新聞記者の次は脚本家
いずれも、違和感のない、シム・ウンギョンである。そして、はるばるの山越えの宿に、本当にいそうな堤真一でもあった。こんなところにいるわけもないのに。
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うだつの上がらない脚本家の李は、ひょんなことから訪れた雪荒ぶ旅先の山奥でおんぼろ宿に迷い込む。雪の重みで今にも落ちてしまいそうな屋根。“べん造"と名乗る、やる気の感じられない宿主。暖房もない、まともな食事も出ない、布団も自分で敷く始末。しかし、べん造にはちょっとした秘密があるようだ。ある夜、べん造は李を夜の雪の原へと連れ出す。
©︎ 2025『旅と日々』製作委員会
いずれも、違和感のない、シム・ウンギョンである。そして、はるばるの山越えの宿に、本当にいそうな堤真一でもあった。こんなところにいるわけもないのに。
言葉を探す脚本家。 脚本を書くのにだいぶ苦労してます。 映画の中身も外身も。力技で繋げている。 でも不思議な魅力のある映画だ。 日本ならではの季節が特徴的。四季折々。 2つの場面で描かれているのは、真冬と真夏のよう気がした。1日1日季節という生き物は動いていてる。 1番寒い日が頂点にある。反対に1番暑い日が頂点にある。1日1日それのどっちかに向かって進んでいると言える。 今日は1番寒い日だったとする。すると今日までは寒い日に向かって進んでいたのだが、明日から1番暑い日に向かって進んでいるということになる。逆もまた然りだ。そしてその途中にあるのが春と秋と呼ばれているもの。マラソンで2つの折り返し地点を永遠に行ったり来たりしてるイメージ。 ゴールは見えないので、どうせならゆっくりと歩いて季節の風景を楽しんだらいいやんと言われてる気がした。 力技の脚本なれど力を抜いて観るべし。 PS.ぬっ、堤真一だと。全く気づかなかった。う、うますぎる。ネイティブすぎる。気づかなかったということは、役者冥利に尽きるのではないだろうか。やられた。
薦められて観に行きましたが、んーっと言う感じでした 堤真一さんが顔もあまりわからなかったですが、雰囲気も出て、言葉もいつものカッコよさは消し去られてまして、上手かったです 河合夕美さんは、相変わらず淡々と演じていましたね 特別な良さは感じなかったけれど、大好きな雪の情景だけは、とても好きでした
「ほぼ日」で監督と糸井さんの対談を読んで、俄然興味が湧いて鑑賞。居心地の悪い日々を過ごす主人公が、ふとしたきっかけで冒険へ。「人」って面白いなぁ。旅って出会いだよなぁ。帰りの電車では思い出し笑いでニヤニヤ、幸せな気分になる映画でした。
特に何も起きないのに、画面から目が離せない、そんな映画。ただ人が生きていることを描いているだけで、そこに悲しみやユーモア、時に少しの心のざわつきが感じられる。海や山の自然の力強さとの対比も印象的。 劇中作での河合優実は、やはりとても良い。
夏のシーンと冬のシーンの対比のような映像はよかったです。共感できるセリフも複数あり、人生を憂うような味わいもありました。ただ、大きく心動かされるような、ジーンとくるようなものは全編を通して感じられませんでした。河合優美さんの魅力は映像から溢れるようでした。
作品の内容も良かったですが、言葉の使い方が心に響きました。景色と音楽、間の流れがとても相まってまた見たくなる作品です。
来年の猛暑酷暑日に観たい作品なのかな?
シムウンギョンさんが、旅に出るに至るまでのシーンが長すぎと感じた。 山小屋の宿主、堤真一さんはあまり顔がハッキリ映る事がなかったので、逆に良かった。
鮮烈さより切なさが勝る青春映画。その脚本を書いた李さんは故郷を離れて都会で日々を過ごしてる。旅は言葉に追われなくていいから、と冬の北国に向かったら、想定外の(予約しないで行ったら確かに無謀なんだけどね)事態に巻き込まれて、辿り着いたのは雪深い山小屋。 言葉を綴るのに疲れてたとはいえ、コミュニケーションはとらねばならないし、宿主のべん蔵さんは突拍子もないし、これで本当に休めてるのか?と心配にはなるが、そんな体験が彼女を再生に向かわせたようであってなにより。 時が止まったような雪原に佇むウンギョンの画を見て、なぜかふっと緊張が解ける。題名、夏と冬、映画(創作)と現実、カメラと実景、都会と田舎、さまざまな対比を見せながら語られるのも面白い。