浅野忠信主演、台詞を排した衝撃的フィルム・ノワール『壊れた心』1月7日公開

2017年1月5日

第27回東京国際映画祭にてコンペティション上映された浅野忠信主演のフィリピン映画『壊れた心』が1月7日より公開されることが決定した。

ベルリン、ヴェネツィア、ロッテルダム国際映画祭で注目され、フィリピンのデジタル映画の父と言われているケヴィン・デ・ラ・クルス監督がメガホンを取った本作は、マフィアが宗教と力で支配するマニラ・スラム街を舞台に繰り広げられるロマンス・アクション。撮影に迎えられたのは香港、日本のみならずハリウッドでも活躍する生きる伝説、クリストファー・ドイル。日本を代表する俳優・浅野忠信が主演に抜擢され、国際的なアジア映画が誕生した。今回、大規模なクラウドファンディングの成功により日本での劇場公開が決定。上映劇場詳細は下記へ。

あらすじ

歪んだ愛情を持つマフィアのゴッドファーザーは女（ナタリア・アセベド）の護衛を最も信頼する部下（浅野忠信）に任せる。冷酷な殺し屋とワガママで衝動的な美女、2人が恋に落ちるのに時間は掛からなかった。追っ手が迫るなか、殺し屋と美女は街を捨てる。目まぐるしい映像とパンクオペラ的な音楽とともに展開していくストーリー。2人の逃避行は一体どこに辿り着くのだろうか…。