映画『何者』ガールズ試写会が6日、都内・スペースFS汐留にて行われ、佐藤健と有村架純が登壇した。
『愛の渦』の三浦大輔が監督・脚本を務める本作は、就職活動を通して自分が「何者」かを模索する5人の大学生をリアルに描き出す青春ドラマ。人を分析するのが得意な青年・拓人役に佐藤健、天真爛漫だが着実に内定に近づいていく光太郎を菅田将暉、光太郎の元カノで拓人が思いを寄せ続ける瑞月を有村架純が演じるほか、二階堂ふみ、岡田将生、山田孝之が共演する。また、本作の劇中音楽・主題歌をプロデューサー・DJの中田ヤスタカが担当し、米津玄師がゲストボーカルを務める。
「かっこいい！」「かわいい〜♡」と黄色い歓声を浴びて登場した2人。佐藤は「皆さんもかわいいっすよ」と照れながらこぼすと、会場の盛り上がりは一気に最高潮に。イベントには、女性ファン150人が「〇〇系女子」と自身の特徴を表すシールを付けて参加。客席を見渡す2人は「スピーカー系女子」「ほくろフェチ系女子」「ライオン系もいる！肉食ってことなのかな？」と興味津々な様子を見せた。
有村も自身を「マイペース系女子」と答え、「健さんに『ナマケモノみたい』って（笑）」とにっこり。佐藤は「すべての動きが丁寧なんだけど若干遅いんだよね。現場でも、本番前にみんなで座ってコップ出して水とか飲んでるんです。もう一回テイク行く時に、自分の周りのものは全部芝居する前の状態に戻さなきゃいけないじゃないですか。みんなパパパッとやる中、有村さんだけゆっくり（笑）一つ一つの動きが丁寧」と有村のマイペースな一面を明かした。有村は「慌てるといいことないじゃないですか。絶対あたふたしちゃって、早く何処かへ行きたいの物落としちゃったりとか。そうなるよりは冷静な方が」と述懐していた。
トークでは、観客から女子の本音を聞き出す「恋愛意識調査」が行われた（質問にYES・NOで回答/トータライザーで集計）。「告白を2回以上したことがある」というお題に26人がYES。佐藤は「単純に女性が告白することに驚いてます！ちょっと『誰かに告白したこともある人』も聞きたい。70人かな」と話すと、そのお題にYESを押したのは74人。予想に近い数にドヤ顔を浮かべる佐藤を横に、有村は「できれば男性の方からしてもらえたら嬉しいけど、でも自分の気持ちを伝えたいと思ったら言うかもれないですね」と明かした。
続いて「付き合ってすぐに同棲するのはアリ」というお題には32人がYES。有村は「10人くらいかなと思ってた。私はすぐには無理ですね」と語り、佐藤も「絶対無理でしょ！お互いやっぱりすぐにだと見せられない部分とかあるはずだから、その状態で生活を一緒にするのは難しいんじゃないかな」と吐露。
また「友情よりの恋愛のほうが大事だ！」というお題にYESは19人。佐藤は「100くらいいると思ってた。そうなんだ！もちろんどっちが良い悪いっていうわけじゃないですが、友情はわがままをいくらでも聞ける。恋愛をちょっと重視してる方がちょうど良いと思う。友人はそれをわかってくれるから。僕は恋愛の方をちょっと重視しているところはありますね。それくらいの姿勢でいる方が、程良いんじゃないかな」と自身のを明かした。有村も「恋愛をとって、友情が崩れてしまうのは本当の友達じゃないとは思うし」と共感していた様子。
さらにイベントでは、佐藤と有村が演じる役と、菅田将暉扮する光太郎が三角関係を繰り広げる本作にちなみ「いま三角関係で悩んでいる」というお題も。15人がYESを押すと、佐藤が「その相手がいま隣に座っている！」と、さらに突っ込んだお題を投げた。すると、3人がYESを押したようで、2人をはじめ観客も「えー！」とどよめき。佐藤は「押した人はいま固まってる方だよね！？」といじわるな顔をのぞかせ、有村は「円満なんじゃないですか？お互い正々堂々頑張ろうよ、みたいな」と話していた。他にもトークでは、佐藤演じる拓人のイメージ「“冷静分析系男子”は好きだ」（YES：39）、菅田扮する光太郎のイメージ「“天真爛漫系男子”は好きだ」（YES：88）というお題もあがり、大盛況のままイベントは幕を閉じた。
映画『何者』は10月15日より全国東宝系にて公開
【CREDIT】
監督・脚本：三浦大輔
出演：佐藤健 有村架純 菅田将暉 二階堂ふみ 岡田将生 / 山田孝之
公式サイト：http://nanimono-movie.com/
音楽：中田ヤスタカ 主題歌：「NANIMONO(feat.米津玄師)」中田ヤスタカ
企画・プロデュース：川村元気
©2016映画「何者」製作委員会
