『ビッグ・アイズ』（106分） 1月23日公開
監督：ティム・バートン（『アリス・イン・ワンダーランド』『チャーリーとチョコレート工場』）
出演：エイミー・アダムス／クリストフ・ヴァルツ／ ダニー・ヒューストン／クリステン・リッター／ジェイソン・シュワルツマン ほか
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1960年代アメリカのポップアート界でブームとなった絵画「ビッグ・アイズ」シリーズをめぐり、実在の画家マーガレット＆ウォルター・キーン夫妻の間に起こった事件の行方を描いた伝記ドラマ。監督は、自身も「ビッグ・アイズ」シリーズのファンであるティム・バートン。マーガレット役に『アメリカン・ハッスル』『魔法にかけられて』のエイミー・アダムス、ウォルター役に『イングロリアス・バスターズ』のクリストフ・ヴァルツ。
1960年代のアメリカのアート界を揺るがした実際のスキャンダルを、『チャーリーとチョコレート工場』などで知られるティム・バートン監督が描く。どこか悲しげな大きな瞳の子どもを描いた絵画「ビッグ・アイズ」は、50年代から60年代にかけてハリウッド女優からも愛され、世界中で大ブームを巻き起こす。作者のウォルター・キーン（クリストフ・ヴァルツ）は美術界の寵児として脚光を浴びるが、実はその絵は内気で口下手な妻マーガレット（エイミー・アダムス）が描いたものだった。富と名声の両方を手にした2人だったが、欺瞞の日々は長くは続かなかった。自分の感情を唯一表現することのできる「ビッグ・アイズ」を守るため、マーガレットは真実を公表することを決意する。なぜ彼女は、夫の言いなりになったのか？なぜ彼女は、全てを捨てると決めたのか？
『ANNIE アニー』（118分） 1月24日公開
監督：ウィル・グラック（『ステイ・フレンズ』『小悪魔はなぜモテる⁈』）
出演：ジェイミー・フォックス／クワベンジャネ・ウォレス／ローズ・バーン／ボビー・カナヴェイル／アドウェール・アキノエ＝アグバエ／デヴィッド・ザヤス／キャメロン・ディアス ほか
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1982年にも映画化された名作ブロードウェイ・ミュージカル「アニー」を、舞台を現代のニューヨークに移し新たに映画化。いつか両親に再会できる日を信じてけなげに生きる少女アニーを『ハッシュパピー ～バスタブ島の少女～』で史上最年少のアカデミー主演女優賞にノミネートされたクワベンジャネ・ウォレスが演じる。共演は、『Ray レイ』でオスカー俳優となったジェイミー・フォックス、ミュージカル初挑戦のキャメロン・ディアスら。製作を務めるウィル・スミスとジェイ・Zが「TOMORROW」などおなじみの名曲を新たにプロデュース。
アニー（クヮヴェンジャネ・ウォレス）は、産まれて間もない頃にレストランに置き去りにされて以降、意地悪なハニガン（キャメロン・ディアス）が営むニューヨークの施設に引き取られ暮らしている。10歳になった彼女はいつの日か両親に会える日が来ることを夢見て、かつて置き去りにされたレストランに通い続けていた。ある日、アニーは車にはねられそうになるが、IT長者でNY市長候補のスタックス（ジェイミー・フォックス）に偶然助けられる。潔癖症で偏屈なスタックスは孤児であるアニーの境遇を選挙戦に利用しようと考え、彼女を引き取ること。共同生活を送る二人だったが、アニーの両親に関する重大な知らせが届き……。
『KANO 1931海の向こうの甲子園』（185分） 1月24日公開
監督：マー・ジーシアン
出演：永瀬正敏／坂井真紀／ツァオ・ヨウニン／大沢たかお ほか
（C）果子電影
『海角七号 君想う、国境の南』や『セデック・バレ』2部作など日本統治時代の台湾を舞台にした作品を手がけたウェイ・ダーション監督が製作総指揮を務め、『セデック・バレ』にも出演した俳優マー・ジーシアンが初監督を務めた。野球部の鬼監督役を永瀬正敏が熱演し、彼の妻を坂井真紀が務めるほか、大沢たかおら日本人キャストも多数出演。野球を通して友情と強い絆を育む監督と部員たちの熱いドラマ、民族の壁を越え一丸となって戦う本物の野球映画。
嘉義（かのう）農林学校野球部＜KANO＞の実話を『セデック・バレ』などで知られるウェイ・ダーションが製作し、台湾で歴史的大ヒットを記録した台湾映画。1929年、日本統治下の台湾で、日本人の近藤兵太郎（永瀬正敏）が嘉義農林学校の弱小野球部新監督に就任する。近藤は厳しい指導で連敗続きだったチームを変えていき、部員たちもいつしか甲子園を夢見るようになっていく。そして31年、エースピッチャー呉明捷（ツァオ・ヨウニン）を中心とした日本人、漢人、台湾原住民の混成チームは台湾代表として遂に甲子園出場を決める。彼らの快進撃は日本中の注目を集めていく。
『二重生活』（98分） 1月24日（土）公開
監督：ロウ・イエ（『スプリング・フィーバー』『パリ、ただよう花』）
出演：ハオ・レイ／チン・ハオ／チー・シー／ズー・フォン／ジョウ・イエワン／チャン・ファンユアン／チュー・イン ほか
天安門事件を描いた『天安門、恋人たち』で中国当局から5年間の映画製作禁止処分を受けていたロウ・イエ監督が禁止令が解けた2011年に、中国の大手コミュニティサイトに投稿された夫の浮気に苦しむ女性の話をヒントに、久々に中国本土で手がけたメロドラマ・ミステリー。カンヌ国際映画祭ある視点部門のオープニング作品として上映された。なに不自由なく幸せに生活する妻、慎ましいながら息子と健気に生きる愛人。ひとりの男の二重生活によりいびつに繋がった2つの家庭は、些細な出来事でいとも簡単に崩壊し、事件は起こってしまう……3人の男女、事件を追う刑事、そして死んだ女。それぞれの思惑が幾層にも重なる、現代中国の問題を炙り出す予測不能なサスペンス。
ルージエ（ハオ・レイ）は優しい夫ヨンチャオ（チン・ハオ）とかわいい娘に恵まれ、夫婦で共同経営する会社も順調、満ち足りた生活を送っている。しかし、夫のヨンチャオには愛人サンチーと、彼女との間にできた息子がいた。流されるまま二人の女性とそれぞれの家庭を作り、二重生活を続けるヨンチャオ。ある日、ルージエは娘の幼稚園の友達ユイハンの母サンチー（チー・シー）から知らされ、夫が浮気をしている疑惑を抱き……。
『中島みゆき「縁会2012〜3 劇場版」』（100分） 1月24日公開
歌手の中島みゆきが、2012年10月25日から13年5月23日まで全国の会場で行ったコンサートツアー「縁会 2012～3」を映像化。「空と君のあいだに」や「地上の星」をはじめ、「時代」「最後の女神」といった人気曲のほか、コンサートでは27年ぶりに披露された「世情」など全20曲が演奏される。
(C) 2014 YAMAHA MUSIC PUBLISHING,INC.
