良い余韻
starstarstarstarstar - 4年前
【スペンサー ダイアナの決意】
ダイアナが離婚を決意するきっかけとなった91年の王室クリスマス休暇:3日間のみに焦点を絞り、移り変わるJAZZと美しいCHANELの衣装たちで彼女の心情を表現しきった良作。
事前にプリンセスダイアナ(ドキ… 続きを読む
【スペンサー ダイアナの決意】
ダイアナが離婚を決意するきっかけとなった91年の王室クリスマス休暇:3日間のみに焦点を絞り、移り変わるJAZZと美しいCHANELの衣装たちで彼女の心情を表現しきった良作。
事前にプリンセスダイアナ(ドキュメンタリー)で予習済みだったため、
『これは実話に基づく寓話』
というクレジットから始まったのもなんのその、クリステン・スチュワートの美しさと素晴らしい表現力の牽引で、もう事実としか思えない説得力。
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王室にしろ皇室にしろ
生き方を強制されるのは
もう『この世の生き地獄』でしかないな。。。
と成婚前と結婚後で
人相がすっかり変化してしまったダイアナと雅子さん、二人のプリンセスを想いながら、彼女たちにかかった圧の種類は一般人の理解をはるかに超えるレベルであっただろうことがヒシヒシと伝わる。
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本当は好きじゃない雉撃ちにも親しみ、幼少の頃から射撃訓練させられてきたチャールズ。それを息子たちにも継承する。
それが伝統であり、務めだから。
そんなエピソードひとつからも、伝統の維持とあり方に自然な疑問を持つよう上手く演出されている。
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『国民が望む王室の姿』を体現するため
朝昼晩、あらかじめ決められ自分で選ぶことの出来ない衣装に袖を通し、何から何まで決められた順序で歩き、お辞儀し、祈り、食べ物を口に運ぶ。
既に形骸化している伝統行事に心なく参列し、メディアからはモノとして扱われる日々。
そして、
その『国民が望む王室の姿』
を維持するために使われる莫大な国家予算。
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SNSでなにもかも可視化される現代において
国家としての幻想を維持するのに、
本当に今までのような王室の在り方は必要なんだろうか?
という 開けてはならないパンドラの箱を
結果的に開けてしまったダイアナの運命は悲しいものではあるけれど、
彼女でなければ変わらなかった歴史だとも思う。
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鑑賞後、日本の皇室での出来事を思うと
自分の中で一番強く印象に残っているのは
89年に崩御された昭和天皇と、この時に強く決意されたであろう生前退位を実現された明仁上皇。
89年の1月当時、私は18歳ぐらいで容体悪化で入院した昭和天皇のリアルタイムの容体が緊急速報として流れ続ける事が本当に辛かった記憶がある。
数分置きに、吐血と下血を繰り返し、既に生命体としては亡くなって命を終えているはずなのに『天皇』であるがゆえに延々と輸血を繰り返し無理な延命措置が行われ続けた。
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誰の目にも明らかな命の終わりと、天寿を全うして眠りにつこうとする人の尊厳を奪い、吐血したら輸血、下血したら輸血、と無理矢理 引き留め 苦しみを長引かせるあの地獄のような行為は一週間も続き、お役目で対応にあたった医療スタッフ、皇室関係者、そして国民も、すべての人が心を痛めたように思う。いま思い出しても涙が出る。
そんな思いを家族にも国民にも二度とさせまいと、明仁上皇は何十年もかけて準備し、生前退位を実現させた。あの穏やかな方にあった鉄の意志だったのではないかと思う。
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映画化されるほど美しく、世界中から愛されたダイアナが入ったからこそ今の王室があるんだと、いつか遠い未来では王室からも肯定される存在となるよう、これからの王室の歴史が重ねられることを祈ります。
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■評価🌟🌟🌟.5
ある程度の集中力は必要。
観るタイミングは選ぶ作品です。
朝昼よりは、鑑賞後の余韻にゆったりと時間を使った方が良く、どちらかといえば夜向きな余韻の香る映画。(バックのJAZZが非常に良いので、夜の方が堪能できます✨)
『これぞ映画』的な画角、画質、美しさ。
サービスデイならまず損はしません。
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■劇場:ユナイテッドシネマとしまえん
スクリーン5⃣ F-1⃣2⃣
スクリーンに対して座席中央は1⃣2⃣。
公開初日のど真ん中良席でも両隣に人が居ない✨
だからユナイテッドシネマとしまえんは大好き。
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自由を重んじる国で自由を奪われる不自由さ
starstarstarstarstar - 4年前
1997年のあの事件のことは世界中のみんなが知っている。その過程を知っておきたい。
女優さんは異なるがアマプラで2013年映画「Diana」を観てから臨んだ。時系列は王室内の「スペンサーダイアナの決意」のあと孤立を更に深め、別居後の「Diana」へと続いていく。
世界一有名な女性の葛藤と悲壮は見応えあり。
2022.10.16
ダイアナの苦悩
starstarstarstarstar - 4年前
心理描写が良く描かれていた。
普通に壊れてしまうだろうなと…精一杯の抵抗。
チャールズ皇太子(ダイアナ妃が生存中)が不倫さえしてなければ、愛情をダイアナ妃に注いであげていれば、もっと大切にしてあげれば悲劇にならずに済んだと思うと胸が詰まった。
人気はさておき、メーガン妃がかつてのダイアナに見えたのは私だけかしら?
ダイアナー2怒りの脱出
starstarstarstarstar - 4年前
前半いやもうほぼ全編にわたり鬱屈の場面が続く。
現実か幻か、どちらでもとれるような映像が独特の音楽で鬱々と語られていく。
(ジャズとかいろいろでシーンに合ってるような合ってないようなで軽めの音楽なのに重さを感じさせるしと思っていたら音楽はレ… 続きを読む
前半いやもうほぼ全編にわたり鬱屈の場面が続く。
現実か幻か、どちらでもとれるような映像が独特の音楽で鬱々と語られていく。
(ジャズとかいろいろでシーンに合ってるような合ってないようなで軽めの音楽なのに重さを感じさせるしと思っていたら音楽はレディオヘッドのジョニーグリーンウッドやった。さすが!)
時に狂ったような行動を見せ、時に狂ったように子供を愛し、時に狂ったように笑う。
ダイアナには様々な一面があり、そしてそれらは押さえ込まれコントロールされようとしている。
嘔吐。憤怒。抵抗。
抵抗したいけど出来ない。
そしてさらにそこにつけ込むように旦那の不貞。
もうにっちもさっちもいかない。
心の逃げ場もない。
追い込まれた先の決意とは。
待っていたのは溜まりに溜まった膿がドバーと吐き出される開放感。気持ちいい〜。
「ランボー2怒りの脱出」のようなカタルシスが待っていた。精神的にね、あくまで精神的の(笑)
あと嘔吐の激しい映画はいい映画が多い(笑)
「嘔吐」という人にあまり見せれないシーンを映像で見せる(今回は直接的にはなかったが)。メタファーとして優秀なんでしょう嘔吐というものが。タブー感がまた。行為として精神的に響く。良いも悪いも。
(こないだ「百花」でもいい具合に嘔吐してた)
冒頭に『実際の悲劇に基づく寓話』と示され、ただのドキュメンタリーではなく「寓話」と強調される。ある意味、タランティーノ的な映画を用いた復讐と言えるのではないだろうか(歴史改変までしてなさそうだが)。
ただ王室を描くのではなく1人の女性の在り方にフォーカスし「あるがままに、自分らしく行け!」と人生に挫けそうな人の背中をドンと押してくれる、そんな力強い映画です。
主演女優さんが素晴らしく
starstarstarstarstar - 4年前
何度も泣いてしまった。
他のキャストも、よく特徴を捉えていたと思う。
自分はウィリアム皇太子と同世代で生前のダイアナさんをテレビで見た記憶はあまり多くはないが、朧げな記憶に残るあの時代の衣装やヘアメイクなどとても素敵だった。
自分も子供を持つ身として、ダイアナさんの母としての想いに共感し泣いた。
王室
starstarstarstarstar - 2ヶ月前
愛に飢えて
キジウチ
80年代の世界中からの憧れの王妃
starstarstarstarstar - 3年前
ファッション、ヘアスタイルなどの女性の好きな話題からパパラッチによるプライバシー侵害までいつも話題が多かったダイアナ妃。
今もキャサリン妃だのメーガン妃だのロイヤルファミリーのお妃様達の話題はに事欠かない。
スペンサーはダイアナ妃の旧姓、そ… 続きを読む
ファッション、ヘアスタイルなどの女性の好きな話題からパパラッチによるプライバシー侵害までいつも話題が多かったダイアナ妃。
今もキャサリン妃だのメーガン妃だのロイヤルファミリーのお妃様達の話題はに事欠かない。
スペンサーはダイアナ妃の旧姓、そこにこだわるのはわかる気がした。自由だった過去の、自分らしく生きられた過去の、家族からの愛情を受けて育った過去の本当の自分が愛しいからなんだろうと思った。
自由のない抑圧された王室生活やら、(旦那の)王子の浮気を知りつつ浮気相手と顔を合わせないといけなかったり、浮気相手と自分が同じ宝飾品を王子から受け取っていた屈辱だったり、苦悩しかない王室生活だったのね、と可哀想に思えた。過食嘔吐はストレスからくる摂食障害で、そこからまた被害妄想などや奇行などどんどん病んでいく姿は辛かった。周りにいる全員が敵に思えた中、血をわけた2人の息子達の存在は数少ない救いだっただろうな。
最後、息子達と共にオープンカーのポルシェ部飛ばしてロックを大声でシャウトし、ドライブスルーのケンタッキーを川沿いで食べるところは爽快。自由があった。
そして話はおおむね悲しいものだけど見覚えのありファッションをたくさん見れたのは楽しかった。
主役の熱演
starstarstarstarstar - 4年前
王室の環境が居た堪れないとしても、ここに出てくるダイアナはワガママで気分屋の小娘に見える。
実像はともかく、そのダイアナを熱演した主役が光る。
との視点から?
starstarstarstarstar - 4年前
ダイアナが亡くなった時は英国王室に非難があったと思います。
私もダイアナ寄りでした。
ただこの映画を観てダイアナに好感は持てませんでした。
今エリザベス女王が亡くなり英国王室の好感度は上がっていると思います。
このタイミングでこの映画を観て… 続きを読む
ダイアナが亡くなった時は英国王室に非難があったと思います。
私もダイアナ寄りでした。
ただこの映画を観てダイアナに好感は持てませんでした。
今エリザベス女王が亡くなり英国王室の好感度は上がっていると思います。
このタイミングでこの映画を観てダイアナの印象は変わりました。
子供が見ておかしいと感じる親ではありたくないし、そう思わせる親ではありたくないと思っています。決断は遅過ぎたと感じました。
ただ作り手がどの視点から作ったのか、ダイアナから?王室から?単なる実話として?気になりました、このタイミングでしたから。
事実に基づいた寓話?
starstarstarstarstar - 4年前
何処までが事実で、何処が寓話なのか分かりませんが、本作で描かれているダイアナ妃の苦悩は、実際に近しいところがあるのだろうと感じました。