「ダンスウィズウルブス」という
starstarstarstarstar - 2年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
ケビンコスナー主演の30数年前の映画があり、主役の騎兵隊員がインディアンの暮らしに入っていく物語。そこでは開拓する白人とアーリーアメリカン(先住民)との融和に感心するエピソードが多数描かれている。もちろん双方の闘いもあるのだが。
翻ってこの映画では、主役の男の子の人生の目的がずっとふらふらしている。そして和人が先住民を騙しながら先住民のエリアに介入していくという理屈の一辺倒。先住民の叫びにも、和人がとか、松前がとか、幕府が、とか、悪者探しのような、捉え方が稚拙に感じる。
先住民の暮らしを脅かさない為なら、例えば、北海道や沖縄には、日本は介入すべきでなかったか?それこそ、ソ連や中国など近隣の大国の思うツボだろう。
世界のどの先住民も経験したであろう、文化的衝突と文明の消滅を、何とか残したいと努力した人たちも、融合させた人必ずいたであろう、歴史の現実である。
サヘルローズさんの熱演には、驚きました‼️
サムライの情熱と女ジョーカーの憂鬱
starstarstarstarstar - 2年前
予想に反して武士的な刀アクションは少なく、予想に反して矢が突き刺さるえぐさは多く、予想に反して人間の醜さが描かれており、予想に反してアイヌ人がアイヌ人たるゆえんが描かれていた。
「フィクションに基づく」と銘打ったので正直言ってもっと悪者全… 続きを読む
予想に反して武士的な刀アクションは少なく、予想に反して矢が突き刺さるえぐさは多く、予想に反して人間の醜さが描かれており、予想に反してアイヌ人がアイヌ人たるゆえんが描かれていた。
「フィクションに基づく」と銘打ったので正直言ってもっと悪者全員皆殺し的なカタルシスを期待してしまったが、それは勝手な解釈で、何を期待してたかで映画の評価は変わってしまうというのは平等性に欠けると思う。それは完全なる主観であり、タランティーノ的な真実に対するフィクションの敵討ちを知ってるが故の誤解。頭を真っさらにして観るべきであったと反省するのであった。映画に対しての畏敬の念に背く行為であったと。
アイヌ女性のあのビジュアルをジョーカーに重ねて見てしまうのも映画バカの愚かな思慮であることも十分承知しているのだが、実際の思いの本質とはかけ離れた笑顔的に見えるものを模したペイントが示す物悲しさが、あながち同質のものではないかとふと感じてしまった。
映画としての出来は稚拙な感じも多々見受けられるが、メッセージと熱量でカバーしてお釣りがくる。そんな映画です。
シサム=隣人
starstarstarstarstar - 2年前
我々はカムイから借りた土地でカムイから与えられた食べ物で暮らしている。互いに争わず、憎しみも持たない。
そのような世界を実現する方法を知らないが、心の片隅には忘れずに置いておきたい。
寛一郎演じる若侍も自分の無力を思い知りつつ、シサムのためにできる抵抗をしていくのだろう。
寒い時期のロケではないが透明感に満ちた自然の映像が眩しい。羆にはヒヤヒヤしたろうな。
主人公の優しさに感動する
starstarstarstarstar - 2年前
いつの世も、どこでも、この国でも、
悪いずる賢い奴ら は得をして、
弱い者達は哀しみへゆく。
主人公の優しさ。
信念と希望と願いを捨てずに真っ直ぐな道をゆく。
自分の進む道をみつめる。
人のあるべき優しさを、この主人公にみる。 … 続きを読む
いつの世も、どこでも、この国でも、
悪いずる賢い奴ら は得をして、
弱い者達は哀しみへゆく。
主人公の優しさ。
信念と希望と願いを捨てずに真っ直ぐな道をゆく。
自分の進む道をみつめる。
人のあるべき優しさを、この主人公にみる。
真面目な映画で、白黒ハッキリした話でもないし、 『ラスト・オブ・モヒカン』や長い『ダンス・ウィズ・ ウルブズ』等の派手さもない。
私は歴史に疎いし、戦事が嫌いなので、テーマの一つでも ある主人公の姿に集中した。
寛一郎さんの存在感に魅了された。
(こんなにポニーテールの似合う男性は彼以外トヨエツ しかいない。
美しい顔立ちで前田敦子さんに似ている。)
不都合な真実
starstarstarstarstar - 2年前
和人とはなんとも欠陥だらけの未熟な生き物であるのかを再び思い知らされました。"再び"というのは、秀作、「カムイのうた」を観ているからです。
自分が和人(本土の人間)であることを心から恥じます。
私は、アイヌへの謝罪の念を生涯忘れません。もし… 続きを読む
和人とはなんとも欠陥だらけの未熟な生き物であるのかを再び思い知らされました。"再び"というのは、秀作、「カムイのうた」を観ているからです。
自分が和人(本土の人間)であることを心から恥じます。
私は、アイヌへの謝罪の念を生涯忘れません。もし、生まれ変わることがあるのなら、それがまた和人としてなら、このことを覚えていたい。もし、選べるなら和人よりもアイヌとして生を受けたい。そして、あの北の大地でカムイとともに生きていきたい。
ちなみに、アカデミー賞映画オッペンハイマーを観た時は、原爆を落とした彼らと同族の愚かな人間であることを恥じました。その時は、変なことは何もしない、鳥や亀として生まれ変わりたいと願ったものでした。
シサム
starstarstarstarstar - 2年前
ビジュアルと演技とラストが良かった。
アイヌの生き方とそれに共鳴した若者
starstarstarstarstar - 2年前
圧倒的な自然や映像美を観たくて。寛一郎さんの美しい演技にも魅入った。事実に基づいた話とのことで、それぞれの正義に感じいり、あらためて色々と考えさせられた。アイヌとの関わりや真実。今も続く世界の侵略や強者の歴史。当時も現在も変わらぬ問題があることと、多様性を認めることの難しさ、真実を残すためにそれを貫かれた人が、いたということ。良い映画に出会えたと感謝。
歴史に希望の道を書きこむ
starstarstarstarstar - 2年前
アイヌの人々が全員アイヌ語を話すのが素晴らしかった(演じた俳優の方々は大変だったでしょうが)。初めて耳にするアイヌ語、優しい響きで、平和を愛する人々の言葉だという気がした。言語だけでなく、日々のなりわい、衣装、踊りや唄、鮭漁など、いろんなも… 続きを読む
アイヌの人々が全員アイヌ語を話すのが素晴らしかった(演じた俳優の方々は大変だったでしょうが)。初めて耳にするアイヌ語、優しい響きで、平和を愛する人々の言葉だという気がした。言語だけでなく、日々のなりわい、衣装、踊りや唄、鮭漁など、いろんなものを見せてくれ、それだけでも及第点。物語も孝二郎の心が少しずつ変わっていく様を丁寧に描き、脇役たちのキャラも魅力的で、良かった。
観る前は、アイヌの人々が大量虐殺されるのを見なくてはいけないのかと、気が重かったけれど、嬉しい誤算で、そういう展開にはならなかった(孝二郎の最後の頑張りと大川の度量の深さがなければ、そうなったところだ)。
津軽の船が既に松前藩の応援に来ているのだから(平助が「もう手遅れだ」と言ったように)、その後結局火蓋は切られ、圧倒的な武力の不均衡のもと、大量虐殺は実行されたのだろう…。
が、それを示唆しつつも、敢えてこの作品はそれを描かない。代わりに、その後の孝二郎が選んだ道を描く。
くねくねと、か細い希望の道を歩んでいく孝二郎のラスト。それはわたしたちに差し出された、これからの道でもあるように思われた。
映像は綺麗だった
starstarstarstarstar - 2年前
前半のアイヌ語は字幕が無く、これは本物か⁈と疑問を感じた。映像は綺麗、戦闘シーズンもなかなかリアルで迫力あり。エンディングの中島みゆきさんのポイントが高いです。
和人×アイヌの歴史
starstarstarstarstar - 2年前
文化や背景となった歴史がわかりやすく伝わってくる映画。物語に感動やわくわくする展開はないが、当時の様子への理解が深まる。
歴史背景的に正しい方へ主人公を無理やり合わせている感じがするため感情移入しづらい。