汚名返上と名誉回復
starstarstarstarstar - 3年前
リチャード3世遺骨の世紀の大発見。
カンバーバッチがリチャード3世の子孫だったこと。
‥などは記憶に新しいですが、遺骨発見に1人の女性がこれほど貢献していたとは全く知りませんでした。
仕事や家庭や自身の体調に問題を抱えたフィリッパがリチャ… 続きを読む
リチャード3世遺骨の世紀の大発見。
カンバーバッチがリチャード3世の子孫だったこと。
‥などは記憶に新しいですが、遺骨発見に1人の女性がこれほど貢献していたとは全く知りませんでした。
仕事や家庭や自身の体調に問題を抱えたフィリッパがリチャード3世に自分を重ねる。
敗者となって死後自分の悪評に反論できないこと。
自身の現状と重なり、心の中に熱い何かが芽生える。
悪名高き王の汚名返上・名誉回復にのめりこむ。
このフィリッパの姿にはとても共感できました。
歴史に興味なくても面白く鑑賞できると思います。
夫や子供たちがまたよかったです。
あり得ないほどの執念で目的を達成できたのは、
家族の理解があったからこそ。
その描き方にうるっときました。
リチャード3世の悪いイメージは、
薔薇戦争に勝利したテューダー朝によって意図的に作られたプロパガンダ説。
近年の歴史認識の再考もまた興味深いです。
彼の治世は短くも、善政を敷いていた。
もしかしたら真実を語っているのかもしれません。
浪漫を感じます‥。
プロを凌ぐアマチュアの情熱
starstarstarstarstar - 3年前
以前NHKラジオのニュースで聴いて、主婦がリチャード三世の…という報道に仰天したこの話、楽しみにしてました!シェイクスピアの作品で悪名高いリチャード三世のその悪名は、リチャード三世を殺した薔薇戦争の勝者ランカスター側、テューダー王朝のでっち… 続きを読む
以前NHKラジオのニュースで聴いて、主婦がリチャード三世の…という報道に仰天したこの話、楽しみにしてました!シェイクスピアの作品で悪名高いリチャード三世のその悪名は、リチャード三世を殺した薔薇戦争の勝者ランカスター側、テューダー王朝のでっち上げであったかもしれないとは!
言われてみれば、さもありなんな、よくある話。歴史というのは、基本的に勝者が自己正当化のために作り上げる物語=歴史ですからね。しかもシェイクスピアはテューダー朝時代の劇作家だから、テューダー朝のデマゴギーに乗っかって劇作してたということになります。
つくづく感服してしまうのは、アマチュアであるはずのフィリパの情熱と勘の良さ。プロの考古学者やプロであるはずの歴史学者の凡庸を軽々と乗り越え、周囲の無関心無理解にへこたれることなく、(リチャード三世協会会員たちのバックアップとジョン・アッシュダウン=ヒル博士の助言のみを支えに)直球で真理に到達してしまう。
駐車場の遺骨が眠っていた場所のコンクリートに「R」の字が記されていたのも(偶然だとしても)、つくづく不思議。リチャード三世は発見されるのを、フィリパが現れるのを、まるでずっと待っていたかのよう。
フィリパの大きな功績がレスター大学に横取りされたのは、誰が観ても釈然としないところ。(この大発見をネット検索して出てくるAFPのニュースなども、レスター大学の功績のように報じ、フィリパの名前など全く出てこない。)元々は資金稼ぎのために有料で発掘を引き受けただけの考古学者が、多少の良心あるひとだったのがせめてもの救い(脇役にチラリと出てくるように、もっと厚顔無恥の学者だっている。)
この映画はネット検索してもわからない事の次第の実際を描いて、すこぶる貴重である。
それにしても、リチャード三世協会なんてものがあるとは、英国のアマチュアリズムの底力の秘密を垣間見る気がする。
大本営発表を簡単に間に受けてはいけないことを、またネット上の情報も疑う必要あることを、改めて痛感した作品だ。
フィリパの功績は計り知れない。リチャード三世の遺骨はDNA鑑定&分析され、リチャード三世本人であることが確定しただけでなく、その鑑定の結果、王室の家系図に「誤った父子関係」つまり「公式の家系図に書かれた父親とは違う父親を持つ子どもがいた」ことが想定され、テューダー朝全ての王とその前3人の王に「嫡出についての疑い」まで生じているらしいからだ。つまり現王室の足元まで波が打ち寄せるほどの影響なのだ。
【追記】
リピート鑑賞し気づきましたが、最後のほう、リチャード3世の葬儀の場面に、フィリパ・ラングレーさんご本人が一瞬姿を見せてますよ。
実話
starstarstarstarstar - 3年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
500年の歴史を翻す大発見を美談だけではない、名誉を横取りしようとする社会の裏も描かれ、現実をしっかりと知ることが出来た映画でした。仕事も夫婦も体調さえ不安定な47歳の女性が一心に向かう姿は美しく、心打たれました。
実話だけどファンタジー
starstarstarstarstar - 2年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
面白かった
熱狂的ファンが歴史的発見をするまでの物語
大学や権威的実績のある人に邪魔されたりするのにも負けず実績のない人が情熱で物事を動かしていく
最後はきれいにまとめていたけどそれで満足だったのかな・・・
リチャード三世の幻影は必要だったのかな?
個人的にはなくても良かったと思ったり
おとなはこわい、そしてずるい
starstarstarstarstar - 3年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
呼ばれたレセプションを敢えて蹴って女子学生に世の中の不条理を諭すとか素敵
リチャード三世は知りませんが
starstarstarstarstar - 3年前
観た映画 ロスト・キング-500年越しの運命- 20231001
一介の主婦がリチャード三世の墓を探す、実話を基にしたお話し。結構好みのお話し。主人公の主婦は仕事や家庭に悩みを抱えつつ、本人も模範的な主婦とは言えないところがみそ。リチャ… 続きを読む
観た映画 ロスト・キング-500年越しの運命- 20231001
一介の主婦がリチャード三世の墓を探す、実話を基にしたお話し。結構好みのお話し。主人公の主婦は仕事や家庭に悩みを抱えつつ、本人も模範的な主婦とは言えないところがみそ。リチャード三世にこだわるのも、ちょっとした思い込みが発端なんだよな。それにしても、市や大学がすったもんだありながら後押しすることになるんだけど、そんな根拠で発掘まで行っちゃうんだってびっくり。イギリスっておおらか。
以前観た、普通のおじいちゃんがゴヤの絵画を盗んじゃう、実話を基にした「ゴヤの名画と優しい泥棒」って映画があったんだけど、どうやって盗んだんだろうって興味津々だったのに、なんかただ持って帰っちゃった的な話だったんだよな。そう言えばほっこり感が共通してるね。
別れた夫ががいい味出してます。あと、主人公のラストシーンが、ひがみっぽいようなそれまでのキャラを洗い流します。
リチャード三世が何した人か知りませんでしたが、シェークスピア読んで勉強します。
まぁまぁ
starstarstarstarstar - 3年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
■ フィリッパが偉業を成し遂げたことに心を動かされた。…けれど、それに付随して表出した“立場ある人々”の心ない選択と言動を、どう受け止めればいいのか、観終わって1日経った今もまったくわからない心地でいる。
もちろんフィリッパは自分のために行動を起こしたわけではない。しかし、彼女の功績は称えられるべきものだった。「リチャード三世は簒奪者ではない」ことを証明した功績を、「リチャード三世は簒奪者である」と信じていた人々に“簒奪”されたのか、そう思うとやっぱりやるせない気持ちになってしまう。
■ 終わりの終わりでフィリッパが向かったのは祝宴会場ではなく、未来ある子どもたちのための講演会会場だった。フィリッパはずっと、“誰か”のために動いていた。だから祝宴に足を運ぶ道理はなかった。あの祝宴はリチャード三世のためのものですら、きっとなかっただろうから。
■ 1つ、2つのシーンで「あなた(=フィリッパ)の話は論理的でなく感情に依っている」という意味合いの台詞があった。それは確かにそうではある場面で、だから妥当な言葉だとは感じた。けれど、フィリッパがそのときそう感じたのは直感を得たからであるし、実際にこの世界には言葉や理論で説明できないことがらは絶対にある。だから不思議だなぁと思うし、むずかしい。これはただの感想です。
オタク
starstarstarstarstar - 1年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
悪者の歴史上の人物を、本当にそうなのかと信じる人の物語。オタクのパワーはすごい。
観て良かった
starstarstarstarstar - 2年前
実話とかで期待しないで観たけど見せ方が実にうまいと思った
GOOD
starstarstarstarstar - 3年前
実話に基づく史実に女性としての生き方を重ね、シニカル且つコミカルな映画でした。