心の潤いを求め
鬱陶しい夏の暑さ苦しさについイライラしてしまう感情は誰でもあるだろう。機械的に動かされる人間にも守る者、すなわち生活がかかっているのだ。
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1990年文學界新人賞受賞、103回芥川賞候補となり注目を浴びた、河林 満による名篇「渇水」初の映画化作品。 日照り続きの夏、市内には給水制限が発令されていた。市の水道局に勤める岩切俊作(生田斗真)の業務は、水道料金滞納家庭や店舗を回り、料金徴収と水道を停止するという"停水執行"をすること。貧しい家庭を訪問しては忌み嫌われる俊作は、妻と子供との別居生活も長く続き、心の渇きが強くなっていた。俊作はある日、停水執行中に育児放棄を受けている幼い姉妹と出会い、自分の子供と重ね合わせてしまう。彼は自分の心の渇きを潤すように、その姉妹に救いの手を差し伸べる。
©「渇水」製作委員会
鬱陶しい夏の暑さ苦しさについイライラしてしまう感情は誰でもあるだろう。機械的に動かされる人間にも守る者、すなわち生活がかかっているのだ。
対価を払わないなら与えられない。それは当然のこと。水道はライフラインで、止められたら生きていけないから、払わなくてもまさか止めないよね?という甘えも、滞納者にあるのではないか? だから、スマホは持っていたり、他のことにお金を使っているのが明らかなのに、水道料金は払わない。ならば、水道を止めるという強行手段に出るしかない。しかし、それで、本来責任のない子供たちが公園で水を汲んできたり万引きしたりせざるを得なくなるとなれば、なんとかしてあげたくなる。 ところで、NHK受信料は、払わなかったら受信できなくすればいいのにね。どうせ嘘ばかりのプロパガンダ配信だから見ないほうがいい。
難儀な職業だ。ライフラインを止める。「生きたきゃ払え」と料金滞納者に罰を科す。非難はしないが犯人が人質の首筋にナイスを突き付けるシーンと似ている。やっぱり難儀だ。 生田斗真さんの目が死んでいたのは私生活の心が渇水していたのか。小さなテロで現状打破。良い解決策とは思えないが、姉妹を救済し、自分も次の一歩を踏み出せたのはハッピーエンドと言うべきか。 姉妹の姉役の子の演技は良かった。目力があり金で解決しようとする大人への抵抗に訴えがあった。 実在する本当の水道局員料金課の方のメンタルケアをして欲しい。 202309.18
観ましたが、ものすごく色々と考えさせられる作品。 この暑い中で見たので余計に感慨深かった。 いろんな感情が出てきました。 最後までゆっくり展開していきますが、 なにが正しいのか、正しいこととは何か。 全てのストーリーで考えさせてもらいました。
ライフラインである水を止める仕事を楽しめる人はいないと思います。 それに慣れ心も渇いていくが小さな姉妹の助けるために起こす行動、人して大人としてどうなの?と言いたくなるが理解は出来ます。 水だけでなく困っている人を見て見ぬ振りをする人が多くなっている現代にインパクトのある映画だったと思います。