田中泯の真髄に触れたくて
第17回高円寺ドキュンタリーフェスティバルの会場へ行く。上映後、田中泯ご本人(81歳)監督の犬童一心(65歳)のトークがあり、田中氏が生物がまだ存在しない頃の場のイメージを想像しながら踊っている。という凄い話をしていた。映画の中でも紹介され… 続きを読む
第17回高円寺ドキュンタリーフェスティバルの会場へ行く。上映後、田中泯ご本人(81歳)監督の犬童一心(65歳)のトークがあり、田中氏が生物がまだ存在しない頃の場のイメージを想像しながら踊っている。という凄い話をしていた。映画の中でも紹介されるが原点はフランスの哲学者で、ずっとその踊りを続けてくれという言葉に力をもらっていた。犬童監督の大学後輩だという山村浩二のアニメーションも大変効果的で、この作品を芯から客体化させる田中泯の子ども時代が描かれる。先人たる土方巽からも、たくさん教えてもらったそうである。麿赤兒についてどう思っているか?というプログラムディレクターの山崎さん(86歳)からの質問の答えはここに書けない。「国宝」で迫力充分の白塗りを見て「それでもいいの、それでも踊るのよ」のセリフに込められた背景には壮大なモノが潜んでいる事を知った。その真髄に触れたかたどうかわからないが、田中泯の本質は少しわかった。