心を取り戻す休暇
偶然海外からの帰りの便で鑑賞しました。北アメリカのクリスマス休暇が背景として素敵です。家族と過ごせない主人公達の心情が切ない。老いも若きもまだまだ未来は続くと感じます。
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アレクサンダー・ペイン監督とポール・ジアマッティの名コンビ復活!1970年の冬、誰もが浮かれるクリスマスに、弾けれ者が寄り添い合い、小さな絆を築き上げていく。誰もが優しい気持ちになる物語。
Seacia Pavao / © 2024 FOCUS FEATURES LLC.
偶然海外からの帰りの便で鑑賞しました。北アメリカのクリスマス休暇が背景として素敵です。家族と過ごせない主人公達の心情が切ない。老いも若きもまだまだ未来は続くと感じます。
holdovers は取り残された人、置いてけぼりを食った人 ぼくは物心ついた頃から偏屈で頑固だという自認があってこういうのに弱いんです 同じクリスマスシーズンの映画「スクルージ(クリスマス・キャロル)(1951)」とか 1970年〜1971年の冬休みの二週間を 偏屈で頑固な二人(おっさんと十代の若者)とベトナム戦争で一人息子を亡くした母親の三人が望んだわけでなく一緒に過ごすっていう設定だけでもう。 冒頭ノイズ混じりの製作会社のロゴから劇中の音楽も全部1970年ぽくて お互いに望んで一緒にいる関係(夫婦とか恋人同士とか)/望んだ訳じゃないのに一緒にいる関係(子供から見た親兄弟とか生徒と先生とか同級生とか) 生きづらさ 大切なもの/こと
最初 ヨーロッパの作品かと思うような上品な出だし 寄宿学校が舞台でクリスマス休暇にやむなく学校に残ることになった3人の物語 3人とも色々なものを抱えているのを分かり合うことで孤独でなくなっていき前に進めるようになる物語 見終わったあと優しい心持ちになれる たくさんのクリスマスソングもいい感じで自然に溶け込んでいる
映画には2種類ある。 面白い映画か観た者を成長させてくれる映画だ。 この映画は後者だ。 登場人物と一緒に成長できる映画だ。 というか2つを合わせ持つ映画も存在する。 この映画がその映画だ。
偏屈で頑固、強そうに振る舞うけど孤独な先生 クリスマスに家に帰れない孤独な生徒 息子を亡くした悲しみを抱えた、学食の女性 3人がクリスマスを共に過ごすことで、 交流で癒されて、自分と向き合い勇気を得ていく話だった! 孤独でささくれた人には染み渡る話だと思う。 こんな素敵な作品を作ってくれてありがとう。
世の中を斜めに見てるんじゃない。ひん曲がった世の中を真っ直ぐに見つめてるだけなんだ。 なんて。キャッチコピーを付けてみたくなる映画です。 斜視の方々からクレームがくるか? そうだそうだ‼️と言ってもらえるかも。 寄宿学校の高校生がクリスマスホリデーに置いてけぼりにされるのは、アル・パチーノのセイントオブウーマン」思い出します。あの素敵なダンスシーンも、ラストの素晴らしく長尺なアカデミー賞受賞級の演説もないけれど。 この先生も、ラストに短い言葉で、若者を救います。 頑迷と言われようとも、 若者に正しい生き方を示す老人は めちゃくちゃカッコ良いですね。
何の事前情報も入れずに観た映画。 とても良かった。人にはそれぞれ孤独や隠したい過去や悲しい出来事や色んな怒りがあるけれど、年齢も立場も性別も関係なくこんなふうにお互いちょっとずつ思い遣って解かすことができたら、そのことがずっとその人を支えるよなぁと思った。 最初と最後ではもう別人のように表情がある俳優たち。ところどころユーモアも散りばめられ。すごい演技です。
ファミリーツリーと同じ監督さん。全寮制高校に帰省しないで学校に残った生徒と先生のクリスマス休暇。クセの強い先生とイヤイヤ残された生徒のやり取りがユーモアに溢れていて、挟まれるエピソードにホロリとくることも何回かありました。メアリー役のダヴァイン ジョイ ランドルフさんがアカデミー助演女優賞をとっていますが、納得です。主演のドミニク セッサ君がカッコよくて、憂いのある表情から目が離せませんでした。今季節が冬でないのが惜しいです。素敵なクリスマス映画でした。
それぞれのさみしさを抱える登場人物がクリスマスを一緒に過ごす、心が暖まる映画。さみしさを持つ人ならこの成長に胸を打たれるはず
飽きさせない三者三様のロード・ムービー。 生意気なガキンチョ4人が最後まで絡むのかと思いきや、一人だけ取り残されるところでの孤独感とか、やるせなさとか、うまーいストーリーでした。 最後の THEEND のシンプルさに監督の矜持を感じ取りました。 キネカ大森も素敵。
精神疾患を父に持つ子の思いも少し描かれていた。その人に対して、先生は、keep your head upと最後に言っていた。そのシーンが印象的だった。最近のポリコレ的な配役(白人だけでなく黒人もアジア人もいる、みたいなの)は少し気になってしまったが、良い映画だったと思う
切なくもじわっとエネルギーが湧いてくるこの感覚…「今を生きる」を彷彿とさせる。 外からは見えない荷物を抱えて人は生きている。興味本位の詮索や積極的な開示がなくても、なんとなく抱える荷物のフォルムが見えたとき、人は手を差し伸べたくなる。 時にはそっと手を添え、時には力強く支え、時にはその重い荷物を引き受ける。 70年代初頭のアメリカ文化が再現された映像と音楽も楽しめる。 カレールーの箱のような車や、コーデュロイの大きな三角襟のジャンパー。 現代的なテーマと50年前の時代背景が違和感なく溶け合っている。
記録にも記憶にも残らない映画かな、とは思いつつ、こういう映画は時々必ず観たい。 主要登場人物各々の心の傷に胸を傷めながら、皆が幸せになりますように。と祈りたくなる、こちらの心を洗ってくれる作品。
何だか古めかしいオープニングと思ったら 約50年前のお話でした。 嫌われ者の先生と嫌われ者の生徒との交流。 最初は他にも生徒達も居たけど、 最後は1対1になり。 そうなると、お互い案外良い人なんだなって なり、信頼関係と情が湧く。 随所にクスリと笑える台詞があり、 それぞれに抱える哀しみにも触れ、 やるせない結末だったけど 最後に泣いた観客をまた笑わせて終わらせて くれました。
クリスマス休暇に寄宿舎に残った口が減らない問題児生徒、教育熱心嫌われて教師、宿舎の料理長の3人。お互いのことを嫌いな生徒と教師。2週間もいると心を打ち解け人間として認めていく過程が語られる。人には消せない過去があってこそ成長し人生の品性を高めていくんだ。 2025.1.6