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ノー・アザー・ランド 故郷は他にない ポスター

ノー・アザー・ランド 故郷は他にない

4.1 95分 2025/2/21 (金) 公開
ドキュメンタリーGノルウェーパレスチナ
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あらすじ

ヨルダン川西岸地区のマサーフェル・ヤッタで生まれ育ったパレスチナ人の青年バーセルは、イスラエル軍の占領が進み、村人たちの家々が壊されていく故郷の様子を幼い頃からカメラに記録し、世界に発信していた。そんな彼のもとにイスラエル人ジャーナリスト、ユヴァルが訪れる。非人道的で暴力的な自国政府の行いに心を痛めていた彼は、バーセルの活動に協力しようと、危険を冒してこの村にやってきたのだった。同じ想いで行動を共にし、少しずつ互いの境遇や気持ちを語り合ううちに、同じ年齢である2人の間には思いがけず友情が芽生えていく。しかしその間にも、軍の破壊行為は過激さを増し、彼らがカメラに収める映像にも、徐々に痛ましい犠牲者の姿が増えていくのだった。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
バーセル・アドラー/ユヴァル・アブラハーム/ハムダーン・バラール/ラヘル・ショール ほか
配給
トランスフォーマー

クチコミ

ヨルダン川西岸で起こっていること

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日本では中東のニュースが殆ど報じられない。 この映画は、ヨルダン川西岸マサーフェル・ヤッタ地区で続けられているイスラエルの占領を、住民のパレスチナ人青年が2019〜2023年まで撮り続けた映像で構成されたドキュメンタリー。 イスラエルの… 続きを読む

日本では中東のニュースが殆ど報じられない。 この映画は、ヨルダン川西岸マサーフェル・ヤッタ地区で続けられているイスラエルの占領を、住民のパレスチナ人青年が2019〜2023年まで撮り続けた映像で構成されたドキュメンタリー。 イスラエルの非人道的で暴力的な行動に、慄然とする。19世紀の地図にも載っているというマサーフェル・ヤッタに住むパレスチナ人たちの家を、家財を、小学校を、いきなりやって来てブルドーザーで次々に壊してゆき、水道管を壊し、送電用鉄塔を壊し、家畜を囲う塀を壊し、また家を建てないようにと、大工道具まで奪っていくイスラエル軍。占領という名の問答無用の攻撃と暴力。 やがて入植者たちの家が次々に建ち始め、今度はその入植者たちが先住者であるパレスチナ人たちに銃を向け始める。 かつてアメリカで先住民たちに行われた暴力と剥奪と追放を始め、世界中で同様のことが行われた歴史があると思うが、このマサーフェル・ヤッタで起きていることは、現代の現在進行形の出来事であり、中東情勢に疎い日本人には衝撃的だ。 是非多くのひとに観ていただきたい作品。

現実に起こっている事

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私たちが、知らない間に起こっている現実。 理不尽な事の繰り返しで、口を閉ざすように仕向けられてしまう。 私達も目を逸らさず、きちんと向き合っていかないと。 何が出来るのか。 この映画が、沢山の人に届きますように。

ドキュメンタリーだけに「救い」がない

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イスラエル軍によるパレスチナ人居住地区の占領と惨状を世界に発信した映画。その意味では賞賛に値する作品。 「実録マリウポリの20日間」と同じ趣きの映画。 活路はなく、救いを見出すことができないため、みたあと心が重くなる。 しかし、パレスチナの現実を命懸けで発信したこの作品をたくさんの人に見てほしいと願わずにはいられない。

中東紛争の一片。リアリティさはビシビシ

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軍事練習場を建設すると言って重機で一軒ずつパレスチナの小さな村の家屋や小学校を壊していくイスラエル軍。イ軍もよほどのことをしなければ危害を与えない。地味だが弱者たちを自らの選択で土地から追い出す作戦だ。 それを記録に残すパレスチナ人青年と自… 続きを読む

軍事練習場を建設すると言って重機で一軒ずつパレスチナの小さな村の家屋や小学校を壊していくイスラエル軍。イ軍もよほどのことをしなければ危害を与えない。地味だが弱者たちを自らの選択で土地から追い出す作戦だ。 それを記録に残すパレスチナ人青年と自軍の非人道的な侵略に反骨するジャーナリストのイスラエル人青年。故郷を想う現代を生きる人間であることに変わりない。友情こそ無いが理解し合う2人の変な交流。 ドキュメンタリー映画としてはおもしろくない。パレスチナの小さな村で起きている中東紛争の一片を知れた。宗教対立に終わりはなさそう。 2025.2.27

辛すぎる現実

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イスラエルの軍人に小学校や家を破壊され、入植者に家族が撃ち殺される事実を突き付けられる カップルでポップコーン食べながら観る映画では無い。

パレスチナ問題

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ニュースで流れている数分間の情報として中東を知るのではなく、パレスチナの人の生活に実際に起きている現実を、怒りや苦しみ、喜びをスマホ撮影を通して感じることができた。 大変な日常のなかでも子供の行動に微笑み、軍の理不尽なには怒りの声をあげる。 この作品の中には、大変な環境の中で逞しく日常生活を送り続けている人々の姿があった。 紀元前から争いの絶えない地域だが、現在のイスラエルとパレスチナの関係は、1967年の第三次中東戦争でイスラエル軍がパレスチナ自治区を占領したことで始まった、解決が難しい問題だ。 これまでは無かったSNSの誕生により、多くの人がパレスチナ問題に触れることが出来るようになった。小さな変化かもしれないが、問題解決の糸口にならないか。

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やるせない パレスチナ

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先祖の代から住んできた故郷が奪われて、壊されていく様を直視するのは辛い。 ニュースで報道されない状況も、SNSでシェアできる時代であることで知ることができるようになったが、圧倒的な力によって家が壊され、歯向かうと撃たれてしまう様子を見て、なんとかならないかと思っても何もできない。それでも絶望していられないのは、攻撃する側の国にもこの状況に心を痛め、共に発信していく者がいることか。ガザへの攻撃と破壊が続く中、舞台となった村の人々がどうなっているのかが気になる。ともかく、攻撃や破壊は無意味だ。こういうので精一杯だけど言う。

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「ヨルダン川西岸地区」。日常のニュースでときおり耳にするものの、そこで何が行われているのか、実態を伝えるコンテンツが今までにあったのだろうか。自分のアンテナが低く、キャッチできていないだけなのだろうか。 パレスチナ人が19世紀から居住するマサーフェル・ヤッタ地区。乾いた荒野で山羊や鶏を飼い、お世辞にも暮らしやすいとは言えないその土地で、住民同士の豊かなコミュニティが日常生活を支えている。覚えたての言葉を発する幼子に満面の笑みを向ける大人たち、移動を制限され争いが絶えないパレスチナ自治区に生まれ育ちながらも、希望を捨てずに忍耐強く生きる若者たち。 そんな細やかな日常をブルドーザーが容赦なく押し潰していく。 こんなことをしていいのか?! 自分が同じことをされたらどうする?! そう詰め寄る住民に銃を向けるイスラエル軍兵士。 同じ地球上で、同じ時代に、この無慈悲な理不尽を生きる人たちがいる。 そのことを伝えてくれたバーセルとこの作品に感謝し、自分ができる小さなことを続けよう。水の一滴でも、続けること。

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