ミナリ
starstarstarstarstar - 5年前
題名のミナリ=セリ(芹)のこと
たくましく根を張り2度目の旬が美味しい事から子供世代の幸せの為に親の世代が一生懸命に生きるという意味が込められている。
移民家族のお話だったので、いじめや差別問題かと思っていたら全くなく皆さん優しい☺
た… 続きを読む
題名のミナリ=セリ(芹)のこと
たくましく根を張り2度目の旬が美味しい事から子供世代の幸せの為に親の世代が一生懸命に生きるという意味が込められている。
移民家族のお話だったので、いじめや差別問題かと思っていたら全くなく皆さん優しい☺
ただ家庭内に苦労が耐えない(どこのお家でもある問題だが・・・)とても淡々と進んではいくが退屈にはならないのはすごい。
私の中でのスティーブンユアンはグレンのイメージが強すぎるのでとても新鮮でした。
いまこのテーマか?ハリウッドが自信なくしてないか?
starstarstarstarstar - 5年前
移民の話しは過去から山ほどあった。それがアジアということで新しいのだろうか?ストーリーに新鮮な驚きは何もない。
パラサイトが作品賞になって驚いたが、これがまたノミネートされたことに驚く。昔のハリウッドなら相手にしないだろうが、三年前から自信喪失している。
丁寧に丁寧に。時折大胆に。
starstarstarstarstar - 5年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
物語はそこまで大きな波もなく淡々と進んでいく。
最後こそ一波乱あるが、正直なことをいえば冗長に感じてしまった。
ストーリーとしては、
農業での成功を夢見る父と家族を第一に考える妻、
しっかり者の姉と、心臓に病を抱えた息子、
そして、風変わりなおばあちゃんの5人家族がアメリカという地で生活をしていく話。
韓国系移民ということで、差別や格差、宗教をテーマにしているのかなと思ったが、そんなことは全然なく、
出てくる人は親切な人ばかり、子どもは『なんで平べったい顔なんだ?』と素直に疑問をぶつけてくるがいじめなんかはなくむしろとても寛容。
どちらかと言えば、農作物の買取を反故にした同じ韓国人の方が印象は良くない。
自分の信念を持って子どもに成功を見せてあげたい父親像は国とか関係なくどこでも同じだろうし、そんな旦那に振り回されながらも子どもを第一に考えてたとえ片親になっても育てていくという強い意志を持つ母親像も想像にかたくない。
唯一、トレーラーハウスを面白がり、料理は出来ず、片言の英語でディンドンブロークンとか言っちゃうし、口悪く花札をして、プロレスを見ているおばあちゃんだけがちょっと異質。
一度口に入った栗は食べたくないし、何かと話しかけてくるのも面倒だし、変な匂いがするのもなんかわかる、笑
息子にとって、最初こそよくわからない嫌悪の対象だった祖母が、一緒に過ごすうちに近い存在となり、花札も口の悪さと一緒に出来る様になるし、プロレスも夢中になって見て、遂には、おしっこを飲ませてどんな味だった?と聞く始末。
最後、走っておばあちゃんを引き止めに行くシーンは緊張と興奮。
劇中では、おばあちゃんが脳卒中になってから暗雲立ち込める。
自分でなんとかしようとするばかりに偶々ではあるが、納屋に火が付いてしまう。
希望の光が見えていた父親からすれば悲劇以外の何者でもないが、結果的には何もかも無くなったことで再び家族が一つになる。怪我の功名なのかな。
ただ、個人的は悲しく受け取ってしまった。
父親は結局家族より仕事を優先して自分勝手に振る舞う割に、お金を稼いで成功しなければひよこと同じで役立たずだし、女性は子どものために懸命に生きる母親こそあるべき姿で、移民はその土地に習い、ミナリのように雑草魂で慎ましやかに暮らさないといけない。みたいな。結局ダウジングやるし。
でも意図としては、
セリは逞しく育ち、2度目の旬が最も美味しいと言われていることにかけて、次世代(子ども達)の幸せのために、親が懸命に生きるという意味が込められているらしい。
(韓国映画ではないが)韓国の家族がメインでアカデミー賞候補となるとパラサイトみたいなのを勝手に想像してしまっていたが、想像してたよりは何も起きないし、伏線かと思うものは全然伏線じゃない。
大衆娯楽映画を見過ぎで何か変な期待をかけてしまっているのだなと反省。
強いて言うならば、この映画のメッセージは、
日々を懸命に生きることの尊さなのかな。
ディビットは病状が良くなっていってるし、再建に向けて着実に歩み始めて終わるが、おばあちゃんの目は虚空を見つめていてこれからも困難と希望の繰り返しなのかなと考えさせられた。
他の人のレビュー読んで咀嚼したり考察見たりしないと正直面白くはないと思う。(funnyな場面はあるけど)
また一つ勉強になった。
無題
starstarstarstarstar - 5年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
観る前は移民の差別的な要素が含まれた作品なのかと思っていたが、そうではなかった。淡々とした作品であった。いろいろな方のレビューを読んで、ミナリというタイトルの意味とかなるほどなぁと勉強にはなった。ただ、子どものために頑張る親は真新しいものではなく、自然のことに思う。それよりも、個人的に記憶に残ったのは、ヘビに石を投げる子どもに、おばあちゃんは言う「そんなことしたら隠れちゃうよ、見えてるのは危険ではない。見えなくなる方が危険なんだよ」
これがこの作品の核かなと。
すごく夫婦喧嘩をする。子どもたちはそれを見てる。時には止めようとする。一見、家族崩壊にも通ずるシーンだけど、おそらく見えてるのは危険ではないんだろうなと。見えなくなった時がおそらく終わる時。
苦しいこととか、ムカつくこととか、いろんな事がある。でもあの家族はとても幸せな家族だと思う。全部見せ合ってる。
それを別の角度から見せてるのが、破天荒なおばあちゃん。
最後、父親が、立派に根付いた芹をとりながら「おばあちゃんの功績だ」みたいなことを言う。
おばあちゃん、事故を起こすけどさ、家族を根付かせたのも、これまたおばあちゃんの功績。
ユン・ヨジョンにアカデミー助演女優賞を
starstarstarstarstar - 5年前
ミナリは韓国語のせり(芹)
どこにでもすぐに根を張ってよく育つ。
愛し合って夢を抱いてアメリカへやってきた韓国人夫婦。
なかなか生活が楽にならない事で喧嘩が絶えない。
その度に幼い姉弟は「喧嘩をやめて!」と大きく書いた紙飛行機を両親に向か… 続きを読む
ミナリは韓国語のせり(芹)
どこにでもすぐに根を張ってよく育つ。
愛し合って夢を抱いてアメリカへやってきた韓国人夫婦。
なかなか生活が楽にならない事で喧嘩が絶えない。
その度に幼い姉弟は「喧嘩をやめて!」と大きく書いた紙飛行機を両親に向かって飛ばす。
ウォーキングデッドで残酷な死を遂げたスティーブン・ユァンが、韓国野菜農業で成功して家族を支えるという夢を抱く逞しい父親を好演。
子供達が無邪気で可愛い。
とりわけ心臓病を抱えるデイビッドの表情や仕草がこの映画のまさに心臓部。
ある日韓国から母方の祖母がやって来た事で家族に大きな変化が訪れる。
最初は粗野なおばあちゃんに馴染めなかったデイビッド。
ずっと走る事を止められて、家族から守られる存在で
ずっと自分は弱い子だと思って来た。
でもおばあちゃんは拙い英語で
「ストロングボーイ」と言ってくれた。
ボクは強いと思わせてくれる優しいおばあちゃん。
過酷な土地だがそこに根付こうとする家族が寄り添って生きるアメリカの大地に、おばあちゃんが植えたミナリが力強く根を育っていた。
韓国の大女優ユン・ヨジュンが演じるおばあちゃんがとにかく素晴らしい、
アカデミーにノミネートされるなら是非助演女優賞を獲って欲しい。
沁みる
starstarstarstarstar - 5年前
静かにストーリーが進行するのが沁みる。よくあるおふざけ韓国映画とは一線を画しているのです。
個人的には、「パラサイト」みたいなトリッキーな映画でなく、このような作品でアカデミー賞をとってもらいたい。
タイトルの意味は劇中で知って欲しい。そしてエンドロールの文章に泣かされる。
見終わった後、実家の家族に会いたくなること間違いなし。
終始漂う死の香り
starstarstarstarstar - 5年前
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再出発。子供の心臓病。走るな。タイフーン。吹き飛ぶトレーラーハウス。判別。分断。燃やされるオスひよこ。口論。韓国教会に行きたくない韓国人。地下水。ダウンジング。信じない。怪しい隣人。ゴミを燃やす。不燃ゴミ。おばあちゃん。花札。料理できない。友達いない。教会。十字架男。それ以上は行ってはいけない。池。蛇。渇く農作物。止まる地下水。ピストル自殺。尿失敗。脳梗塞。病院。祈り。良くなった心臓。家族と農場。納屋を焼く。燃える農作物。消えようとするおばあちゃん。走る子供。ミナリ。
全部、死を連想させる。
映画全体に漂う死の香り。
映画を見ているとこう思う。
嫌な予感がする。
「死」が向こうからゆっくりとやってくる。
しかし、そうではない。
「生」と「死」はカードの裏表。
背中合わせ。
いつひっくりかえるか誰にもわからない。
花札を出すように、急にバシッと「死」のカードがでることがある。
まさにそれが人生。
思い知りました。
この映画は誰も死ななかった。
この家族には幸せになってほしい。
きっとこれからはいい方向に行く。
ホラー&サスペンス!
starstarstarstarstar - 5年前
夜中に婆さんにあんなトーンであんな歌うたわれたら、怖くてトラウマになる!!
婆さんの言動一つ一つが子供にとってみると老人に対して疎ましく、嫌いになる要素がふんだんにあった。
決して心温まるハートウォーミングな作品では無く、最後の夫婦の近づき… 続きを読む
夜中に婆さんにあんなトーンであんな歌うたわれたら、怖くてトラウマになる!!
婆さんの言動一つ一つが子供にとってみると老人に対して疎ましく、嫌いになる要素がふんだんにあった。
決して心温まるハートウォーミングな作品では無く、最後の夫婦の近づきも吊り橋原理に似たようなもので映画全般を通じて常に破滅的な刹那的な様相と背中合わせのサスペンスであったと思う。
その意味でも見えないよりも見えたほうが怖く無くていい!!
家族を幸せにしたい
starstarstarstarstar - 5年前
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大きな盛り上がりはないけど、一つの家族の再結束を描いた映画。
アメリカで成功したいために、家族の絆がぐらついてしまう。必死になると、人って感謝することや甘えること、謙虚な気持ちになることを忘れてしまうんですね。家族を幸せにしてあげたいだけなのに…
どう足掻いても事態は好転しない。いや、細かくはデイビッドの事とか好転しつつあるの。でも気がついてない。
如何にもこうにも収拾つかなくなった時「だったらゼロからやりなおしちゃえば?」ってな感じで、破天荒おばあちゃんがきっかけを作ってくれた。意図してないけどね。
ミナリ(セリ)は生命力、繁殖力が強いらしい。ラストでミナリが青々と生い茂っていて、これからの家族のことを暗示しているようでホッとします。破天荒おばあちゃんグッジョブ!
デイビッドと破天荒おばあちゃんの関係がとても気持ちいい。ものすごく2人とも可愛いです。
終盤でデイビッドが走る場面、号泣してしまいました。映画の中で成長を感じました。
自分は移民じゃないから
starstarstarstarstar - 5年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
なかなか感情移入できなかったけど、新しい土地で生きようとする家族の物語として楽しみました。
何がなんでも土地を開拓しようとする夫と、あるがままの状況を利用するおばあちゃんの対比はなんとも興味深かったです。