2010年に公開された大人気映画『キック・アス』のメガホンをとったマシュー・ヴォーン監督が、ヒット・ガールとその父親ビッグ・ダディの誕生秘話を描く前日譚の製作を構想中であることを明らかにした。
アーロン・ジョンソンが主演し、クロエ・グレース・モレッツがヒット・ガール役で多くの人気を集め、続編も製作された映画『キック・アス』。
最新作『キングスマン』（9/11全国公開予定）が全世界興行収入4億ドル（約480億円）を突破する大ヒット中のマシュー・ヴォーン監督が、同作撮影のためメガホンをとれなかった『キック・アス／ジャスティス・フォーエバー』の興行的な失敗と不評で第3弾の製作も決定してはないものの、ヒット・ガールの誕生秘話を描く『キック・アス』前日譚の製作を考えていることを明かした。
マシュー・ヴォーン「『キック・アス』はぼくにとってとても重要な作品で、誇りに思っている。そして、ぼくたちはそこに再び立ち戻ることを望んでいるんだ。もちろん“ぼくら”とはぼくとマーク・ミラー（原作者）のことだよ。ぼくたちはヒット・ガールとビッグ・ダディがいかにしてヒット・ガールとビッグ・ダディになったかを描く前日譚について構想を練っている。もしこれが実現すれば、『キック・アス／ジャスティス・フォーエバー』を気に入らなかった人たちにとっても口直しになればうれしい。『キック・アス3』はそれから取りかかるよ。この前日譚を作ることは、原点である『キック・アス』への愛を取り戻すことになるんじゃないかと思ってるんだ」
このプロジェクトについてまだ何も正式な決定はしていないが、マシュー・ヴォーン監督は今後スパイ・アクション映画『キングスマン』続編の製作も控えているため、すぐに実現することは難しいと思われる。
前日譚プロジェクトについて、そして現在18歳のクロエ・グレース・モレッツに代わって誰がヒット・ガールの幼い頃を演じるのか、続報に期待したい。
via：https://uk.yahoo.com/movies/matthew-vaughn-confirms-kick-ass-prequel-and-121756128476.html
