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ハムネット ポスター

ハムネット

4.1 126分 2026/04/10 公開
ドラマ歴史Gイギリス
チケット予約

あらすじ

2020年に発表され、英女性小説賞、全米批評家協会賞を受賞したマギー・オファーレルによる同名小説「ハムネット」の実写映画化。1580年イギリスの小さな村。貧しいラテン語教師ウィリアム・シェイクスピアは、森を愛する自由奔放なアグネスと出会う。2人は互いに惹かれ合い、情熱的な恋愛の末に結婚して3人の子供を授かるが、ウィリアムが遠く離れたロンドンで演劇のキャリアを模索する一方、アグネスは独りで子どもたちを守り家庭を支えていた。そんななか一家に大きな不幸が訪れ、かつて揺るぎなかった夫婦の絆が試されることになる。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
クロエ・ジャオ
キャスト
ジェシー・バックリー/ポール・メスカル/ジョー・アルウィン/エミリー・ワトソン ほか
配給
パルコ/ユニバーサル映画
公式サイト
https://hamnet-movie.jp/

クチコミ

蛇鶴八歩

「悲しみ」変換共有装置

- 4ヶ月前
オープニング。 カメラはきれいな新緑が風にざわめいているのを下から眺めることなく眺める。 そんな森の中に沈むアグネス。 風の音がきこえる。 そういえば現実でも新緑の季節。瑞々しい緑がまぶしい。いつも桜が咲いてそして散った後、ふと気づく。新緑… 続きを読む

オープニング。 カメラはきれいな新緑が風にざわめいているのを下から眺めることなく眺める。 そんな森の中に沈むアグネス。 風の音がきこえる。 そういえば現実でも新緑の季節。瑞々しい緑がまぶしい。いつも桜が咲いてそして散った後、ふと気づく。新緑がきれいと。 しかし急に1日で新緑が完成するわけではない。気づかないだけだ。 なるほど。劇中でのおばあちゃんの言葉。「決して当たり前と思わないで。子供が遊ぶことや心臓が動いていることを」。 季節はいつの間にか始まっていていつの間にか終わっている。ただ漫然と時を過ごすな。全編を通して静かに今の大切さを教えてくれていた。 シェイクスピアの物語ではあるが、これはひとつの家族のお話。普遍的な家族の話と言える。 ただ違うのは、すれ違い混じり合うことがなくなった夫婦の心象風景を「演劇」というものを使って表現し心底修復することができるということだけだ。 これが一般の家庭ならばこのラストに結びつくことはなく離れていたままだったかもしれない。 昨今、本当にこのような映画の中の映画、映画の中の演劇、映画の中の小説など、エンタメのコラボが増えたなあ。AI技術やフェイク動画などの急激な進歩によりどんな映像でも作れるようになって拡大し続けている世界と逆に、「入れ子構造」で枠をたくさん作って自ら枠に囚われていくことに映画界が活路を見出しているようにも思われます。 いやただ映画の中で映画を見るシーンや演劇を見るシーンを見るとなんか単純にうれしい気持ちになりますね。それだけかも笑。 悲しみ方は人それぞれで決して比べるものではありません。だからこそ共有するのは難しいです。そんな中で違う媒体を使って表現するのは正しいのかもしれません。 映画、演劇、小説などは本来悲しみを共有するためにつくられたのではないかと思っています今この映画を見て。

kkk ネタバレ

自然と調和

- 5ヶ月前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

ハムネット 非常にクロエ・ジャオ監督らしい、自然と人間の距離感、そして静寂の中に潜む様々な音を丁寧に描いた、芸術性の高い作品だった。 本作は、多くの人が触れてきたであろう『ハムレット』の誕生に着想を得た物語であり、フィクションを交えつつも、その背景にある感情や出来事に光を当てている。とりわけ『ハムレット』を知る人にとっては、重なり合う要素が随所にあり、感情を強く揺さぶられる作品になっていると感じた。 一方で、『ハムレット』に馴染みのない観客にとっては、やや解釈が難しく感じられる部分もあるかもしれない。自分自身も特別この作品に深い思い入れがあったわけではないが、それでも本作が描く解釈や感情の流れには心を動かされる場面が多く、十分に楽しむことができた。 大切な人を失ったときの痛みや、その受け止め方は人それぞれであり、たとえ家族であっても決して同じではない。ときに理解し難いほど異なる悲しみの形が存在する。しかし本作は、それらを無理に分かち合おうとするのではなく、自然と調和しながら、少しずつ寄り添い、理解へと近づいていく過程を静かに描いている。その在り方がとても美しく印象に残った。 また、一人の中で世界が終わったとしても、世界そのものは変わることなく続いていく。だからこそ「死」は終わりではなく、世界の中で新たな形として存在し続けるものなのだと、本作は静かに語りかけてくる。その感覚に、ある種の美しさを感じた。 ノマドランドが好きな人、そして『ハムレット』に思い入れのある人には、確実に刺さる作品だと思う。 上映後の河内大和さんによるトークイベントも非常に興味深く、作品への理解をさらに深めてくれる充実した時間だった。

ヘルヴァ ネタバレ

沁みる美しい映画

- 4ヶ月前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

喪失の物語 大切な人の死を乗り越える そのために何をするか それは人それぞれだけれど この家族は演劇の中にその人の名を永遠に残し喪失をを劇中で追体験することで昇華させ救われたのだと思う 舞台の森がとても美しかった

OTASUKU ネタバレ

「歌舞伎」と「ハムレット」と

- 4ヶ月前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

どちらも中世に発生し、現在まで連綿と演じられていて、国民的な定番の戯作である。日本と英国の文化的背景の違いはあれども、それぞれに世界に誇れる国の文化基盤とも文化遺産とも言える。ちなみにアメリカにはこういうモノが無い。あるとすればニューオリンズとミシシッピー沿いに発生したJAZZとR&Bぐらいか? 米アカデミー主演女優賞の授賞が鑑賞のきっかけだったが、モブシーンでは中世イングランドのファッションも充分に眼を引く。冒頭から中盤は部屋での封建的な家族の会話劇が続くが、部屋の暗さも時代の昏さもリアリティ感じる時間である。 クライマックスはシェークスピアが息子を失った哀しみを演劇作品に昇華させて、舞台で役者とアグネスを含む観客が一体となる。生と死は隣り合わせで、生者と死者がつながってもいる。後のシェークスピア作品群の根幹の萌芽に気付かされる、感動的なシーンとなっている。

genasona

演技は凄かったけれども

- 2ヶ月前

不思議と残るものは無かった… 多分、オレがイギリス人だったらむちゃくちゃ感動していたのだろう。画面から伝わる情報量も数十倍多かったと思う。 もしかしたら『国宝』を観たイギリス人も同じことを思うのかも…などと夢想しました。

ひる

ジェシーバックリーの感情表現に圧倒される

- 4ヶ月前
決して派手な映画ではない。男(シェークスピア)とその妻の出会い、家族となって子供を授かり、夫は仕事のために都会へ出ていく。残された妻と子供達に疫病の災厄がふりかかる。 家族の愛に恵まれなかった二人が心通わせるシーン、自分の才能を試す機会のな… 続きを読む

決して派手な映画ではない。男(シェークスピア)とその妻の出会い、家族となって子供を授かり、夫は仕事のために都会へ出ていく。残された妻と子供達に疫病の災厄がふりかかる。 家族の愛に恵まれなかった二人が心通わせるシーン、自分の才能を試す機会のないことに苦悩する夫、愛らしい子供たちとのふれあい、その後の悲劇、喪失。心引き裂かれるような慟哭。絆は途切れたまま、ハムレットの舞台を妻が訪れる。そして、、、 静かに心揺さぶられるラスト。 救済。

chakemo ネタバレ

素晴らしいのひとこと

- 4ヶ月前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

圧倒的でした。 妻アグネス(=アン・ハサウェイ:あの有名女優さんの名前の由来にもなった)は、森や自然と心がつながる少し不思議な女性として描かれ、シェイクスピアによく登場する精霊などの神秘的な存在と上手くリンクする。 到底乗り越えられるとは思えない、突然訪れる悲劇。夫婦の危機。 夫ウィリアムは家族への思い、自分の苦悩を戯曲ハムレットを創作することで表現する。 悲劇の後、アグネスは夫を理解できず自分の力にも疑いと苦悩を抱いていましたが、ハムレットを鑑賞することで霹靂のように訪れる夫への理解と自然への理解。 息子ハムネットが暗黒を永遠に彷徨っているのではないということがわかる希望の光。 …この瞬間のシーンが、本当に圧倒です。 ジェシー・バックリー、メスカルさんは何を演じても素晴らしいですが、今作は極まりました。 そして何よりハムネット役のこどもがすごい。アカデミー子役賞があれば勝手にオスカー。 先日観た「決断するとき」で圧つよすぎシスターのエミリー・ワトソンがここでもちょっと怖い義母。 物語も役者も、とてもよかったです。 ハムレット自体は延々と苦悩する物語(と思ってます)。 細田守さんは「果てしなきスカーレット」で、苦悩の末何を選択するのかを描いており、世界の平和を個々人の選択に託した(と解釈)ハムレットそのもの感がありました。 こちらもまた、現在に通じるものがありますが、よりパーソナルな課題に踏み込んだ作品で身近に感じやすい。 森の映像や音、現存するシェイクスピアの生家を限りなく再現した作りにも感嘆しました。

marudori

原作が読みたくなった

- 4ヶ月前

まったく予備知識なしで見たので、前半部分は変哲もないイングランドの田舎の家族と出来事に終始して、主人公の演技も大袈裟に感じられて退屈であった。しかし最終場面で、この主人公夫婦の種明かしと夫婦それぞれの喪失の苦悩が見事に重ね合わさるに至り、感動してしまった。前半の大袈裟な演技も最終場面への伏線であった。 監督の力量か原作のものか?

katamarken

難解だけど胸にストンと落ちる

- 4ヶ月前

息子の名がハムネット。勇気があるから彼は行くことができる。アグネス役は確かに素晴らしい。

ryuotokame

何かよくわからないが

- 3ヶ月前

何かよくわからないが、み終わった後 感動している、

きた

ラスト

- 3ヶ月前

ラストありきの映画だね。

Takako Motohashi

HAMNET

- 3ヶ月前
森でむき出しの命と触れ合うアグネスと、物語を語り生み出すウィルは対照的で、彼女たちが惹かれ合ったのはお互いが孤独な魂を持ちつつも、よって立つ確かなものを持っていたところにあるのか。 結ばれた二人を待ち受ける生の歓びと死による喪失の大きさは時… 続きを読む

森でむき出しの命と触れ合うアグネスと、物語を語り生み出すウィルは対照的で、彼女たちが惹かれ合ったのはお互いが孤独な魂を持ちつつも、よって立つ確かなものを持っていたところにあるのか。 結ばれた二人を待ち受ける生の歓びと死による喪失の大きさは時代の過酷さもあり、ともすれば分断されそうになるのに、愛しき者の命を永遠にしたのが物語であり、有り得たかもしれない姿を映し出す演劇であり、そこにカタルシスがあるーという描き方がよかった。 命はいつか尽きるし、その命が短ければ悲しみも大きいのはもちろんである。肉体は消えてもその想いは物語で繋ぎ止められるし、消えた命もその中では生きていける。語ること、作ることの意味についていろいろと思いが馳せられる。そうそうこれがクロエの持ち味だよね!としみじみした。

yasuhiro shibata

もしあの時別の選択をしていたら

- 4ヶ月前
良かったです! 真偽は分かりませんが「ハムレット」の誕生譚が描かれるのですが 神がかった(というよりも神秘的/スピリチュアル・霊的な)つながりから、 父子のこと 母子のこと 血のつながり 弔い 受け止めること 受け入れること 不在の父親… 続きを読む

良かったです! 真偽は分かりませんが「ハムレット」の誕生譚が描かれるのですが 神がかった(というよりも神秘的/スピリチュアル・霊的な)つながりから、 父子のこと 母子のこと 血のつながり 弔い 受け止めること 受け入れること 不在の父親については ぼく自身も「もしあの時別の選択をしていたら」と思うことがあって少し考えさせられました シェイクピアその人や「ハムレット」についてはあまり深く追わないのですがそれはきっと「そこは常識でしょ」っていうのがあるような気がして でもその常識をぼくは持ち合わせていないのでこの映画もちゃんと楽しめなかったのではないかという疑惑も Max Richter / On The Nature Of Daylightのところは泣きそうになしました 好きな曲

ユッキー

最初に出てくる

- 4ヶ月前

木が何の木かは知りませんがふと日本の能における相生の松を連想しました。そしてその根元にある位窪みなどなかなか象徴的な伏線の描き方です。

Deko ネタバレ

劇場

- 4ヶ月前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

劇場で、母は叫ぶ。どうして息子の名を?舞台に駆け寄る。初期の劇場では座席はなく、観客が叫んでも誰も咎めない。舞台にかぶりつく観客。役者が観客席に向かって手を伸ばすと、観客も役者の手に触れようと手を伸ばす。観劇のルールはまだなく、観客は心のままに動く。このシーンのために親子や夫婦の物語、一族の歴史が描かれていた

Pilot

現実との置き換え

- 4ヶ月前

自身に起こった事を置き換えて演劇にしていると言うふうには捉え切れませんでした。 何時か観ないと今の私では、難解かも。。。 絵画を切り取った様なカットは、とても素晴らしかったです。

うんぼぼ

シェイクスピア、ハムレット、家族の愛がテーマ

- 4ヶ月前

ハムレットの解釈を、シェイクスピアの生涯と家族の愛から描いた作品。ありふれた型通りの登場人物ではなく、すべての人物につくりこみを感じた。カットも演技も素晴らしい。大人向けの内容だが、久しぶりに感動した。

マシ

家族愛に揺さぶられた。

- 4ヶ月前

母の愛、父の愛、兄妹愛が、美しい。 また、父と息子の関係も。 物語りは、アグネスを中心としたものだが、家族相関すべての良さに心を揺さぶられて、涙腺崩壊しました。

tsuntsun

不思議の森

- 4ヶ月前
森の中で男女が出会い、愛し合って子供が生まれる 男はロンドンへ、女は家で子供を育てる 流行り病で長男が死に、二人は悲しみに暮れる シェイクスピアなので、このシンプルなストーリーを言葉のベールで覆っていく 日本人とはあまり相性が良くないとい… 続きを読む

森の中で男女が出会い、愛し合って子供が生まれる 男はロンドンへ、女は家で子供を育てる 流行り病で長男が死に、二人は悲しみに暮れる シェイクスピアなので、このシンプルなストーリーを言葉のベールで覆っていく 日本人とはあまり相性が良くないというか理解が難しい部分もあるけど、ラストシーンはさすがに涙を誘った ときにエキセントリックになってしまうアグネスだけど、いつもそばにいてくれる弟バーソロミューがとても良かった

haruyama ネタバレ

深い森の中

- 4ヶ月前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

ハムネット、ザ ブライドを見たばかりで、再びジェシーバックリーの演技を堪能。アカデミー主演女優賞納得である。ジプシーのように深い森の中に居場所を求めるアグネスの姿、シェイクスピア作品に魔女がしばしば登場する理由がわかったような気がしてくる。終盤、舞台と客席が一体となる劇場俯瞰のシーンは圧巻。 シェイクスピア役のポール メスカルも素晴らしいが、子どもたちの演技も迫真で親子シーンには泣かされました。ここぞというときの音楽もエモーショナルでまさに劇場らしく良かった。 何度かある出産シーンが、ちょっと真に迫りすぎていて、だめな方注意です。

ぼーぼ

圧巻の演技

- 4ヶ月前

なかなか言葉は見つかりません。 アカデミー主演女優賞、納得です。 劇場で観るのお勧めです

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