初めてレビューします
starstarstarstarstar - 1年前
沖縄出身です。そもそもの内容が素晴らしいのはもちろんですが、演出に役者陣最高。
特に妻夫木の沖縄イントネーションが上手かった。
沖縄が舞台のドラマとか観ても沖縄出身俳優以外はどうしてもイントネーションがちがーう!てなるのですが、妻夫木はリア… 続きを読む
沖縄出身です。そもそもの内容が素晴らしいのはもちろんですが、演出に役者陣最高。
特に妻夫木の沖縄イントネーションが上手かった。
沖縄が舞台のドラマとか観ても沖縄出身俳優以外はどうしてもイントネーションがちがーう!てなるのですが、妻夫木はリアルだった。
私は復帰後産まれなのでもちろん何にも知らないけど、両親やオバァから聞いていた復帰前の出来事が映像となって見せられたって感じです。
普段から感じている内地の人と沖縄の人の基地に対する考え方感じ方の違い、平和や戦争というものに対しての違いは歴史的背景にあるんですね。
ぜひ多くの方に見ていただきたい。
子ども達にも見せようと思います。
HERO’S ISLAND
starstarstarstarstar - 1年前
台湾の2•28事件や白色テロ、韓国の光州事件など、映画がきっかけで知った20世紀後半の事件は多い。沖縄がかつて米国の統治下にあったものの、そこで何が起きてきたかはドキュメンタリーや資料に当たらない限り、学校では習わない。返還50年が過ぎ、統… 続きを読む
台湾の2•28事件や白色テロ、韓国の光州事件など、映画がきっかけで知った20世紀後半の事件は多い。沖縄がかつて米国の統治下にあったものの、そこで何が起きてきたかはドキュメンタリーや資料に当たらない限り、学校では習わない。返還50年が過ぎ、統治のきっかけとなった戦争からも80年が経ってしまった今、統治下の20年で何が起きていたかを語るのは、これが最初で最後のチャンスだったのだろう。
映画やテレビで50〜60年代が戦後からの復興と高度経済成長で明るく語られてきたのに多少の違和感を感じることがあったが、この映画で描かれる、そこから取り残され、冷戦を背景に各地で続く戦争を背負ったままの沖縄の姿は想像し難いものだった。
貧しい人々に米軍基地から奪った物資を分け与える戦果アギヤーは義賊であり、敵視はされても人々には有り難いものだ、ということを頭に置いて観ると、消えたオンちゃんを追いながら成長してそれぞれの道をいくグスク・ヤマコ・レイから、複雑な状況で生きる沖縄の人々の姿がよく見えるし、米軍だけでなく、置き去りにしてしまった日本への怒りも見え隠れしているようだった。
後半のデモ行動から、やがてコザでの暴動に向かっていく流れには、香港でのデモからの民主運動や現在ネパールで起こっているデモも重なって見える。日本だけでなくアジアの現代史にも確実に繋がるトピックだと思った。
社会派エンターテイメントに位置する作品であり、沖縄の民俗や当時の状況を再現したディテールも見応えがある。これを観て「知らなかった」というのは簡単だが、これをきっかけに見識が広がり、世界が広がっていくように思える。
「たぎれ、日本」というコピーは大げさに感じたけど、それを「日本で生きる人々」と置き換えると、観ること・知ることで前をみることができる励ましに思える。3時間超えは長く感じるかもしれないけど、観ようかどうか迷っている人には是非観てとお勧めしたい。
米国はトモダチだろうか?
starstarstarstarstar - 1年前
沖縄が抱えてしまっている基地問題。いや問題を抱えてるのは沖縄でなくて日本でしょ。本質から間違えるほどに、本土の人間にとって沖縄問題は、人ごとであり続けた。
そもそも太平洋戦争末期に、日本軍は沖縄諸島をほぼ捨て石として、本土決戦の盾のように… 続きを読む
沖縄が抱えてしまっている基地問題。いや問題を抱えてるのは沖縄でなくて日本でしょ。本質から間違えるほどに、本土の人間にとって沖縄問題は、人ごとであり続けた。
そもそも太平洋戦争末期に、日本軍は沖縄諸島をほぼ捨て石として、本土決戦の盾のように扱った。最近は、民主党末期の宇宙人宰相 鳩山由紀夫の軽はずみ発言により沖縄は「エセ基地脱却」から、鳩山の揚げ足を取った安部政権とそれに続く菅政権により、普天間への壊滅的な自然破壊とともに「脳天逆落とし的政策変更」を押し付けられている。
以下はネタバレ↓
この映画は長いが期待した大作では無かった。時の経過の割に役者達の年齢変化を感じないのと。刑事になった、ヤクザになった、という2人がそれぞれの組織の人間としての軋轢がなく、個人行動ばかりのため、エピソードが小さい。歴史的大事件に対しては嘆いているだけの傍観者なのが残念。デモシーンの看板も同じ文言だけだったり(表書きだけだったり)美術スタッフの疲れを感じる。長〜い時間を経て明かされる「何が宝だったか」について、そういう事か?とは思うが、コソ泥のオンのその行動にリアリティはあったのだろうか?
しかしながら、もはや現代人が知らない(マスコミも触れない)コザ暴動や、宮浦小学校への米軍機墜落を映画にしたという意義だけは大変重要と思う。
考えさせられた
starstarstarstarstar - 1年前
映画を通して戦後の沖縄のリアルを追体験しているかのようだった。良い題材を映画化してくれた大友監督に感謝申し上げたい。
響く人には響く、通じる人には通じる
starstarstarstarstar - 1年前
戦後の沖縄に関心がある人には飽きない3時間、ストーリーを期待した人には苦痛の3時間だろうね。だから低評価に沈んでるのかな。感情剥き出しの広瀬すず、サイコキラーの窪田正孝の演技は振り切れていて良かった。本土は1945年で終戦だが、沖縄はその後もアメリカに蹂躙され続けている曲げようのない事実は作品の軸として描かれていたと思う。興行的には失敗だろうけど、クオリティは決して悪くない!
期待はずれ、残念ながら
starstarstarstarstar - 1年前
予告編などを見ていて、随分前から楽しみにしていたのですが、残念ながら期待はずれでした。
全体を通して暴力的で…私には響くものがありませんでした。
ただ、米国統治下時代の沖縄の状況が表されているのだとしたら、懸命に生き抜いて今に至っている沖縄の人々に、頭の下がる想いでいっぱいです。
光と闇と宝島
starstarstarstarstar - 1年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
戦後の米軍統治下にある沖縄
米軍の嘉手納基地に忍び込み物資を拝借する戦果アギヤーの若者たちが失踪したリーダーのオンちゃんを探す話。
幼馴染のグスクと弟のレイ、そしてオンちゃんの恋人ヤマコを中心に激動の沖縄でオンちゃんの行方を追う。
グスクは警官になり米軍の諜報部とも手を組み情報を集める。そんな中、彼が予定にない戦果をあげていたと知る。
弟のレイはヤクザの下っ端として情報を集めつつ、沖縄の状況を変えるべく強硬手段に出る。
ヤマコも反基地運動をする中でオンちゃんがいなくなったあの日に箝口令を敷かれていたと知る。
オンちゃんがあの日戦果として持ち帰ったのは基地の中で夫を探しながら出産し命を落とした人の子だった。オンちゃんと命からがら生き延びたその子はウータとして3人のもとにやってくる。グスクはウータを気にかけ、ヤマコはウータの面倒を見て、レイはウータを使い走りにする。
沖縄は在日米軍による事件が多発しており、島民の怒りはピークに達していた。一つの事故をきっかけに暴動への発展し、その機に乗じてレイたちは毒ガスを撒こうと画策する。しかし、それを止めたグスクとヤマコ、2人と対峙している間に米軍がやってきてレイに向けられた銃弾は庇ったウータに届いてしまう。
そしてウータの最期の願いをきき、訪れた海岸で3人が対面したのはオンちゃんの亡き骸だった。
グスクは警官という真っ当な仕事につくが、レイは裏社会で生きていく道を選び2人の服装からも光と闇に道が分かれたことが明示される。
グスクの考える人間は馬鹿じゃないという理性的な態度と戦うことこそ人間的だという本能的なレイは、オンちゃんを半分こにしたようだった。
そんな2人どちらにもなびかずオンちゃん一筋で戦後の沖縄を生きるヤマコは約束を守り先生となるが、学校に飛行機が落ち、反基地運動へと参加して行く姿は両極端な2人の間で揺れ動くような姿だった。
宝島の宝はウータだったわけだが、沖縄本島も宝島であるだろうし、奴隷のように働かされていた密貿易の島でも微かな優しさはあったし、宝とはヒーローのいる場所なんだと思う。宝島とかいてHERO ISLANDにするのもそう言った意図だろう。
それぞれが自分の信念を生きている姿は誰もが英雄的に見えた。
あらすじはざっくりこんな感じで、これを見せるのに3時間は正直ちょっと長い。主要人物の3人と米軍もオンちゃんとその戦果を追い求めることが縦軸として走っているので、観ているこちらもオンちゃんの行方が1番気になってしまう。
ただ、主題はそこじゃないので最期の感動もちょっと薄い。3人もオンちゃんをみて受け入れられないという感じはありつつも、泣き喚くほどでもないので何処かでオンちゃんの死を察していたのかもしれない。
あと、うちなーぐちがわからない。戦果アギヤーも戦果揚げ屋だと聞こえてたし、なんと言っているのかわからずついていけない感がある。海外向け作品なのは明らかで字幕がつけばまた違うのかもしれないが、本作は沖縄県民と海外(特にアメリカ)に向けて作られているように感じてしまい、本土の私は対象外なのかなとも思った。
本編でも沖縄県民は米軍と共生せざるを得ない状況で、治安面では悪だが経済面では頼らざるを得ない相手という意味で利害が一致した"トモダチ"だったのかも。むしろ本土の奴の方がよっぽど無関心で偽善者で敵みたいだった。私がわからないと思ってしまったのもそのまんま作中と連動してるようだった。
比較するのも野暮だが、同じく3時間で漢字二文字の大ヒット中映画『国宝』と比べるとやはりちょっとインパクトにかける。国宝も歌舞伎界という閉鎖的な世界を描いているが演目を俳優が演じ切る点で見せ場が多かったし、観客の視線誘導も上手いように思う。
一方で本作は主要人物3人の仕事もそこまで描かれず、あくまでオンちゃんの行方にフォーカスを当てているがその当人が終始不在なので、感情移入しにくい。沖縄に所縁があったりすれば基地問題に対しても感情が乗ると思うが、オンちゃんのカリスマ性もそこまで理解できてない自分はとても泣けなかった。
広瀬すずは遠い山並なみの光でも戦後を生きていてそことも比較できてしまうが、そちらと比較してもやはり作品が全体的に厚みがないように感じた。
国宝と公開タイミングが被ってしまったのは不運だったように思うが、戦後の沖縄を描いた作品として暴動のシーンなど堪忍袋の緒が切れたシーンはとても印象的だった。怒りを声に出さなければ届かないというレイの言葉も確からしいと思ってしまうくらいに現代の世界も行き詰まっているように思う。
混迷する社会に対して投げかけるメッセージとしては十分すぎる内容だった。
ゴザ暴動までは完璧な映画
starstarstarstarstar - 1年前
ゴザ暴動まではあっという間。たぶん歴史的事実と、その中で生まれた物語の境界が曖昧で全てがリアルに感じた。
迫力が凄い。
沖縄出身、、、じゃい、第二の故郷という妻夫木聡が泣いてしまうのもわかる。
歴史で習った気もするけど、なぜ本土復帰が決ま… 続きを読む
ゴザ暴動まではあっという間。たぶん歴史的事実と、その中で生まれた物語の境界が曖昧で全てがリアルに感じた。
迫力が凄い。
沖縄出身、、、じゃい、第二の故郷という妻夫木聡が泣いてしまうのもわかる。
歴史で習った気もするけど、なぜ本土復帰が決まったから暴動が起きたのか謎でしたが、納得しました。
そりゃ積年の怒りはもっとも。
沖縄人、大和人、アメリカ人
ゴザと那覇という対立
という考えに納得。
日本と沖縄は同列に並べて平和を論じられないということも納得。
数字で見れば簡単だけど沖縄だけ27年間も占領されたいたと思うと、、、やはり長いですね。
同時にアメリカの基地に依存しているところもリアルに感じました。
沖縄の方言で何を言っているのか分からないところが多い。沖縄の人が分かればいいのかもしれないけど。
ゴザ暴動までは完璧な映画に思えました。
途中、伏線というかミステリー要素がありますが、大きく振りかぶった割にはちょっと弱いかも。どうしても蛇足に感じるところもある。最後の洗骨シーンは良かったけど。
あとは、やっぱり3時間越えは長い。
多少メッセージ性が強いけど、こんなわかりやすいことも言わないと伝わらないのかな?もう少し考えさせられる内容でも良かったかも。
と思ったら、通じない人もいるらしく。やっぱり必要なことかも。
長くてよく分からなくてつまらない
starstarstarstarstar - 1年前
まずストーリーの方向性が最後まで分からなかったです。結局何を伝えたかったのか分からないまま200分、退屈でした。
国宝がヒットしたのは「共感」と「分かりやすさ」だと思うのですが、本作はどちらも無かったです。
長過ぎて残念⁉️
starstarstarstarstar - 1年前
かなり期待したが、何処から面白くなるのかと、ずーっと待ちながら観ましたが、最終的に結末もツマラナイ終わり方、あそこ迄長く引っ張られるのは辛いわ演技だけは良かったですが…気になる方は行かない方が良いかもです!😮💨😮💨😮💨
見に行ってよかった
starstarstarstarstar - 1年前
まず俳優陣が素晴らしかったです。妻夫木くんを初め、窪田くん凄かった!
妻夫木くんの沖縄の方言が完璧で、妻夫木くんって沖縄出身だったっけ?と思いました。
沖縄の歴史はざっくりとしか知らなかったですが、この映画を観て、どれほど大変だったか知ることが出来ました。色々考えされられました。
俺は応援する
starstarstarstarstar - 1年前
原作の世界を真剣に描こうと頑張っている。俺は応援するよ。きれいごとじゃない、正解のない混沌とした沖縄、沖縄に限らないけど、をしっかりみて感じなきゃ。
長いです
starstarstarstarstar - 1年前
3時間は長いです
いかに凄い映画を作りました!ってアピールされているみたいな気分になりました
もう少し短くまとまっているとメリハリがあり良かったのではないかなって思いました
俳優さんたちの演技は素晴らしかったです
フィクションに宿る覚悟。
starstarstarstarstar - 1年前
沖縄の異世界感が没入を許さない。
それを象徴するようにオープニングでは、ドローンが沖縄の海を撮影しながら飛んでいく。日本の海とは思えない、淡いパステルカラーの海。作り物のような肌触り。
何となく悪く言えば他人事で客観視してる自分がいた。そん… 続きを読む
沖縄の異世界感が没入を許さない。
それを象徴するようにオープニングでは、ドローンが沖縄の海を撮影しながら飛んでいく。日本の海とは思えない、淡いパステルカラーの海。作り物のような肌触り。
何となく悪く言えば他人事で客観視してる自分がいた。そんな罪悪感を見抜きえぐるように物語は突っ走っていく。
終盤、ついにやってくるコザ暴動。小さな始まりから広がっていく様を丁寧に見せる。大掛かりなセットでたくさんの人間が入り乱れて破壊を繰り返す。圧倒的迫力。あらゆる感情が爆発。グスクの慟哭。なぜかそれも感心しながらだがゆるい温度で見ていたのだが、グスクが目で捉えたそれを見て心乱された。
それは、先導するオンチャン。それを見た時にグスクと共に俺の感情も暴走し出した。ここから一気に感情が入った。涙が溢れた。武者震いが止まらない。今までの冷静さが嘘のように(正確にはオンチャンではないのだが)。
個に還った。
沖縄、日本、アメリカを集団として捉えて埋没していた自分の気持ちはここに来て表面に引っ張り出された。
これが物語の力だろうか。完全にここはフィクションだろうが、これによって捉え方を変えられてしまった。感情移入することになった。
(それぞれに人によってポイントは違うと思うが私はまさにここがピンポイントだった)
ノンフィクションとフィクションの塩梅。物凄く難しい問題だと思う。その人の感性でノンフィクション部分の捉え方によって不謹慎とも言われ兼ねない。作り手はそんなことは十分承知の上で覚悟を持って挑んでます。そこを踏んで我々も同じ覚悟で見るべしと思うのであります。
大友啓史監督は並々ならぬ覚悟。この映画をみなさんの目を見て直接届けたいと地方周りしている。この映画に熱が帯びているのはこういうところが如実に表れているからなのでしょう。
PS.謝花ジョーは奥野瑛太。この役は奥野瑛太ではなくてはならないと感じられるし奥野瑛太ではなくてもよいとも感じられる。どうでもいいではなく、どっちでもいいではなく、どっちかだ。真の役者とはこういうことのような気がする。今後も注目です。ここぞというところに出演してます。
どこに25億?
starstarstarstarstar - 1年前
役者さんの熱演はありますし、
沖縄の方々が戦中だけでなく
戦後にわたって受けて来た理不尽が
酷かったということを知ることは出来ました。
なんくるない沖縄の人も流石にキレるんですね。
しかし、映画として面白さが伝わってこない時間が長ーい。
… 続きを読む
役者さんの熱演はありますし、
沖縄の方々が戦中だけでなく
戦後にわたって受けて来た理不尽が
酷かったということを知ることは出来ました。
なんくるない沖縄の人も流石にキレるんですね。
しかし、映画として面白さが伝わってこない時間が長ーい。
後半にやっと面白みが出て来ますけど
時すでに遅し。
なんで制作費が25億円?と、思ってましたが
ビンテージカーを壊しまくったからなんですかね。
予算の掛けどころも間違ってしまったように
思います。