フェルメールの絵画の世界
予告を見て、フェルメールの絵画そのものと思って、早速見てきました。期待通りでした。ルジザなどの伝統のパンも、興味深かったです。
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臨月のお腹を抱えてカサブランカの路地をさまようサミア。イスラーム社会では未婚の母はタブー。美容師の仕事も住まいも失った。ある晩、路上で眠るサミアを家に招き入れたのは、小さなパン屋を営むアブラだった。アブラは夫の死後、幼い娘のワルダとの生活を守るために、心を閉ざして働き続けてきた。パン作りが得意でおしゃれ好きなサミアの登場は、孤独だった親子の生活に光をもたらす。商売は波に乗り、町中が祭りの興奮に包まれたある日、サミアに陣痛が始まった。生まれ来る子の幸せを願い、養子に出すと覚悟していた彼女だが……。
(C) Ali n' Productions – Les Films du Nouveau Monde – Artémis Productions
予告を見て、フェルメールの絵画そのものと思って、早速見てきました。期待通りでした。ルジザなどの伝統のパンも、興味深かったです。
女たちが数人出てくる。時に『生』は残酷だ。柔らかな光が美しく映え、印象的。
モロッコ文化味わいたい人、女の生き辛さを同感したい人、でも強く生きて行きたい人へ、お勧めする。プラス美味しそうなパンを愛でる。 この先この主人公たち女3人がどう生きていくのか、観る者の想像力に委ねられている。深い。
女性の敵は女。 サミアの存在がアブラの心を溶かしていくのが良かった。サミアがあの後どうしたのか見たものに委ねるのも常套手段でありながらも、良かった。
設定は、映画らしい設定。ストーリーは、結構地味。 ギクシャクした関係と、子供の利発さ、可愛らしさの描写。そして、モロッコのパンやお菓子がいい感じに物語に絡んできて、後半になるにつれ、ほっこりした気持ちになれる瞬間が増えてきます。 観ている間、フェルメールとフリーダ・カーロの絵がデジャブの如く頭に浮かんできたけれど、観賞後にフライヤーを見て納得。 あ、モロッコのお菓子のレシピも、検索してしまいました。
初めてのモロッコ映画鑑賞。 主人公のアブラは妊娠しておりパートナーはいない。住み込みで働ける所を探している所から作品は終わる。 断られるシーンも挟みがらパン屋として働くサミアと出会い彼女の下で住み込みで働く事となる。 サミアもまた夫を事故でなくし、シングルマザーとして娘を一人で育てている。 モロッコではシングルマザーは悪として扱われそれは子供も同じ扱いを受けてしまうそうだ。 それを恐れミアはお腹の子を産んだ後は養護施設に入れる事を強く望みながら産まれるまで強く生きる姿を。 そしてそんなミアの姿をサポートしながら、子供を養護施設に預けるのではなく育てる大切さ美しさを教えようとしてくれるサミアの姿を描いた作品であった。 最後のシーン含めこの作品ではシングルマザーで産み育てる事への確固たる答えは描いてない。それを考える過程を説いてる作品だと勝手ながら感じながら見ていた。 もちろん日本に生まれ日本で育った僕の視野ではシングルマザーだから子供を育てる資格はないだの、ましては生まれてくる子供になにかレッテルを貼るという事は想像もつかない。 もちろんそれは幸せな事なのかもしれないが同時に他国の文化、歴史を詳しく知らずにあれこれ言う事もできないのも事実だろう。 今作を見てモロッコという国の文化に触れる事が大切であり、そして異なる文化について考える事が大切だと感じさせてくれた。
なんで頼らないのかな。彼女はどうやって食べていくのか。故郷には帰れないようだし。泣いてる赤ちゃんにお乳を与えて、声を殺して泣いて、何か決意したことは分かった。とにかく、抵抗していく。そんなに明確な未来像を描いているわけじゃなくて、ていうか、描けないかな。