難民問題を比較的軽めで
starstarstarstarstar - 6年前
日本人には理解しにくい題材は、重い。しかしフランスにしては軽めに仕上げてきて見易い。
個人主義のフランスにおいて、周りの人間が少しずつ動かされてゆく感じは胸をうつ。
登場人物が皆丁寧に描かれている。自国では威厳のあった父親の情けなさが物… 続きを読む
日本人には理解しにくい題材は、重い。しかしフランスにしては軽めに仕上げてきて見易い。
個人主義のフランスにおいて、周りの人間が少しずつ動かされてゆく感じは胸をうつ。
登場人物が皆丁寧に描かれている。自国では威厳のあった父親の情けなさが物悲しい。チェスのオーナーと先生、難民センターで仲良くなる子供たち、チェスクラブでの生徒たち。
意外に深く考えず、よくあるサクセスストーリーだと思って見てみてほしいです。
子どもっていいな
starstarstarstarstar - 6年前
ストーリーは実話に基づくとあって、最後のエンドロールには本人達の映像とその後のエピソードの流れるところが、個人的に好きな演出。
それより、ファヒムと共にチェスを学ぶ子役達がいい感じ。特に唯一の紅一点のルナがファッションも含めてかわいい。子どもは子どもの中で育っていけるんだなぁ。師匠だけじゃダメというところが、さりげなく語られていたのがとても良かった。
生まれた国は選べない
starstarstarstarstar - 6年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
せっかくチェスの才能があるのに、生まれた国が違うから大会参加を拒否される。
理不尽と思うけど、日本で外国人横綱が出てきたとき、全く抵抗がなかったわけではなく…でも彼らも才能があって日本に生まれなかっただけで。生まれる国は誰も選べない。
私だって海外で住みたい。でも今の世の中「どこでも住める」「どこでも仕事ができる」わけではない。芸能人は簡単に行っているイメージがあるが、実際には就労ビザはとても難しい。
ファヒムの家族は祖国で住みづらい理由があったけど、理由の有無関係なく「住みたい国に住む」ってことが許されるべきか。どこでも住めるようになって欲しいけど、いろんな人が無条件で日本にも住む? どっちが良いのか難しいなぁ…と考えてしまう映画でした。
ファヒムが海が見れたシーンは、とても感動した。
実話 泣いてしまいました
starstarstarstarstar - 6年前
パングラデッシュのチェスの得意な少年がフランスの難民になるお話
事実は小説より奇なり。
実話なのに、よくあるサクセスストーリーのようなキャラクター深い人たちや奇跡のようなことが起こる。少し脚色してるところもあるのかしら?
もちろん彼はた… 続きを読む
パングラデッシュのチェスの得意な少年がフランスの難民になるお話
事実は小説より奇なり。
実話なのに、よくあるサクセスストーリーのようなキャラクター深い人たちや奇跡のようなことが起こる。少し脚色してるところもあるのかしら?
もちろん彼はたまたまチェスが得意で、奇跡も起きて良いことがあったけど、まだまだ辛い人たちもたくさんいる。こういう映画を通してそういう現実に興味を持って、世界情勢や歴史を調べたくなる。
フランス革命もそうだけど、パリ協定もだけど、
フランスに旅行した時も、日本でよく会うフランス旅行客たちも、仕事で会うフランス人を見ても、やっぱり少し意識高いし進んでるなぁーと思う。環境とか人権とか健康とかそういうのに凄く意識高い人が多い印象。
日本はやっぱり、文化的には発展途上のアフリカやアジアの中で少しだけ、発展している国のひとつに過ぎないなぁ。。
でもフランス映画だから?そこまで悪いフランス人はあまり出てこない。警察とか難民センターの人とか。もちろん相手の男の子やコーチはコミカルに悪い感じにしてあるが。
奇跡的なサクセスストーリーがあるからこそ映画化にもなったんだろうけど、実話なのに?実話だからこそ?うまくいかないことや、ひどい目にもたくさん会う。
こんな状況下にも、子供に寄り添い、チェスをやらせようとするお父さん、知らない異国で頑張ってるお父さん。感動です。
個人的には雪が降るシーンと主人公が友達の同情に あんなの哀れに思われてるだけだと それまでの悩みや苦労を 一言に集約されてるように感じたシーンに胸を打たれた。
とても良かったーー!
物語以外の事を考える
starstarstarstarstar - 6年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
生まれる場所は選べないからねぇ。
難民問題は…難しい。
救いの手は必要だろうが、無条件に誰でも救える国はないんじゃないだろうか?
もちろん、難民を無下に死んで良いとは思わない。だが、救えるか?俺が…。行動出来ない者がいろいろ語れますまい。
主人公は救われた。父親は大ピンチだった。この差が国や政府の都合ってのを考える。
考える映画。それだけ価値がある。
好きになれない
starstarstarstarstar - 6年前
難民申請の事情聴取でインド人通訳がバングラデシュ人の申請の邪魔をするため、嘘の通訳をする場面がある。インド人の難民申請が通りやすくなるように、バングラデシュ人の難民申請を妨害しているらしい。バングラデシュ人の難民?不法滞在?のホームレスのテ… 続きを読む
難民申請の事情聴取でインド人通訳がバングラデシュ人の申請の邪魔をするため、嘘の通訳をする場面がある。インド人の難民申請が通りやすくなるように、バングラデシュ人の難民申請を妨害しているらしい。バングラデシュ人の難民?不法滞在?のホームレスのテントや小屋が密集している場所が出てきた。ということは国別のキャンプがある?アフリカ系、中東系、アジア、南米系とか、貧民街が乱立しているのか。チェスの先生も、父親も、主人公も、そんなにいい人間じゃない。フランス語を覚えないし、状況を変える働きかけもしてない、たいして努力していないように見える父親。子どもに威圧的な先生。攻撃的な主人公、あんまり好きになれない。フランス人は寛容だ。
敵は世の中の矛盾
starstarstarstarstar - 6年前
フランス実話系。
チェスクラブの指導者役の太っちょおじさんがいい味。
そして、主演(ファヒム役)の新人アサド・アーメッドの演技がまた素晴らしい。
チェスを通じて「好きなことに夢中になれば国籍も年齢も関係なく、皆が気持ちを通わせられる」とい… 続きを読む
フランス実話系。
チェスクラブの指導者役の太っちょおじさんがいい味。
そして、主演(ファヒム役)の新人アサド・アーメッドの演技がまた素晴らしい。
チェスを通じて「好きなことに夢中になれば国籍も年齢も関係なく、皆が気持ちを通わせられる」という一つの理想を見せていました。
そういった純粋な子供の交流を描く一方で、根底には移民問題があり、フランスの人権に対する姿勢・方向性へ疑問を投げつけていた印象です。
滞在許可を取る為には就労が必要だが、滞在許可がなければ就労はほぼ不可能という、制度の矛盾を作中で指摘していました。
チェスのチャンピオンになることよりも、そういった世の中の矛盾と戦う子供の話だったと思います。
異国の地で...
starstarstarstarstar - 6年前
家族が大好きな少年の物語
見慣れたヒューマンムービー
starstarstarstarstar - 6年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
政治難民に苦しむ少年ファヒムが父親とフランスへ逃亡
し、そこでチェスを通して立派な大人へ、そしてフランス国民へと成長していく作品。
実話ベースのためそれなりに見応えはある。ただ個人的には決して悪い意味ではないが、よく見慣れたヒューマンムービーだったかなと言う印象。
ファヒムの出身国であるバングラデシュとフランスの言語間の違いや文化、価値観の違いをうまく描き、時にはそれを笑いとして描かれている。
またこの作品ではファヒムや父親が特別大きな差別を受けたりそれらによって苦しむ姿を強く描かれておらず比較的ポピュラーに見られる作品に感じた。
ファヒムの師となるシルヴァンは古いタイプの良き指導者という姿に見えたが、所々でチェスト人生を重ねる事のできる言葉を送ってくれる。
一人の少年のチェスによるサクセスストーリーだけを描くのではなく、難民をはじめとしたファヒムの背景にある世界的な問題も描かれているが比較的分かりやすく描かれストーリーは展開されるため大人から子供まで楽しめる作品に思えた。
個人的には良く見る見慣れた作品に感じてしまったが、気になる方は是非見て損はないと思う。
ファヒム パリがみた奇跡
starstarstarstarstar - 6年前
時間のルーズなど文化の違い、フランスの人権重視の考え、ジェラールドバルビューも久々にみれてよかったです。
ファヒムとの出会いがパリの人々を変えてゆく
starstarstarstarstar - 6年前
チェス盤に吸い込まれるような緊張感に大興奮!
難民問題のジレンマを描きつつ、ファヒムの魅力が周りの人々に“一歩踏み出す勇気”を与えてくれる映画でした。
実話を基にした映画なので、どこまでが実話でどこからがフィクションなのかはわかりませんが… 続きを読む
チェス盤に吸い込まれるような緊張感に大興奮!
難民問題のジレンマを描きつつ、ファヒムの魅力が周りの人々に“一歩踏み出す勇気”を与えてくれる映画でした。
実話を基にした映画なので、どこまでが実話でどこからがフィクションなのかはわかりませんが、映画として伝えたかったテーマは、「人は人との出会いによって自分を変える事が出来る」ということだったように思えます。
頭の回転が早く、ユーモアにとんだファヒムはすぐさまコミュニティに溶け込み、
彼の抜きん出たチェスの才能を目の当たりにした人々は、彼の熱量に圧倒され、彼から刺激を受け、彼の為に協力し、彼が更に大きな舞台で羽ばたけるよう働きかける。
それぞれ自分達が出来る、自分に合った方法で。
個人レベルの働きかけであっても、その熱量が通じ、組織や国を動かすことだってある。
いかにも民衆が人権を勝ち取ったフランスらしい闘い方。
そして、変わるのはパリの人々だけではなく、ファヒム自身も。
個性的な仲間やコーチとの関係の中で、いろんな刺激を受けて変わっていきます。
「チェスは戦闘だ」と言い切り、とことん勝ちにこだわるスタイルだったファヒム。
終盤のチェスシーンは圧巻でした。
実は、今回一番楽しみにしていたのは、ジェラール・ドパルデュー様の演技!!(≧∀≦)
久しぶりのフランス映画だし、彼が演じるってことは、きっとコーチは一癖も二癖もある人物に違いない!と期待値MAXでしたが、
やはり唸るしかない名演技でした。
見事に期待を超える気難しさww
乱暴で言葉も悪く、独裁的に教室の子供達を萎縮させているように見えますが、
徐々にチェス以外には無頓着で、人付き合いも不器用な一面がわかってきます。
そんなチェスバカの彼が、ファヒムの置かれている立場を、彼なりに理解しようとしていて…
二人が心を開くシーンが素晴らしく、チャーミングで笑える演技もさすがでした。
ファヒムを演じたアサド・アーメット君は、利発そうな顔立ちのイケメンですが、ひとたびチェスとなると鋭い眼光を放つ。
子供らしい茶目っ気のある笑顔とのギャップ萌え!
好きにならずにはいられません。
マチルド役のイザベル・ナンティも『アメリ』の頃と変わらないフェロモンがすごい!!
この映画の中で、一番自分の殻を破った人物かもしれません。
ルナちゃんの柔らかな魅力も素敵。
チェスの仲間達も個性的で、どの人物もキャラが立っている!
最初に友達になるのがアジア系のレオだったり、それぞれの家族や立場を一瞬で描き出す演出力が素晴らしい。
でもそれは、映画全体を通しても言えることで、たとえちょっとした役であっても、悪役ですら愛すべきキャラクターとして描かれていて、その人物のバックボーンが感じられる。
やっぱり監督が役者でもあるからなのでしょうか?
丁寧で豊かな人物描写に引き込まれました。
最後に、ファヒムを守る為に仕事も家族も置いて一緒に渡仏した父親について。
ファヒムとは対照的に描かれますが、ある意味この映画の中で“変わりきれなかった人物”なのかもしれません。
責任ある立場でやりがいのあった仕事を失い、フランスの文化にうまく馴染めず、どんなにか自尊心が傷つけられた事でしょう。
滞在許可さえあれば就労するのは簡単ですが、滞在許可を取る為には就労が必要。
大いなる矛盾を抱えている移民問題につても、考えるキッカケとなる一本だと思いました。