まさに時間旅行
映像も綺麗でとても面白かったです
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パリで恋に仕事に悩みながら、祖父と暮らすセブ。ある日、面識のない親族一同が集められ、先祖アデルが遺した屋敷を土地開発のために売ってほしいと迫られる。1944年から閉ざされたままの、ノルマンディーの草原に佇む古い一軒家だ。セブを含む4人が一族の代表として、屋敷の調査をすることに。するとそこで、白いドレス姿の女性を描いた、印象派の作品らしき絵画を発見する。屋敷の持ち主である、謎の女性アデルとは?そして、絵画の作者やモデルは一体誰なのか―。
© STUDIOCANAL - COLOURS OF TIME - CE QUI ME MEUT - Emmanuelle Jacobson-Roques
映像も綺麗でとても面白かったです
あっという間の2時間でした 現代、アデルの時代、お母さんの時代、の3代が楽しめました
うまくできてて普通におもしろかったです
結構、大胆な想定だが、なんとなく納得
現代に残されたモネの娘が住んだ廃屋、そこから物語は始まる。あの頃のパリ、ノルマンジーの風景、そしてそこにいた人達と現在の子孫が、時間を超えて繰り広げる物語は見事。モンマルトルの懐かしい風景も。
観客を楽しませる。そういうサービス精神の高い映画です。こういう余力ある仕掛けって、フランス映画ならでは。アメリカやイギリスの映画では、ムリ。 描かれるのは3つの時代、まず現代。そして19世紀後半の映画の主人公の女性アデルの青春時代。そして僅かだけどアデルの母の青春時代。目まぐるしく変わる時代設定だが、どの時代の人物達も一癖も二癖もありながら、好漢ばかりで好感持てますよ。 個人的には、祖母に育てられたアデルが、母の職場を訪ねて、母が我が娘だと判った時のお母さんの表情が、、、、たまらないっす。
モネと時間旅行、モネと時空を超えるような旅をする、ロストキングスのような作品をイメージしていたら、よい意味で裏切られました。パリとブルゴーニュを列車で行き来するのところも旅気分があって楽しい。現代パートは登場人物の会話が楽しくコメディー調ですが、19世紀パートは純文学風な雰囲気があって、エッフェル塔の周辺にまだ高い建物が何もない頃の映像や、過去と現代がスイッチするところのCGの使い方がうまいと思いました。とはいえ、モネの幻の作品はフィクションだし、印象派の考察を覆してしまうようなフィクションはファンタジー過ぎるように思いました。相続地の開発の問題や、相続人同士のお金を巡る争いの部分はさらっと流してしまったところが一番ファンタジーで、フランスらしいかな。
とても良かったです‥。 今年の1本に加わりました。 ベン・キングズレーの「カミング・ホーム」かこちらか甲乙つけがたいほど良かった。 最近ちょっときつい映画が多かったので、こういう良い人しか出てこないホロっとくる作品はしみる。 とても良い気分で映画館を後にできました。 何にも情報入れずにタイムトラベルものかと勝手に思ってたら全然違いました。 2つの時代のシーン切り替えはあるのですが、 そのつなぎ方が絶妙ですし、ストーリーの運び方が少しミステリーの要素もあり、退屈することなくとても面白かったです。 自身のルーツと家族や人とのつながり、急速に変わっていく社会で時を止めて大切にしたいこと。 人間という存在に絶望しそうになるこの頃ですが、人間はいいものだとも思えました。
セドリック・クラピッシュの新作。登場人物たちと共にルーツの謎解きや19世紀末のパリを楽しむことのできる、(最近珍しい⁈)ストレスフリーの作品。登場人物たちの会話も楽しい。 【以下ネタバレあり!】 ノルマンディーの古びた一軒家の相続権を持つ親族一同が集められ、その家の売却を提案される。ショッピングモールの大駐車場予定地となっているのだ。親族一同から代表4人が選ばれ、その家に残された遺品と最後の持ち主の調査を開始。映画はその4人の調査と、調査されるその家の最後の持ち主アデルの物語を、現代とベル・エポックのふたつの時代を往き来する形で交互に紡いでいく。 4人にとっての解きたい謎は、3点。アデルとはどのようなひとだったのか?その家のなかにあった2つの写真は誰か?どちらかがアデルなのか?遺品のなかの印象派風の絵は誰が描いたものなのか? 他方、19世紀末に生きるアデルは、育ててくれた祖母が亡くなり、母親を探してノルマンディーからパリに出て来る。母はどんなひとなのか?もし母が見つかったら、聞きたいことがある…。 現代と19世紀末の両方で行われる自らのルーツの謎解きが交互に描かれながら、ひとつに撚り合わせられていく脚本は見事で、家族の物語であると同時に、絵画と写真の物語にもなっていて、オルセー美術館やオランジュリー美術館、ル・アーブルのアンドレ・マルロー近代美術館など登場。ベル・エポックのパートではナダールやモネ他やヴィクトル・ユーゴーやサラ・ベルナールも登場、モネのジヴェルニーの家も庭園も出てきます。(今年はモネ没後100年だそう。)乗合馬車も出てきます(←こんなのがあったんだ!と個人的には嬉しかった!)し、シネマトグラフの最初の上映への言及(ルシアンの台詞)もあります。つまり1895年。 原題はLa venue de l'avemir(未来の到来、あるいは未来の誕生)。19世紀末が時代の変わり目だったことと、過去を知ると、自ずからこれからの未来も見えてくる、ということか。