独特の世界観
前川さんの作るSF作品が好きで舞台もたまに観にいきます。好きな役者さんが出演されていたこともあり、完成披露試写会でこの映画を観ました。前川さんらしい不思議な雰囲気に役者さん達の素晴らしい演技。好き嫌いは分かれそうですが、私は好きです。公開後も1度だけ劇場に足を運び観た作品です。
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国内外で常に注目を集める黒沢清監督が劇作家・前川知大氏率いる劇団「イキウメ」の人気舞台「散歩する侵略者」を映画化。数日間の行方不明の後、夫が「侵略者」に乗っ取られて帰ってくる、という大胆なアイディアをもとに、誰も見たことがない、新たなエンターテインメントが誕生。夫の異変に戸惑いながらも夫婦の再生のために奔走する主人公・加瀬鳴海に長澤まさみ。侵略者に乗っ取られた夫・加瀬真治に松田龍平。一家惨殺事件の取材中に侵略者と出会うジャーナリスト・桜井に長谷川博己。桜井が密着取材を申し入れる若き侵略者たち、天野に高杉真宙、立花あきらに恒松祐里。数日間の行方不明の後、不仲だった夫がまるで別人のようになって帰ってきた。急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う加瀬鳴海(長澤まさみ)。夫・真治(松田龍平)は会社を辞め、毎日散歩に出かけていく。その頃、町では一家惨殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発する。ジャーナリストの桜井(長谷川博己)は取材中、天野(高杉真宙)という謎の若者に出会い、二人は事件の鍵を握る女子高校生・立花あきら(恒松祐里)の行方を探し始める。やがて町は静かに不穏な世界へと姿を変え、事態は思わぬ方向へと動く......。
©2017『散歩する侵略者』製作委員会
前川さんの作るSF作品が好きで舞台もたまに観にいきます。好きな役者さんが出演されていたこともあり、完成披露試写会でこの映画を観ました。前川さんらしい不思議な雰囲気に役者さん達の素晴らしい演技。好き嫌いは分かれそうですが、私は好きです。公開後も1度だけ劇場に足を運び観た作品です。
前川さんは、これを舞台の作品として作ったわけだよな。すごいなぁ。最終的にそこに持っていくんだ…って、うん、やっぱすげーな。
知人の勧めで鑑賞。 観終わったあとの気だるさ、心を抜かれたような気持ち。 例えようがない。 リピしました。
ストーリーとしてはSF風にある意味現代の日本人の甘さや怠惰さを写したものと感じました。 この映画で特に自分が好きだった点としては俳優さん方の演技力です。 特に松田龍平さんや高杉真宙さんの侵略者側の演技はなんとも本当に人間離れしているような不気味ささえ感じさせられました。 しかし捉え方によっては雑なSF風でもあるような気がしなくもないので好き嫌いは分かれる作品だと思います、私は好きです。
難し目のお話だけど何度も見返してきちんと理解したくなるお話
キャストが豪華でみんな役に合ってました!ちょっとシュールだけど曲の合わせ方とかが面白くて全然見てられます!特に祐里ちゃんのクールな感じ?の演技は初だったから感激でした!
高杉真宙が出てるの知らずに観ました。彼の演技が素晴らしい!目が怖い!今後注目していきたい。
残念なことに私は全く物語の世界にに入り込めなかったです。 頭の中に色んな荷物を沢山詰めんこんで重くなっている現代人の姿を、SF風にわかりやすく描いた、表現はいいのだけど色々とツッコミどころ満載だし、グダグダ感が否めない。 舞台のように閉鎖された空間で、人間の内面世界に特化したところではいいけれど、この内容を、映画にするならもう少し上手いこと纏めて欲しいと思ってしまいました。 長澤まさみさんの怒り顔の演技、松田龍平さんの飄々とした佇まいや高杉真宙さんの異星人ぶりなど役者さん達の演技はみんな割と良かったのに脚本のせいなのか、後半になるにつれて茶番っぽくなってきて、全く乗れないままラストに行ってしまったのはなんか悔しいです。 VFXの雑さは言うまでもないし、別にどうでも良いのですが、ノーランのダンケルクを朝観たその後に観たのは失敗した私のスケジュールに少しだけ自己嫌悪中。
『美しい星』が"ある日いきなり自分に宇宙人という自我が芽生える作品"であるのならば、本作は"宇宙人に既に乗り移られた作品"。本当の真治が、本当の天野がどんな人格だったのかはわからない。本当のあきらは唯一登場するけど、彼女の素性は「金魚すくいをするJK」と「ただいま!の肉声」だけ。この作品は本当の姿を全く描こうとしない。そこに私は芸術性があると思った。 真治はどんな人物だったのかは、鳴海の語りでしか表現はされず、関わる人物は妹以外他人である。宇宙人は真治と共存をする為に努力をし、ガイドである鳴海に対して愛着を無意識に持つ。でも、愛という概念を理解できない真治と天野がそれぞれのガイドに対して持った愛着は、概念としては何に属するのか…。んー、難しい!誰かから吸収した概念の派生で創られたのか、元々の惑星でその感情と呼べるものは存在するのか。"仲間"と呼べるものは居て、でも"仲間"の説明は地球に来た時点ではできない。じゃあ彼らの素性はどんなカタチのどんなものなんだろう…。 宇宙人と人間との関係を描くと、どうしても人間により制作され人間にみせる作品には人間の主観が混ざり混ざって答えは永遠にない。それでも余白とぬるさによって人間ってなんでこんなに宇宙について考えてしまうのかな!今年は邦画のSFが多くて、同じ環境で国柄の価値観で生まれたこの作品たちのことを考えられて嬉しい!
決して万人受けする作品ではないけれど、大好きなテイストの映画だった。 概念を奪う宇宙人という奇をてらった設定だけど描かれているテーマは普遍的な愛だと感じた。 松田龍平がとにかくかわいいので、1度観て欲しい
冒頭のシーン、タイトルでの作品イメージと実際違うと思います!ヒューマンストーリーで複雑ながらも心が温かくなりました。
タイトルとあらすじを見た段階で宇宙人もの??SF的な??と俳優さん目当てであまり内容には期待していませんでした(すいません)実際、観てみると「これはなんなんだろう…??」よくある宇宙人侵略モノとはひと味もふた味も違う。ありふれた日常に入り込み気付かないうちに侵略されていく…淡々と進むストーリーの中にじわりじわりと恐怖とゆうかソワソワ感。主演の松田龍平さんが見所について「日常の中の違和感」とおっしゃっていましたが正にそれです。その違和感に気づいた時は遅いのかもしれない。そんな中に描かれる夫婦の愛は切なくて…気付いたら世界観に引き込まれてしまう作品でした。
観る前は、宇宙人とかアクションとか、 SFファンタジー満載のキーワードが引っ掛かっていた。 実際に観たら、ん?となるシーンもあるけれど、宇宙人だろうが、人間だろうが、愛には誰も太刀打ち出来ないのだと。。 ありきたりなメッセージ性かも知れないけれど、一番大切なことが詰まっている。 想像以上に深い作品でした。 松田龍平さんの宇宙人が素晴らしく良かった! さすがです。
レビューは削除しました。
SFらしくないSF ストーリーで魅せます。 寄生獣的な
「散歩する侵略者」 侵略者たちは会話をした相手から、その人が大切にしている《概念》を奪っていく。そして奪われた人からは、その《概念》が永遠に失われてしまう。「家族」「仕事」「所有」「自分」…次々と「失われる」ことで世界は静かに終わりに向かいます。もし愛する人が侵略者に乗っ取られてしまったら。もし《概念》が奪われてしまったら。あなたにとって一番大切なものは何ですか? 完成披露上映会に行ってきました。テーマは愛。最後のセリフはちょっと野暮な気がしましたが、全体を通しておもしろかったです。ジャーナリスト桜井(長谷川博己)が最高に振り切ってる。どのキャラクターも魅力的でしたが、桜井には震えました。情報解禁から長い間待った甲斐があった作品です。 舞台挨拶はもう、ね。松田龍平と長谷川博己が2人揃って目の前にいるんですよ。死にますよね。初日も死んできます。
侵略者に概念を奪われた人たちの奪われた後の演技が面白かったです。
オリジナルである舞台版ってこんなラストだったけかな? イキウメは結構好きでそれなりに観ているんだけどな。。。 まあ、それはいいとしましょ。記憶力の低下をツッコまれるのは悲しいので。 結論から述べてしまうと、自分を愛してくれている人から愛を奪ってしまったらダメ!! 後にあるのは孤独だけ。周りにどれだけ人がいても自分の心が。特にそれが自分のパートナーだったら。 これが来てしまうと、他のドラマ、ストーリーや映画のメッセージ性などはもはやどうでもいいです。 ある歌詞でありますね。 あとは哀しみを持て余す異邦人 まさにこれです。 #散歩する侵略者
この映画の侵略者がもたらしてくれるのは現代に対する強烈なメッセージだ。 この映画は侵略者の視点と人間の視点から描かれている。もっと詳しく言えば、人間を理解しようとする侵略者、ただ冷徹に任務を遂行しようとする侵略者、愛の力を信じる人間、人間への愛を無くし侵略者にシンパシーを感じる人間などと言えると思う。 満島真之介の演説がこの映画の1番のテーマだと感じた。余計なものをみんな欲して、それを手に入れる為、もしくは奪われない為に戦争や争いが起こる。特に日本ではくだらない事ばかりみんな気にして、他人を蹴落とす事ばかり考えている。この映画はそんな我々の心を浄化してくれる。 『三度目の殺人』に続いて本当に素晴らしい作品を観た。映画の魅力という魅力を存分に詰め込んだ大傑作だ。
冒頭、松田龍平さんの宇宙人が地球人に乗り移ったばかりの、まるで生まれたての子鹿のような身のこなし、それに呆れる長澤まさみさんの冷めた感じがとてもいい。その後のそれぞれの徐々に変わっていく感じもとても素晴らしい、この二人を見るだけでも十分な見応え❤︎
黒沢清監督作品のなかで、こんなにも観たあとにほっこりとした気持ちになったのは初めて。 劇団イキウメの2005年の舞台が原作で、大島弓子のようなかつての少女マンガを思わせる。 2000年代に流行ったセカイ系っぽくもある。
侵略とかほんとに宇宙人の話だとはおもわず、事前知識なしでみたため、本当に宇宙人話だったので、ある意味衝撃的だった。 人間の良いところを宇宙人が理解できるのか!みたいな感じで。 侵略だからもちろん宇宙人は感情がないしやりたい放題だけど、人間のことを学習して行くたびに、面白い感じになっていった。 ただの宇宙人話ではなく、何気にテーマがあって深い話だった。面白く、興味深くみられた。
期待以上。 静かなSF、宇宙人。 松田龍平の宇宙人良かった! 記者の長谷川博己も個性的だった。 締めがまた、良かった。
意外と面白い内容だったと思う。 こんな感じに侵略してきたらどーなんだろうか? まぁ、アリかなぁ〜 ただ少し、侵略者が弱い感じがする。 あとは最後が自分的には少しガッカリな感じでした。
外部に観察者(今回は侵略者)を立てることで、内部(今回は人間)がどうなっているのか、明らかにしようとするよくある思考実験の一つという印象。家族とは?所有することの意味とは?仕事とは?愛とは?人を人たらしめている概念はなんなのかを表現している。また、今回は概念を理解するだけでなく、失うとどうなるのかという点も考察されていて面白い。考えながら面白く観れました。
監督と長澤まさみさんの登壇ありの上映会にて。 今年一番感動しました。現代の映画のほとんどに出てくる“愛”をこれほど真っ直ぐに、斬新に描いている。その愛に涙が止まらない。 タイトル通り、散歩するように侵略をしていく宇宙人なのだが、もちろん彼らは人類の敵。なんてったって人類を滅ぼそうとしているのだから。しかし、その侵略者たちは人間に何を気づかせてくれたのだろうか? まず、満島真之介演じる丸尾だが、彼は引きこもりらしい。真ちゃんは丸尾の家に入ろうとするが止められる。そこで真ちゃんは疑問に思う。「なんでこの家は丸尾のものなのか?所有とはなにか?」 そして、所有という概念がなくなった丸尾はどこか清々しい。所有という概念があるから憎しみが生まれると堂々と演説する丸尾に引きこもりの影はなくなった。 概念が奪われたこれらの人を見ると、これから普通の生活を送れるように見える。丸尾は宇宙人に感謝しているし、生まれ変わることができたのだ。 宇宙人としては悪気しかないのだ。人類を滅ぼすための生け贄として概念を奪って行くのだから。 そして、これからも数人、様々な概念が奪われるのだから鑑賞中、なぜかその侵略を楽しんでいる自分がいる。それは、まさにSFの醍醐味と言える地球人の常識に逆らうような結果が見れるから。奪われる概念によって反応が違う点がエンターテイメントとして純粋に楽しめる。 そして、鳴海と真治の愛の喪失と再生の物語が美しい。とはいっても、真治は宇宙人ではないか?あるシーンで、自分が真治のような気がしてきて、一体化してるような気がするというセリフがある。つまり、これこそが普通の状況では育めない愛であるということに感動が押し寄せる。いつもどこかに行ってしまう夫を毎回「どこ行ってたの〜」と言ってあげる鳴海が本当にいい。デパートのようなところで真治が鳴海を抱きしめてあげるシーン。とにかく大好きです。 いままでうまく手に入れられなかった愛を手に入れたと同時に手放したという真実。そして愛こそが人間の全てかとでもいうような極端な表現。まさに極論だが、自分を見つめ直してしまう。 桜井と2人の宇宙人のシーンと鳴海と真治のシーン。この2つの対比がとにかく安心感と高揚感を併せ持っていて居心地がいい。 最後に、素晴らしいと思うのがラストの桜井。あのシーンは何度考えて見ても映画を超越していると思う。彼はまさに人間としてではなく、生き物として人生を選んだのだ。あの時の彼が素の桜井でも、宇宙人に乗っ取られていたとしても、心に響く。 SF映画として、とにかく美しい映画。
賛否分かれるようですが、大人3人の演技は際立ってます。 特に長谷川博己さん、平凡で時に非凡な怪演は素晴らしかったです。
マサミファンとして観た。原作知らないが純文学を映画化すんの、もーやめねーか。 文学なら頭で想像する楽しさあるが映像にしちゃうと陳腐w 開局記念で作った20年前の子供向けドラマかっ!て感じ。 エンドロール短か! エキストラ以外の出演者やスタッフ少ないってことかな。 やっぱ開局記念にしかww
よくある宇宙人からの侵略を、宇宙人(に協力する地球人)側から描いた物語。なのでとても斬新でした。 前半は独特の雰囲気で物語が進んでいて、タイトル通り「散歩する侵略者」という不思議な不気味な感じが出て引き込まれました。 ただ後半あの戦闘とか必要かな?今までの雰囲気がぶち壊しだったような、、、 独り身の地球人は宇宙人から友情を学び、宇宙人は利用してきた地球人から愛情を知るということを描きたかったのだと思いますが、少し分かりにくかったと思います。個人的にはもう少し丁寧に描いて欲しかったな。 愛というものを壮大に描いて、いろいろ取りこぼしている感じがしました。発想やストーリーは斬新で面白いです。
特に「概念」が…。 わりと風呂敷広げてみたけど 結局大部分の設定が未回収のまま 感動的なエンディングってことなんでしょうが 申し訳ないですが、ついていけなかった。 で、不自然に暗くなっていく照明とか フロントガラス越しの長回しの劇とか 仕切りがまるでないいかにも撮影しやすそうな 主人公の家の間取りとか もういいですから…。 監督本人曰く、 「ウルトラセブン的なな世界観を」とか語って それを評価する向きもあるようだけど、 あれって「ウルトラセブンが出てくるから」の 価値な訳じゃないですか。 非常に自慰的でなんかズレてると思います。 そういう印象しか残らないほど なんだか納得いかない後味の悪さばかりが 思い出される2時間強でした。 [20:30]渋谷シネパレス・シネマ2️⃣ :おまけ 〔パンフレット評:☆5.0満点〕A5判・全68頁|¥900 映画の内容にはあまり納得がいかなかったというのに、このパンフレットは単体として個人的に"最高"に近い出来だと思いますね。購入時には「え?こんな小さいのに900円もするの⁈」と正直躊躇しましたけど、いざ鑑賞後に見開いてみたら、サイズは小さいながらも劇中のキーポイントとなるシーンが他作品のパンフレットではあり得ないほど豊富に掲載されており、容易に映画のフィードバックができました。もう「簡易フィルムコミックかよ⁈」ってぐらい最初から最後まで載ってます。これは非常に素晴らしいことだと思います。加えて主演5人のインタビューも複数ページに渡ってあり、しかも最後は各人のピンナップ付き。いやはや豪華過ぎです。さらには監督インタビューに、コラムに、プロダクションノートにと、しっかりと基本的に欲しい情報は抑えられてます。各項目の合間には水色の薄い紙の仕切りがあり、想定も丁寧。ま、これが値段が割高な最大の理由なのかな。材質自体はザラ紙(といえばいいんでしょうか)でラミネート系の加工はないものの、逆にそれが小さい冊子サイズと相まって、手にしっとりとフィットしてこれまた頁は多いのに読みやすい。ま、汗かくとすぐ表紙がフニャフニャになっちゃいそうなので、適度に休憩しながら読むのがベターですが。いや、もっかい言いますが、このパフレットは満点です!映画自体を気に入った方はもちろん、絶対の購入をオススメしたい良パンですね🥐。