あらゆる欲へのマインドコントロール
starstarstarstarstar - 6年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
ユーロライブにて試写会鑑賞。
主人公のクレールは20年寄り添った夫と別れひとりで生活し、彼氏にも唐突にふられてしまう。
その彼氏とまた繋がりたく、SNSを通してクララという別人を装いアカウントをつくり、そのアカウントで彼氏の友達と近付き別人格のまま彼氏の友達アレックスと恋をするという話だ。
アラサーの自分にとってはSNSを通して相手の顔も知らず声だけで恋に発展するというだけの展開に若干理解が遅れてることは否めないが、まぁそれなりに楽しむことはできた。
この作品ではSNSで別人を装うことで恋に発展するきっかけになったが、まぁこれはSNSでなくても自分の身分や素性を偽り相手を騙した恋の先には永遠はないということと同じだと感じた。
クレール自体、別人格のクララとアレックスを破局させクレール自身とアレックスが恋に落ちることになった。
それにも関わらず、結局偽りは相手を騙すことはできても自分を騙し続ける事には限界が来てしまう。
結局本当に自分の事を好きなのか、クララを忘れるために自分を愛してるのではないかと今度は相手を疑うようになってしまう。
最後はアレックスと別れ、彼が生きている事も確認ができ回復プログラムは終えたように見えたが、また誰かに電話をかける意味深な描写で終わる。
彼女は結局人との繋がり、人から愛されること、優しくされる事への欲が強く根本的にそこが満たされない限り繰り返すのではないかと勝手ながら解釈しこの作品を見終えた。
SNSの普及により自分の存在を他人に知らせる事は簡単な時代になった。ただ時として人間とはよく深く、さらにその先の欲求を満たしたくなる。
本来人から愛される事、優しくされる事は相手があっての事だからこちらから果敢に求めてはいけないものだ。
それをSNSを通して、自分を偽る事でいまは手に入れることもできるのであろう。
改めてこの作品を通して人間誰しもが持つあらゆる欲へのマインドコントロールの大切さを知ることができた。
架空の世界を漂う中年女
starstarstarstarstar - 5年前
序盤。SNSで偽名と歳をごまかして自分の欲求だけで若い男に近づく嫌な感じの中年女。
中盤。相手を傷つけたことに自分も病む。永遠の若さという幻想に逃避する中年女。
終盤。現実を拒絶して真実を見ようとしないのは忘れたい過去があったから。自分自身も騙されていた中年女。
サスペンス映画だった
starstarstarstarstar - 5年前
切ないラブストーリーだと思ったらハラハラドキドキのサスペンス。
ちょっとホラーも入ってたかもw
頭の良い女性のはずなのに、こんな幼稚で傷つくことが分かりきったことをやるかな。
若さって残酷だ。
この地球上に生まれて、同じ時を生きているだけでも奇跡なのに、恋愛対象となるとほんの20年くらい違うだけで難しくなって来る。
愛する人と出会えるって、実は奇跡中の奇跡なのかも。
ジュリエが救った映画
starstarstarstarstar - 6年前
最近良く中年女性の悩みを語る映画に出るようなイメージ。
けどこちらはクリスティンがないからストーリーのちょっとしたサスペンス以外にはほぼジュリエだけが救いの人性に関する映画。
わたしの知らない私の素顔 なんか寝てしまった。
starstarstarstarstar - 6年前
本日2本目の映画だったので、少し眠ってしまったようで、残念。
難しい映画、フランス語なので、字幕だけだと疲れちゃう。
何かいい方法はないかな。ー
最後まで持続するぞくぞく感
starstarstarstarstar - 6年前
SNSという現代的なツールを使いながらも人間の弱さ、若さに対する拘りなど普遍的なモノを描いている
クレールが自分自身が作りあげた虚構の世界に飲み込まれていく様子が怖すぎ
そして徐々に明らかになる、その背景が、なんとも悲しい
そして、あのラスト…
ありがちな話
starstarstarstarstar - 6年前
ありがちな話を意味深な哲学を匂わせて作っているのが、おフランス映画。良くも悪くもおフランス映画。大したひねりじゃない。
大女優は素っ裸より素顔を晒す方が勇敢だ。まるで死顔。
精神疾患
starstarstarstarstar - 6年前
ずっと、「あ〜、世の中には、こういう人(SNSを利用して、成り済ましをしてやり取りをしている人・妄想的な恋愛をしている人)は結構いそうだなあ。」と思いながら、特別面白味もないなあと思いながら客観的に眺めていたけれど、ラスト辺りからは、内容が… 続きを読む
ずっと、「あ〜、世の中には、こういう人(SNSを利用して、成り済ましをしてやり取りをしている人・妄想的な恋愛をしている人)は結構いそうだなあ。」と思いながら、特別面白味もないなあと思いながら客観的に眺めていたけれど、ラスト辺りからは、内容がコロコロして来て、多少の面白味は出てきた。
ただ、こういう主人公のような人って、かなりの病気だなあと思った。(最後に明かされるけれど、)病的になったきっかけは、まあともかくとして、、。
終わり方も、精神疾患的異常性が非常に現れていた。
気持ち悪い世界だ。