あっさりし過ぎ
映画の中でスペイン内戦に触れてます、個人的には深く知りたいのですが、ここで必要かとは感じました。それより子供を手放すまで葛藤をもっと深く長く入れて欲しかったと思います。 子供を手放す決断がアッサリしているように感じました。題材が面白かっただけに少し不満が残りました。
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シングルマザーになることを決意していたジャニスと17歳のアナは産院で出会い、同じ日に女の子を出産、再会を誓って退院する。元恋人から「自分の子供とは思えない」と告げられたジャニスはDNAテストに踏み切るが、娘が実の子ではないことが判明する。アナの娘との取り違えを疑ったジャニスだったが、激しい葛藤の末、この秘密を封印し、アナとの連絡を絶つことを選ぶ。1年後、アナと偶然に再会したジャニスは、アナの娘が亡くなったことを知らされるー。
© Remotamente Films AIE & El Deseo DASLU
映画の中でスペイン内戦に触れてます、個人的には深く知りたいのですが、ここで必要かとは感じました。それより子供を手放すまで葛藤をもっと深く長く入れて欲しかったと思います。 子供を手放す決断がアッサリしているように感じました。題材が面白かっただけに少し不満が残りました。
意欲作とは思うが、テーマを母親に絞ったほうが良かったかと。初期作のような衝撃は残念ながら無い。
赤ちゃん取り違え事件とスペイン内戦の話が私の中では繋がらなかった。 赤ちゃんの話にしても、主役の行動には不可解なところが多くて、感情移入を妨げた。 相変わらず美しいペネロペだけが印象に残った。
ラストシーンが予想外。国、民族、一族の歴史の真実にこだわるから、DNAが大事なのか。アナが言うようにシンプル。血よりも気持ちが大事な気がしてきて、ジャニスはちょっとは抵抗するけど、割とあっさり子どもを渡すのは、それが正しいと思っているかららしい。それにしても、二人の母が恋人同士ということ、この後も続くのか。夫には秘密だよね。そういう話をぶち込む理由がわからない。
病院内で新生児取り違え事案が発生。この秘密を相手に言えないまま相手の赤ちゃんが亡くなった。どうする、どうする。 昔起きたスペイン内戦を伏線に真実を直視しないといけないことを言っているようなR15+。 2022.11.12
色々エピソードを欲張りすぎたのか、もう少し深掘りして欲しかったかな。 ペネロペはめちゃくちゃ綺麗でした。
最初のプロローグは最後のエピローグに。 なぜ、早い段階であの行動なのか。 エロティックな描写は必要か。 人は悩んだり、疲れたりした時は 予想もしない行動をする。 それは先祖にあった出来事も同じかもしれない。 予想通りの結末で良かった。
歴史、ルーツ、今ある命を繋ぐもの。 血のつながりがなくとも手放せない子供への愛。 すべきことへの強い意志と責任感、そして葛藤に観ている私も心を揺さぶられました。 とにかくペネロペクルスが最高!
ペドロ・アルモドバル監督によるシスターフッドムービーの集大成! 過去作のテーマの根底も明らかになります。 拍子抜けするシーンにこそ真意がある。 絵画のように美しいブラックアウトが素晴らしい。 これまで監督が描いてきたシングルマザーは、女性たちからのサポートを受けている印象がありました。 出産や育児が加わった瞬間に共同体としての結束が強まる感じ。 出産育児が一人では出来ない大仕事だとわかっている者同士の助けあいが胸熱でしが、その決断の早さにも驚かされてきました。 今までの関係を土返しにして手を差し伸べる女たちに、ちょっと拍子抜けするような場面も多々あり… たとえば、相入れない関係の筈の二人が、出産を知った瞬間に協力者になる展開とか。 今回だと抱っこ紐のシーン。アッサリ受け入れすぎて、もう一押し無いのか?と拍子抜けしました。 でも、それらの拍子抜けシーンの数々は全て、自分の感情より子供のことを第一に考えているから。 過去作の決断のスピードも、ここにあったのか! 個人ではなく、一つの命をみんなで産み育てる感覚。 子供を産み育てることは未来を作ること。 出産の経験があろうが無かろうが、実の子であろうが無かろうが、みんなで産み、みんなで育てる。 この世に生を受ける全ての存在に、無条件の愛情を注ぐ女たちの姿が浮かび上がります。 そして本作では、その女たちの助けあいの根底にある理由がクッキリハッキリ描かれていました。 内戦で男達が死に、女達は協力しあって子供達を育てるより他なかった。 死んでいった者たちが生きた証を未来へ繋ぐ為にも命を絶やすことは出来ない。 そんな必死の思いで子供を育てることが、理不尽な殺戮に屈しない女たちの戦いでもあった。 そして更に、この“女だけで協力しあって生きるしかなかった”経験により “女だけで協力しあって生きていける”ことが証明されてしまった。 シングルマザーを選んだ時点で男をあてにしていないのですが、内戦で男をあてに出来なかった女たちは、むしろ女だけで生きていく方が楽なことを知ってしまった。 争いと破壊を繰り返す男より産み育てる女が未来を作っていく。 女の敵を女に仕立て上げたのは男どもだ。女だけの社会ならキャリアか子供かの二者択一に苦しむこともない。 悪いけど、セックスの相手だって男じゃなくても良い。 (とくに本作ではこの二つの時代の変化を強調していたと感じます) 女性は未来を生み出すことが出来る。 男たちの骸が横たわる大地を踏み締めて、女たちは歩き続ける。 これからの社会をリードするのは女性的な感覚であり、独裁政権や男性的な感覚との訣別が監督からのメッセージだったように感じました。