映画『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』日本版フォー・ホースメン結成イベントが29日、都内にて行われ、「人の脳に侵入し情報を読み取る」ブレインダイブで知られるマジシャン・新子景視をはじめ、テツヲ（ROUTE13）、Magura（マグラ）らが出席。さらに、マジック未経験の鈴木奈々が日本版フォー・ホースメンに“弟子”として加わった。
ジェシー・アイゼンバーグ主演でマジシャン集団とFBIの攻防を描いた『グランド・イリュージョン』の続編。ド派手なショーで不正に搾取された金だけを奪い、FBIをも欺き世間から喝采を浴びるイリュージョニスト集団フォー・ホースメンと、トリックを暴こうと罠を仕掛けてくる天才エンジニア、ウォルター・メイブリー（ダニエル・ラドクリフ）の心理戦を描く。
新子ら3人は、大きなカラのファイヤーケージから一瞬で鈴木を登場させてみせた。マジックを仕掛けられた鈴木は「すごい嬉しかった！初めて！大成功！」と興奮しきり。「私が消えたの初めてだったので、消えられて登場できて、今安心してます」と笑顔を見せ、マジックの経験は「新人です！なので色々教えていただきたいと思います！頑張ります！この映画を観て、（マジシャンに）なりたいなっていう気持ちになったんですよ。だから弟子にして頂きたいです！」とコメントした。
そんな鈴木にマジックを伝授する新子は「直感ですが、才能を感じるというか、只者じゃない感じがする」と語り、「マジックは日々の訓練で成り立つものなので、毎日練習して積み重ねていけば必ず出来るようになる」と背中を押した。8月24日に開催される本作のイベントで、マジックを披露することになった鈴木は「私もイリュージョンやりたいので、本当にこの映画を観て、違う自分を見せたいなって思ったので、本当に変わりたいです！おバカ、おバカっていつも言われてるから、本当に違う自分を見つけたいです、今日から！もうおバカと言わせない！」と意気込みを明かした。
また、本作を鑑賞した鈴木は「すごかった、本当にやばかった！本当に、イリュージョンが雨を止めたり、トランプで人を消したり、ハラハラドキドキ止まらなかった。でも感動もあって、最高の映画でした。もう一度観たい！本当にやばかった！」と興奮しきりに語った。一方、プロマジシャンから観た感想を聞かれた新子は「実際に映画でやっているマジックは、すべて理論的には再現可能。非常にマジシャン的にも、もちろん一般の方にも楽しんでいただける映画だと思います。『現実の世界でも起こるかも』と思いながら観ると非常にエキサイティングで、映画を観てて、現実なのか、はたまた違うのか、錯覚してしまうような映画になっていますね」と絶賛していた。
イベントでは、新子がトランプを使ったスタンダードなマジックを披露。「引いたトランプを当てる」マジックを見た鈴木は「すごい！すごい！なんで！」と連呼。新子が鈴木にトランプを「宙に撒く」方法を伝授すると、「やっぱり才能を感じますね。（新子のマジックを）見ただけで手の形とかわかってる。初めてにしては良い」とセンスを感じた様子。鈴木は「私なんかできる気がする！頑張ります！」と手応えを感じたようで、最後に「毎日トランプ触ります！一ヶ月間全力で頑張ります、絶対に成功させたい」と気を引き締めていた。
映画『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』は9月1日より全国公開
