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最後の決闘裁判

4.4 153分 2021年10月15日 公開
バイオレンスPG12アメリカ
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あらすじ

百年戦争のさなか、騎士カルージュの妻マルグリットは、夫の旧友ル・グリに乱暴されたと訴えるが、目撃者はおらず、彼は無実を主張した。その結果として、生死を賭けた“決闘裁判”が執り行われることになり、カルージュとル・グリが闘うこととなるのだが……

場面写真

キャスト・スタッフ

監督
リドリー・スコット
キャスト
マット・デイモン/ベン・アフレック/ジョディ・カマー/アダム・ドライバー ほか
配給
ウォルト・ディズニー・ジャパン

クチコミ

パンフが欲しい

- 5年前

監督といいキャストといい、完璧でした。何の疑いもなく売店へ行ったら「作成されていない」とのことで非常に残念です。

誰の視点で見るか?

- 5年前
なんの前情報も入れずに見に行きました。 結論、とても面白かったです。 *長文なので、お急ぎの方はここまでで。 デューラーの銅版画「騎士と死と悪魔」という絵をご存知でしょうか?まっさきに思ったのはマット・デイモンが実写版、デューラー版画の騎… 続きを読む

なんの前情報も入れずに見に行きました。 結論、とても面白かったです。 *長文なので、お急ぎの方はここまでで。 デューラーの銅版画「騎士と死と悪魔」という絵をご存知でしょうか?まっさきに思ったのはマット・デイモンが実写版、デューラー版画の騎士だということでした(あくまで個人の感想です) この映画の中にはストーリーテリングの全ての要素が詰まってる!と言っても過言ではない、と思うくらい、これでもか!!!と色んなビジュアル言語が駆使されていました。 登場人物の目線や心理状況によってカメラアングルもセリフも異なる凝った作りで、一個の事象を多角的な視点で描いています。エンドロールにはCamera ‘A’ Camera’B’なる表記があり、現場で一体どうやって撮影してたのか気になりました。技術的なことは詳しくないですが、ストーリーボードの段階でものすごく細かく色々決めたり、編集が天才的なのかもな…と思いながら見ました。 <見どころ1> 全役者の衣装、ヘアスタイル、小道具がすばらしいです。特に、帽子の種類が圧巻です。職業や社会的立場、婚姻ステータスによって男性も女性も被る帽子の種類が違うこと。ヒエラルキーがあって、身分に応じた立ち振る舞い、装いが完全に行動規範としてあったんだなぁ、と気付かされます。絵画でしか見たことのないガーゼをかぶったようなあの帽子は実際はこんな感じだったのかぁ、など服飾好きにも堪らない内容では。 <見どころ2> 音がすごい。フォーリーアーティストがいい仕事をしている!と感動します。戦闘シーンしかり、装束を身につける際の衣擦れの音や付け襟の紐を縛る音、色んな種類の地面を馬が駆け上がる音など。ビジュアルだけでなく耳でも十分に楽しめます。 <見どころ3> どのシーンも絵画的で、この登場人物は中世の画家の誰それに出てきそうな顔だ、とか。あの帽子を被った誰それはあの絵の雰囲気に似ているな、とか見ながら西洋美術史上の有名な画家の絵が数珠繋ぎに連想されて、絵画に詳しい人ならよりいっそう楽しめるのでは?と思います。詳しくはないですが、私はデューラー、ホルベイン、ファンデルワイデン、で、乱痴気騒ぎはヒエロニムス・ボスを連想しました 笑。 このお話は史実に基づくとのことで、時代的に被っているかどうかは不明なものの…ウンベルトエーコの「薔薇の名前」に出てきそうな坊さんや、腐敗した領主、冷淡なようで実は芯を捉えたアドバイスをする姑、ゴシップ好きの女友達など登場人物も様々で見ていて飽きません。全員が全員、タロットカードの大アルカナから飛び出してきたかのようないでたちで、キャラ作りの入念さが垣間見えて楽しめます。 当時のローマンカトリックって恐ろしいし、やっぱりあの時代に生まれなくて良かった、とつくづく思わされます。現代でも残酷度や文脈は違うものの、似たようなことってあるかな?など。 観賞後の感想、解釈も色々ありそうです。 最後にリドリー・スコット監督の映画で好きなブレードランナーとブラックレインとエイリアン以外は何があったっけ?と、ふと調べたところ…彼の監督初の受賞作品の名前が「The Duelists」(決闘者)とのこと。これが、「最後のduelってことはつまり…?」と勝手に深読みして、やや興奮したことも記しておきます。

「羅生門」のような話

- 5年前

三者の真実として繰り返し描かれる場面はあの黒沢映画を思わせる。出演者が微妙な表情の変化で真実を表現してくれる。最後の決闘シーンは見ものだ。 中世フランスの人々の思考、行動にリアル感があって、自分としては同監督のグラディエーターより楽しめた。

k ネタバレ

舞台の道具立てがよかった

- 5年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

観てる途中でラストの決闘はどちらが勝つのかという想念に捕らわれるが、いやカルージュに決まってるだろ、この映画は別に理不尽や不条理を描こうとしているものではない、と判断できてその通りになる。 ストーリー的には、妻をレイプされた男が怒ってその色魔をやっつけるというただそれだけのお話しなのだが、リドリー・スコットが中世の道具立てで三者の視点から見える世界をそれぞれ撮ると優れた映画になってしまう。映画って愉快ですね。

3視点で語る男性社会の女性の物語

- 5年前

複雑で立体的な人物像がうまく成り立ち、リアル感のあるストーリーライン。 特にアクションシーンは素朴だが緊張感満載でおすすめ。

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