト
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本作は、1967年にアメリカ・デトロイトで実際に起こった残虐な“暴動”の中の恐怖に満ちた“戦慄の一夜”の事件を描く。主演に『パシフィック・リム:アップライジング』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のジョン・ボイエガを迎え、共演にレヴェナント 蘇えりし者』のウィル・ポールターが名を連ねる。監督をハート・ロッカー』『ゼロ・ダーク・サーティ』のキャスリン・ビグローが務める。

デトロイト
(左から)ジョン・ボイエガ、メルヴィン・ディスミュークス

暴動発生当時、メルヴィン・ディスミュークスは食料品店の警備員として、暴徒化した人々による略奪や放火から店を守る仕事をしていた。南部の町を逃れ、デトロイトで溶接工の仕事を得た彼は、その後警備員も兼務することになった。

差別に晒されることもあったが、持ち前の社交性を発揮。店の前に治安維持のためにミシガン州兵が配置されると、「白人と話してくる。話しとけば撃たれない」と自己防衛のためにコーヒーを差し入れた。

街角で白人警官に横暴な職務質問をされた黒人青年には「あいつ(白人警官)に勝っても、警官は近くに10人いるし、署には1万人もいる」と彼らが置かれている状況を踏まえ冷静に諭す。

当時のデトロイトは、市民は4割が黒人だったが、警察官の95パーセントを白人が占めていた。黒人に対する差別や格差が蔓延し、一触即発の状況下でデトロイト暴動が起こったのだ。

映画デトロイトは1月26日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開

【CREDIT】
監督:キャスリン・ビグロー 脚本:マーク・ボール
出演:ジョン・ボイエガ、ウィル・ポールター、ジャック・レイナー、アンソニー・マッキー
提供:バップ、アスミック・エース、ロングライド

配給:ロングライド

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