筒井ともみ原作「食べる女」小泉今日子主演で映画化、“スローフード・スローセックス宣言”

筒井ともみ原作「食べる女」の映画化が決定。主演に小泉今日子を迎え、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香らが共演する。

食べる女

人はおいしい食事をすると、体が元気になる。いとしいセックスをすると、心が優しくなる=“スローフード・スローセックス宣言”を冒頭1ページ目から掲げたセンセーショナルな短編集を原作者・筒井ともみ自身が脚本化。年齢、職業、価値観様々な8人の女たちの日常を通して、食と性の本来のあり方を描く。

原作の筒井ともみによれば、映像化するなら2003年に「センセイの鞄」で作品を共にした「小泉今日子しかいない!」とのこと。映像化に向けて筒井がシナリオを書いていく上で、自身の経験や友人の体験談を核に構成されているキャラクターの中から、皆を引っ張っていけるような魅力、そして年齢的にも最適な敦子を主人公に据え、物語を構築。

筒井は「小泉さんは、とにかく見ているだけでおいしく感じる女優。当時からどんなに時間が経っても、ずっとそう思っています。彼女には『労働の匂い』がある稀有な女優だと思います。そこが新しいし、『食べる女』にふさわしい」とキャスティング理由を語っている。

食べる女

テーマは「料理」と「セックス」。筒井自身も自他ともに認める、くいしんぼうの料理好き。そんな彼女が、本作の為に献立を考えた50品以上もの料理が、大人の「恋愛」と「エロス」を彩る。「おいしい女になろう、おいしい男を育てよう」そんな筒井のメッセージが込められた、貪欲で繊細な女性の欲望を満たす「おいしい」映画が今秋誕生する。

主演の小泉今日子を筆頭に、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香ら豪華キャストが共演。恋に仕事に悩みながらも、本来の自分を取り戻そうとする等身大の女性たちを演じる。

小泉今日子 コメント


「わからない」ということを今日の結論にできるのは女だけなのかもしれません。「わからない」けど、お腹が空いた。「わからない」から、とりあえず美味しいゴハンを食べちゃおう。そんな女達が映画の中で生き生きと食べてます。たくましく生きてます。筒井ともみさんが時間を掛けて下ごしらえをしたこの作品に参加出来て光栄です。

映画『食べる女』は2018年9月下旬公開予定

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