来週はいよいよシルバーウィーク！みなさんは秋の５連休をどのように過ごす予定ですか？
ショッピングや旅行もいいですが、シルバーウィーク中の９月２１日は敬老の日。
この機会に祖父母に会いに行ってみてはいかがでしょうか？
今回は敬老の日に合わせて、年を重ねることは素晴らしい！そして祖父母に今年も元気でいてくれてありがとう、と思わず感謝を伝えたくなるような作品を映画ランドスタッフ独自で厳選し、ご紹介します！
◼︎最高の人生の見つけ方（2008）
──あなたもきっと作りたくなる、「棺桶リスト」
まずは、感動の名作からご紹介。ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの２人の名優が主演を務める超感動作です。
金持ち経営者のエドワード（ジャック・ニコルソン）と自動車整備士のカーター（モーガン・フリーマン）は、余命６ヵ月の宣告を受けてしまう。カーターとエドワードは“スカイダイビングに挑戦する”や“世界一の美女にキスをする”など、死ぬまでに叶えたいことを綴った「棺桶リスト」を作り、実現するため病院を抜け出し、人生最後の旅に出る……。
「最期を待って病院で安静に過ごすなんてまっぴら！」という２人の旅は、棺桶に後悔を持ち込まないために、人生そのものを楽しむ旅です。自分の人生の過ごし方について考える機会を与えてくれる映画です。
◼︎アンコール！！（2013）
──最愛の妻に捧げる、愛の歌
笑えて泣けて、どこかほっこりとする隠れ名作映画。
老婆マリオン（ヴァネッサ・レッドグレーヴ）の楽しみは、お年寄りたちの合唱団「年金ズ」でポップスやロックを歌うこと。 「年金ズ」が国際合唱コンクールのオーディションに出るという計画がたった矢先、彼女のガンが再発してしまい、練習に行けなくなってしまう。 マリオンの夫で頑固者のアーサー（テレンス・スタンプ）は彼女の代わりに練習に行くことになるが、 気難しい彼を待ち受けていたのは個性的な合唱団だった……。
風変わりな「年金ズ」のお年寄りたちの、ロックはもちろん、ヘビメタやラップ、ロボットダンスやエアギターまで面白おかしくこなしちゃう姿が見所です。原題の「Song for marion」からも分かるように、この映画は夫が妻のマリオンに歌を捧げた愛の物語なのです。いつかこんな老夫婦になりたい、と思う方も多いのではないでしょうか。
◼︎カールじいさんの空飛ぶ家（2009）
──人生は最高の冒険だ。
過去に生きるカールじいさんが大冒険！
最愛の妻が先立ってしまいひたすら過去を懐かしむ７８歳のカールじいさんが、人生の最後に長年の夢だった“伝説の滝・パラダイス・フォール”を目指し、我が家に無数の風船を付けて空の旅をする。ところがその時、少年ラッセルが一緒に乗ってきてしまい、カールじいさんは渋々ながらもラッセルを招き入れ、一緒に旅をするハメになる……。
人生にはカールじいさんが妻を亡くしたように、大切なものを失ってしまうことがあります。それは辛く苦しいこと。しかしいつまでも過去を見ていたら前に進みません。一歩踏み出せば、同時に新しい大切なものを得ることができる、と私たちに投げかける映画なのかもしれません。
◼︎やさしい嘘と贈り物（2010）
──あなたは“優しい嘘”を見破ることができますか。
孤独な老人が、ある女性に恋するファンタジックなラブストーリー。
アメリカのとある小さな町に一人で暮らしている孤独な老人ロバート（マーティン・ランドー）は、あるとき近所に引っ越してきたメアリー（エレン・バースティン）という女性と知り合い、２人は恋に落ちる。職場の若き共同経営者マイク（アダム・スコット）やメアリーの娘アレックス（エレン・バーンステイン）など、周囲の人々の協力もあって２人は順調に愛を育んでゆく。しかし、ロバートは毎晩のように悪夢にうなされる……。
衝撃的なオチがあるので、レビューはもちろん、宣伝コピーや予告編も一切見ずに、何も知らない状態で観るのがおすすめです！この映画の“優しい嘘”が、愛に溢れた人生はこんなにも素晴らしいのだ！と私たちに語りかけてくるような映画です。
◼︎マルタのやさしい刺繍（2008）
──マルタ８０歳、ラグジュアリーショップはじめました。
周囲から反対されながらも、夢を叶えるために奮闘するおばあちゃんの物語です。
スイスの小さな村に暮らす老婦人マルタ（シュテファニー・グラーザー）は夫に先立たれて深く落ち込みながら、毎日を過ごしていた。そんなある日、ひょんなことから彼女は若いころの夢だった、自分の刺繍（ししゅう）でデザインしたラグジュアリーショップを開くことを思い出し、友人の応援のもとお店を開店させる。マルタが夢を再び追い求める姿を見ていくうちに友人たちにも心の変化が……。
夢に向かって頑張ることは、人生を豊かにしてくれる。それに年齢なんて関係ないのだ、と夢を応援してくれるような映画です。
◼︎ウォルター少年と、夏の休日（2004）
──変わり者のジジイたちと過ごした、とびきりおかしな休日
今回ご紹介した映画の中で、一番ハチャメチャな老人たちが出てくるのがこちら。
１４歳の少年ウォルター（ハーレイ・ジョエル・オスメント）は、だらしない母親の勝手な都合で２人の大伯父さんの家に預けられる。２人の大伯父さんは気難しくて頑固者のジジイだった。セールスマンが家にくるとショットガンをぶっ放して追い返し、町の不良少年にも素手で勝ってしまうほどの破天荒ぶり。そんな２人に、はじめは戸惑うウォルターだったが、次第に心を通わせていく。父親を知らないウォルターは２人から男らしい生き方を学び、２人の老人もまた、忘れていた大切なものを取り戻す……。
どっちが子供でどっちが大人か分からなくなるような、ジジイたちの破天荒ぶりが見所です。こんなカッコイイジジイになりたい！とすら思う人もいるのではないのでしょうか……？特に男性の方にオススメの、心温まる男の友情物語です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
気になった作品があったら是非、映画ランドでチェックしてみてくださいね♪
