自分を決めつけて苦しまないで。
生涯ベスト100本選べと言われたらストップモーション アニメ『ぼくの名前はズッキーニ』は外せない。 その脚本を担当したのが本作の監督脚本セリーヌ・シアマ である。 『燃ゆる女の肖像』は微妙だったが作家性は評価するし 将来性も感じた。 「トム… 続きを読む
生涯ベスト100本選べと言われたらストップモーション アニメ『ぼくの名前はズッキーニ』は外せない。 その脚本を担当したのが本作の監督脚本セリーヌ・シアマ である。 『燃ゆる女の肖像』は微妙だったが作家性は評価するし 将来性も感じた。 「トムボーイ」は2011年の作品なので『ぼくの名前は ズッキーニ』より前の製作になる。本作の子供達の描写 が『ぼくの名前はズッキーニ』に繋がっているという訳 である。 フランスの子供達の服の色は何故かビビット。 様々な色合いが主張しているかのようで見ていて楽しい。 親達は、愛しているが、躾がだらしないのか放任主義 なのか自己責任を育てているのか、無神経にも見える。 それでもしてはいけない線は引ける母親で観客は胸を 撫で下ろす。 (昔『ぼくのバラ色の人生』という、己の性の違和を 主張する男のコの映画があった。 お母さんは認めてはいたが周りから追い詰められるよう になる。男のコが失踪する中、探す家族から離れて独り 車内で一服していたシーンが今でも忘れられない。 一服くらい、したいよね。 親だって大変である。) まだまだ人生発展途上。 決めつけるのは早すぎる。 それでも自分のなまえは正直に言えること。 その心に未来がある。