『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊』初日舞台挨拶が14日、都内・丸の内TOEIにて行われ、「動物戦隊ジュウオウジャー」から中尾暢樹、柳美稀、南羽翔平、渡邉剣、立石晴香、「手裏剣戦隊ニンニンジャー」から西川俊介、松本岳、中村嘉惟人、矢野優花、山谷花純、多和田秀弥ら総勢11名が出席した。
「スーパー戦隊シリーズ」第40作品目、歴代レッド総勢40人をはじめ、全スーパー戦隊が勢揃いする本作は、絶体絶命の危機から地球を救うため、未来から1人の少年がやってくるところから始まる。敵の術中にはまってしまったジュウオウジャーに対し、悪の妖怪だと信じこんでしまうニンニンジャーが攻撃を仕掛けていく。かつて1998年放送の「超獣戦隊ライブマン」にて、レッドファルコン/天宮勇介を演じた嶋大輔が、Vシネマ以来15年ぶり声優としてゲスト出演する。
映画の封切りを迎えたことに、ジュウオウイーグル/風切大和役中尾は「こうやってニンニンジャーの皆さんと迎えられて嬉しい。朝早くから（ファンに）来ていただいて、それだけ愛されているんだなと感じました！」と喜びを明かすと、アカニンジャー/伊賀崎天晴役の西川も「もうその通りですね！みんなでステージに立てて幸せです」と乗っかり、笑顔をのぞかせた。
TVシリーズがクランクアップを迎え、最終話を2月に控えているジュウオウジャーのキャスト陣。経験から学んだことを尋ねられると、「（ファンと）お会いした時にこうして笑顔を与えて、僕らも皆さんから元気をもらう。そういう関係性がすごく素敵だなと思います」（中尾）、「チームワークの大切さを感じた」（柳）、「幅広い年齢層から声援をもらえるのはすごく嬉しい」（南羽）、「僕らがステージに立てるのも、ニンニンジャーや歴代の先輩方のおかげ。皆さんと一緒に笑いあえることができて光栄」（渡邉）、「伝統を感じました。放送前から応援してくださって、本当に愛されている作品だと感じました」（立石）と思い思い語った。
また、本作のサブタイトルにもなっている「未来からのメッセージ」にちなみ、「過去の自分に激励のメッセージを贈るなら？」と問われたニンニンジャーのキャスト陣。西川は「1日1日をもっと大切に過ごして欲しい。こうして映画に帰ってこれたのは本当にすごいことなので、ジュウオウジャーの皆さんにも仲間を大事に、1日1日を過ごしていただきたい」と共演した中尾らにもメッセージ。
続けて多和田は「ちっちゃい時にガオレンジャーをよく観ていた。スイミングスクールに通っていたんですが、泳ぐのが苦手で泣いていたことがありました。でもガオレンジャーを観て元気をもらっていたので、その時の自分に『将来、アメリカから来たハンバーガーで変身するスターニンジャーになってるよ！だから元気出してね』って伝えたい。ちびっこのみんなにも、目標とかに向かって頑張って欲しい」とエール。松本は「過去の激励ではないんですが、やっぱり全力で取り組むのが大事。本当に後悔しないように、今の自分に『もっと本気出せよ』って言いたい」と気を引き締めていた。
イベントでは、エンディングで流れる「レッツ！ジュウオウダンス」を全キャスト揃って生披露。松本が他のキャストが踊っているのを真似するような仕草を見せたり、多和田が後ろから勢いよく前に飛び出してきて観客を笑わせるなど、会場はこの日一番の盛り上がりをみせた。フォトセッションでは、秘密戦隊ゴレンジャーよりアカレンジャー、ジャッカー電撃隊よりスペードエース、超獣戦隊ライブマンよりレッドファルコンが登場した。
急遽、体調不良で欠席となった國島直希からコメント
ジュウオウザワールド/門藤操役の國島直希です。本日は体調不良により、舞台挨拶に登壇できなくなってしまい、本当に申し訳ございません。悔しい想いでいっぱいですが、治療に専念して、1日でも早く撮影に復帰したいと思います。
この映画は、子供達が楽しめるかっこいいシーンや、面白いシーンが沢山あります。戦隊レッドが勢ぞろいするシーン、エンディングのジュウオウジャーとニンニンジャーのダンスは、きっと大人の方々にも楽しんでいただけると思います。次のイベントまでには必ず治して、元気な姿を皆さんにお見せしたいと思います。本日は皆さんの笑顔に会えずとても残念ですが、操を見て皆さんが笑顔になってくれたら嬉しいです。
フォトギャラリー
『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊』は全国公開中
「ジュウオウジャーVS ニンニンジャー」製作委員会 ©石森プロ・テレビ朝日・東映AG・東映
