こんな終わりなら続編なんてやらない方が良かった
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
放し飼いの犬を追いかける必要性がわからないし、その犠牲があまりにも…。 警察無線の会話も「泣かせよう」というわざとらしさが見え透けてて、 一連のシーンで完全に冷めてしまった。 あと、予告編が死体遺棄事件をメインに扱うような作りにしておいて、実際には子育て奮闘記だったのも期待はずれ。
国内最大級映画チケット予約サービス アプリで開く
1997年の連続ドラマ開始以来、織田裕二が演じる青島俊作を主人公に、警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描き、社会現象を巻き起こした「踊る」シリーズ。 本作は、「踊るプロジェクト」再始動二部作の第二部。 営察を辞め、故郷・秋田に帰った室井慎次。「事件の被害者家族・加害者家族を支援したい」といら想いで、少年たちと一緒に穏やかに暮らすも、ある日、家の傍で他殺と思われる死体が発見される。そんな中、かつて湾岸署を占拠した猟奇殺人犯・日向真奈美の娘だという少女・杏が現れ、穏やかな暮らしを求めたはずの室井の日常が徐々に変化していく。発見された死体は、室井が指揮を執ったレインボーブリッジ事件の犯人グループの一人だったのだ。かつての同僚であり、今は秋田県本部長になっていた新城に頼まれ、視庁捜査一課の若手刑事・桜とともに、捜査に協力することになった室非。そこに、服役を経て出所したリクの父が訪ねてくる。「家族でいる時間には限りがある」不器用ながらも組織を守り、組織と戦い、組織のために生きてきた男が、不器用ながらも実直に、必死に家族を守ってきた。敗れざる者・室井慎次の物語が、今ここに完結する。
© 2024 フジテレビジョン ビーエスフジ 東宝
放し飼いの犬を追いかける必要性がわからないし、その犠牲があまりにも…。 警察無線の会話も「泣かせよう」というわざとらしさが見え透けてて、 一連のシーンで完全に冷めてしまった。 あと、予告編が死体遺棄事件をメインに扱うような作りにしておいて、実際には子育て奮闘記だったのも期待はずれ。
酷評している方もいらっしゃいますが、私は良かったと思います。やや辛かったですが、確かに、生き続ける者でした。
観てきましたーー泣いたーーー( ;∀;) 家族の時間は永遠じゃない、という言葉が刺さりました。完全にヒューマンドラマでした。 え?事件?そんなんどーだっていいよーってなってましたね、はい。 そして室井さんの思い、室井さんの周りの人に全員ちゃんと伝わってるのがすごい👏 室井さんは生き続けてます!間違いない! そして今回もやっぱり矢本悠馬くんが面白過ぎてもうw 踊るの3人のおじさまのテーマソング?流れて笑いましたね。 最後めっちゃ泣いたし、エンドロールのあとは驚いたし、みんなに観てほしい! 強いて言うなら前編と間が空き過ぎたのが自分的に敗因ですかね。前編後編続きで観れればよかったな。
「生き続ける者」の意味は予想とは違いました。 警察時代とは一味違った、室井さんの影響力に感服です。 こんなにも感動と驚きを与えられるとは、踊るシリーズ最高傑作です。
ただ今観終わりました。 前編に続き、評価が3点台で心配でしたが、全くその心配も無用でした。 人の感じ方に、“差”はあるかもしれませんが、私(50代)が観た限り、かなり良い映画だと感じます。アクションが派手でピストルをバンバン撃ちまくるような映画ではなく、どちらかと言うと人間性を感じ取る映画で、北の国からよりのテイストです。 ですので、、、この映画は室井さんと同じような年代層に受け、若い10代、20代には無理かもしれませんね。 とくに、踊る大捜査線の室井を知っていた方が感情を理解できます。 ご年配の皆様、踊る大捜査線をタイムリーで観ていた皆様、評価に惑わされず、映画を楽しんでください。
誠実であることが全てを救う。 それが周りを巻き込んで変えていく。 激しく行動はしない。 変えようとはしない。 ただ誠実なだけ。 変えようとしたものが変えられなくて、 変えようとしないものが変わっていく。 日本の警察という大きなお話。 小さな田舎の小さな家族のお話。 事件に大きいも小さいもない。 むしろ小さい方が深いのかもしれない。 しかしそれは脈々と受け継がれていく。 優しい命令形。 いっぱい食べろ。 タカがリクに言う。 子は親をまねる。 同じ言い方だ。 言葉少なくてもいい。 言葉はコミュケーションのひとつに過ぎない。 行動。表情。目線。態度。空気。背中。体温。 抱きしめる。 伝わっていくものは目に見えないもの。 室井さんはずっと誠実に生きてきた。 真面目に愚直までに真っ直ぐに。 眉間に皺を寄せて。 正しいことをするために偉くなるために。 ずっと苦しんでもがいていた。 息つく暇もないほどに。 難しい問題が山積み。 しかしそんな中でついに辿り着いた。 「楽しい」。 今までに味わったことのない感情ではないか。 楽しい居場所を見つけた。 室井さんがこの感情に出会えたこと。 それが唯一の救いだ。 心踊る瞬間がやってくる。 しかし、だめだ。 今はまだいい。 今は室井さんのことだけ考えていたい。
かっこいい男の かっこいい人生を 同じ時代に見届けたこと 最高に幸せな時間でした 本当にありがとう!
出来損ないの北の国から。 全てが中途半端、不誠実、雑 脚本、演出、音楽酷すぎる。 最後の展開はよっぽど共演したくなかったのか、、 エンディング曲はなんであの人? この出来で前後編にしてしまうフジテレビ、、、、 怒りを超えて笑える
こういう事か。と感じさせるラストシーンでした。期待させた前編に対して、事件に関してはほぼ回収のない後編という結論ですが「何故室井慎次が死なねばならないのか?」だけは判るラストが待っていました。 このラストで"伝説は続く"という表記は少々厳しいかと。前編以上に男気満載な室井演技も、むしろ青島との間ににいったい何があった?というコトの真相のみ気になってしまいました。 そんな中でも、秋田大仙ならではの(先週のレッドONEで連想した)柳葉氏のナマハゲ「悪いごいねかー、なぐ子はいねかー」に嬉しくなり、〇〇に鶴のような、雪の中のいしだあゆみさんや、役者じゃないのに難しいクズ親の演技してるねー、加藤浩次など、他では見れない方々のお芝居に、癒される時間もありました。
今年はアクマゲームがワーストかと思っていたんですが、 さらにさらに上がおりました。 いや〜、本当に何もない作品でした。 何も起こらない、何も訴えかけてこない、何も回収しない、何も面白くない。 どうしてこれを製作しようと思ったんだろうか。 一時代を築いたプロデューサー達がつくるレベルのものではない。 これを映画と呼んではいけないし、もはやテレビドラマでもない。 本当にお金の無駄だった。 わかってはいた上で観に行ったのだけれど、想像以上の酷さだった。
途中から怒涛に感動する
湾岸署の事件との繋がり… おぉ!そう言う事!! 後半は、涙 涙 涙 からの〜
あえて前編、後編と呼ばせてもらいます 前編を観て3週間、待ち望んでいた後編が先行上映されるとの事 仕事を早退して2度目の前編、、、に続いて後編を鑑賞しました 捜査経過も曖昧なまま、いつの間にか犯人逮捕!と、残念な刑事ドラマです が、最高に素晴らしい人間ドラマです 季節の移り変わりに伴って人も変わっていきます その変わり方が良い! 音楽も良い! 結末がハッピーエンドか否かは観る人の判断だと思いますが、間違いなく感動させられました 4時間弱の大作として、前後編、続けての鑑賞、お勧めです
多くのレビューに酷評が散見されますが、私も良い作品だったと思います。前編、後編封切り前にTVで過去の「踊る~」を放映していましたが、その延長と捉えて観るものではないです。(この期待を持った方は残念) 柳葉さんの故郷秋田の雄大な景色に魅入りながら、室井の終の棲家を表現した物だと思います。終盤はとにかく泣きました。いしだあゆみの老い。小沢仁志、強面→眉毛下げた情なさの演技。陸役の双子ちゃんの演技。泣かずにいられませんでした。見る価値ある一作でした。
ひどい。とにかくひどい あんちょくにとりあえずラストにしました。そんな感じの終わり方 後味悪いし。次回も楽しみにってもう見ない
前篇が中途半端だったので後編には少し期待はしていたがそうでもなく今の自分にささるものはあまりなかった。ここで感動してください感が強いので逆にさめた。最後のサプライズだけが唯一面白かったところかな。
室井さんの温かさがとても伝わってきました。 りくくんと、犬のしんぺいがものすごく可愛い。 途中何回かウルっときました。 踊る大捜査線また見たいな!
数々の違和感(脚本だけでなく、前後作である意味も含め)ありつつも、踊るシリーズや室井慎次のファンムービーとしては、総合的に「観れる」作品でした、途中までは。 破綻しているのは結末へ向かう一連のシーン。加藤浩次から里子達を守れたクライマックスの後、頭のいい放し飼いの犬が行方不明になり、室井が吹雪の中行方不明になり、心肺停止で発見される。 寒いコメディチックな台詞を挟むもんだから何とか助かるのかな?と思いきや、しっかり亡くなってる。 踊るシリーズの最重要人物を退場させるには、あまりに脈略が無く雑すぎて全く納得感無し。 恐らくこのシリーズを続けるには室井が邪魔だったんだろうが、それにしても雑すぎる。やるならちゃんとしてほしい。
酷評が多かったので期待せず鑑賞しました。 前半は前編のようなスローペースでしたが、後半の展開が予想外(想定外?)で思わず泣いてしまいました。 カメラワークや音楽での泣かせ方が踊るって感じでした。
室井さん 長年お疲れ様でした。あなたらしい終わり方でした。
最終的には良かった。前作より室井さんの人柄でたくさん泣けた。そしてラストで興奮してしまった。いやー踊るシリーズは面白い。
スローテンポですが見応え十分
タイトル通りなんですが、、、個人的には、、、 終わり方が、、、あぁ〜言えませんが、あぁ〜 です。はい。
踊るから長い年月 室井慎次を守り続けた柳葉さん 。お疲れ様でした。
最後は 心の中で 『室井さーーん』と叫びました ええ映画でした 観てよかったです ありがとう 室井さん
踊る大捜査線ファンで事件が動くものが好きな人には、がっかりの作品だと思います。この作品では、大して事件が踊りませんから。 しかし、室井慎次のヒューマンストーリーとしてみるには、いい家族愛のドラマだと思います。 それぞれの登場人物の成長物語として、感動しました。
何も起こらない。事件というほどのものでもなきし、ファミリードラマ。 踊る大捜査線の世界ではない。 犬が、逃げる意味もわからないし、探しに行くのもわからない。
前編の5分後に後編。 意外と続けて観られる映画館は少なかったのでありがたい。 前編の最後、後編の予告を観てましたが、予告と全然違うじゃないか。 誰が殺した? 誰が〇〇した? 杏は天使か悪魔か? とか、どうでも良くなったよ。 前編もそうでしたが、刑事ドラマではないし、完全に家族ドラマですね。 しかし室井さんがとにかく優しくかっこいい! そういう意味で、主役も踊る大捜査線の室井さんでは無い。 ただ、あるシーンでスーツの上下を着た瞬間に、前しか見ない堅苦しい室井さん登場。 子供たちがさらに良い。 個人的には号泣嗚咽寸前だった。 なんか北海道の話みたいだな、、、って思ってたら、エンディングの歌声、完全に北海道の家族ドラマだな、、、と思ったらエンドロールの後、まで必見。 前編後編通して、、、完全に予告詐欺だな。 良い意味で。 踊る大捜査線のオールドファンは納得しなそうだけど、それ以外の人にもオススメです。
低評価が散見されるがシリーズ観てきたひとは納得できる作品です。 室井慎次という人物像を丁寧に描いています。 彼の信念、優しさ、誠実さがこれでもかと描かれそれが周りの影響を与えるだけでなく視聴している側にも伝わってきます。 評価の低い方は伏線回収とか事件解決などがやや雑になっている感じも否めなくそこが低評価の原因になっているのではないでしょうか。 また今までの踊るとはかなり趣きが変わっています。 それも違和感を感じてしまうのかもしれません。 室井慎次のみ観てるとそんなのどうでもいいと思えてしまうのも彼の魅力なのだと思わされてしまいます。 個人的には「お菓子を一緒に戻そう」このセリフを繰り返してる場面でした。 最後の方のシーンで彼らにも影響を与えている場面にこころが震えました。 室井さん、柳葉さんおつかれさまでした。
悲しすぎます。踊るの大ファンでしがあまりに悲しすぎます。ありがとうございます。
秋田県愛が伝わってきました。いろいろ言いたいけどネタバレになるから言えない。。。最後の最後まで席を立たずに見てください!!
確かにスリリングな展開はありませんが、50代の私には共感できる事が多く涙腺崩壊しました。矢本君がまたまた良かったです。
絶賛と酷評の差が激しいですが、個人的には見に行って良かったです 主に酷評の理由がラストの原因となる理由があまりにもリアリティが無さすぎる もう少しどうにかならなかったのかなぁと言う気持ちはありますが、最後まで室井さんらしい実直さと子供愛に溢れていて、涙無くしては見れませんでした エンディング後のワンシーンも往年のファンには嬉しいですね 前半の時も思いましたが、この映画は踊る大捜査線リアルタイム世代向けの作品ですね
前編は、室井さんの家の近くでの死体遺棄事件と、「また違った室井さんの面が見られた」という意味で、なかなか良いと感じましたが… それにしても、呆気ない最後でした。最終的に室井さんが亡くなるという設定が最初からあったとしても、他に亡くなり方があったのではないか。 室井さんが亡くなって、育ててもらった子供達はショックを受けて泣きもしないのか…湾岸警察署でいっしょに働いていた人たちが涙流しながらも感謝をしているシーンがあったってよかった。 青島も最後に見られて嬉しいけど、手ぐらい合わせて戻りなさいよ…と。 亡くなって終わらせるのであれば、その後の視聴者のケアはしっかりとしてほしいものです。 ヒューマンドラマ的な感じになっていたことはグッとくるシーンもあり、良かったと感じますが 最後の最後に、仕方なくでも、ちょっと捜査に加わって事件を解決するみたいな演出がある方がファンはきっと喜んだでしょうし、日向真奈美と日向杏の掛け合いもあった方がよかった。 見に行く人は全員、踊るのファンです。昔の映像がたびたび出てくるのは嬉しいですが、だからこそ、昔との繋がりや伏線、懐かしさを感じさせる演出が一番ファンの期待に応える方法だったかと思います。 とにかく、物足りなかったです。
前回の敗れざる者に続き、生き続ける者の大ヒット御礼舞台挨拶を観てきた。前回の内容にしっかり繋がってたし、室井慎次が最後にあんな事になるのは予想外やった。最後に青島刑事が映ってて(亀山千広プロデューサー曰く、織田裕二側から出たいって行ったそう)、踊るシリーズが益々気になり始めた。前回同様に凄く良かった。 上映後の舞台挨拶では柳葉敏郎、福本莉子、亀山千広プロデューサー、本広克行監督を生で観れて感激した🤩会場の人からの質問コーナで、柳葉さん、亀山プロデューサー、本広監督が質問した人の所まで行ってマイク渡してたシーンはなかなか貴重やった。
昔青島くんと約束から始まった物語でいてしまいました。 室井さんは自分より相手の事を優先し、自分が悪いことをしても自分で分からせる人で最高の親だと思いました。 子供たちは室井さんのお陰で強くなり立派に成長したと思います。例え血の繋がりが無くても人を愛し強い繋がりで結ばれているんだなと分かりました。 途中から泣いてばかりでした。 幸せになりますように。室井さん子供たちをよろしくお願いします
悪い意味で裏切られてしまった気がします。 事件よりもヒューマンドラマでした。 最後無理やり帳尻を合わせたみたいでなんか微妙。。。
「北の国から」をやりたかったのか? 前後編通して盛り上がりがなく・・・・とにかく見たかったのはこれじゃない感がいっぱい。 タイトル詐欺だし。
前編でたくさんの布石が置かれ、後編で大事件にと思ったが、全ては子どもの事で盛り上がりに欠け、やや期待はずれだった でも、映画としては面白かったが、前、後編に分ける必要は無かったのではないか
感動した!面白かった!
前編を観た後そのまま後編を見ました。 賛否両論ありますが、個人的には良かったです。 室井さんは背中で生き様を語ってそれに魅せられて周りの人にも影響を与えていくそんな言葉が似合う男だったなと思います。秋田の大自然の中生きる室井さんを見られて良かったです。 踊るの部分よりかはヒューマンドラマ要素が強いかもしれません。
生きていく事の理由を家族ドラマにしていて これまでの人生の経験値で感じ方が全く違う映画になっているのだと思う。出会いが
予想通り、テレビドラマを映画館で上映しただけです… まぁ前編よりはまだよかった。 ただ前編で話を広げ過ぎで、こりゃ〜後編まとまるの?と思ったけど、コンパクトにまとめし過ぎかな。 殺人事件に子供達3人の話と、多すぎです。せめて前編に一人の子供の話、後編一人にすればよかったのに。 なんで女の子が、あんなにも素直になったのか謎。 あと双子の子が意外と顔が違って、見てて「あ…変わった」と気が付きやすい…なぜわざわざ双子にしたの? 室井の心臓の件は、前編からあると意外と素直に受け止められたのに、急に話に入れられて、あぁ…亡くなるのかな…と想像出来てしまった。 まぁ前編・後編合わせて、踊る…への4時間の予告みたいなものかな。 もしかして、日向の娘は次回作の話が関わるのかもね。 ちなみに室井が亡くなって、児童保護施設の子供たち3人だけで、生活は絶対に許可は出ないと思うだけど…
公開早々にご覧になった方は評価が低いのは当たり前 室井慎次が亡くなったにも拘らず 日向真奈美やレインボーブリッジ事件の実行犯など全く決着がつかないままエンドロール しかし12/4以降にご覧なった方→私は12/8に観ました エンドロールの後に室井慎次の意志は青島へと繋がる そして青島登場も室井慎次の暮らした家を前に事件発生…引き返す おいおい線香くらいあげられるだろうに…かくして12/8に観た私は2026年公開 踊る大捜査線N.E.Wに繋がっていくことになります
いきなり織田裕二で「踊る」の続編だったら、「新しい物を生み育てる力の無くなったテレビ局というオワコンが過去の遺産にすがってる」としか思えなかったと思うのですが、ちゃんと歳を取り、経年変化も含め年輪を重ねている(それが容色に頼らない役者という技能職の生き様と値打ち)柳葉敏郎が主役だったので、作品と同じだけ歳を取り、受け止め方の変わった自分と時代までが映し込まれて、作品としての奥行きが増していました。 私はITV制作の「名探偵ポワロ」シリーズが大好きで、何度も何度も観ているのですが、オリエント急行もナイル川もABCも傑作は多々あれど、1作だけ選ぶなら「カーテン」だと思っています。 1989年から2013年の24年間、エルキュール・ポアロが歳を重ねるように、役者のデヴィッド・スーシェと声優の熊倉一雄さんが実際に歳を取り、降り積もる歳月にだけが宿せる凄みと、“老い”の説得力が映像に焼きけられていて、沁み入るように、しんしんと感慨に打たれます。 渥美清の寅さんや、「北の国から」や「渡鬼」ファンの方にも同様の感慨があるのではないでしょうか。 「放浪記」のように、一晩の舞台の中で一人の力有る役者が一生を生き、公演回数だけ、何回も何生も生まれ死に生き続けることには、舞台だからこその、全く反対の感動と意義深さがありますが、役と役者が共に歳月を重ね歳を取っていく凄みは、映像に一層の利があると思っています。 主役の柳葉敏郎は勿論、筧利夫も、真矢みきも、小泉今日子も、稲盛いずみも、飯島直子も、いしだあゆみも、しっかり歳を取り、残酷にも思える程はっきりと映像に映し出され、それはスクリーンに対峙する鑑賞者自身も同様で、それこそが人が「生き続ける」ということなのだと感じました。