独特の映像美と世界観から世界中のファンを虜にするアレハンドロ・ホドロフスキー幻の日本未公開作品『ホドロフスキーの虹泥棒』が26年の時を経て11月12日に全国順次公開される。この度、よ後編が解禁となった。
『サンタ・サングレ／聖なる血』に続く長編第6作目として創り上げた本作は、飼い犬のダルメシアンにしか興味がない風変わりな大富豪の遺産を巡る親族の奔走を描く。アカデミー賞名誉賞受賞ピーター・オトゥール、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞受賞オマー・シャリーフ、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『スター・ウォーズ』シリーズへの出演も記憶に新しいクリストファー・リーの名優3人が集う。
メキシコで深夜上映され大ヒットし、ジョン・レノンやアンディ・ウォーホルらが絶賛。カルト映画の代名詞となっている『エルトポ』『ホーリー・マウンテン』で知られるアレハンドロ・ホドロフスキーが、英国に呼ばれて監督した初のメジャー資本大作だ。1990年にヨーロッパのみで公開されたものの、アメリカや日本でも完全未公開だった本作だが、今回ホドロフスキー自らの監修によるディレクターズ・カット版（92分・公開当時は87分）が完成した。
予告編では、ホドロフスキー監督自らが再編集を施しデジタル化したことで、今は亡きアカデミー賞名誉賞受賞ピーター・オトゥール、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞受賞オマー・シャリーフ、そしてドラキュラ伯爵役や『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『スター・ウォーズ』シリーズへの出演も記憶に新しいクリストファー・リーの3名優の生前の姿が鮮やかに蘇っている。
映画『ホドロフスキーの虹泥棒』は11月12日より渋谷アップリンク他全国順次公開
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