シブい💞
原作自体も好きでしたが お料理に、自然の景色 温度 音など そして やはり 沢田研二さんの存在感 雪空の中 大根を洗う 沢田研二さんの 手が 愛おしい
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作家のツトムは人里離れた長野の山荘で一人、暮らしている。山の実やきのこを採り、畑で育てた野菜を自ら料理し、季節の移ろいを感じながら、原稿をしたためている。時折、担当編集者で恋人の真知子が東京から訪ねてくる。食いしん坊の真知子とふたり、旬のものを料理して一緒に食べるのは楽しく、格別な時間。歳の離れた恋人がいて、悠々自適な暮らしをするツトムだが、13年前に亡くした妻の遺骨を墓に納められずにいるー。
原作自体も好きでしたが お料理に、自然の景色 温度 音など そして やはり 沢田研二さんの存在感 雪空の中 大根を洗う 沢田研二さんの 手が 愛おしい
良い映画でした。 派手さは一切なく、言ってしまえばとっても地味です。でも味がある、という風情。 ある意味での主役である料理がそれを象徴していると思います。 たくさんの料理が登場しますが、山菜が中心で質素だけど美しい。飽食のこの時代に、こんなものを食べられたら幸せだろうなと思いました。でも自分でやるにはとても無理ですが。笑 松たか子さんの食べ方が気持ちいい。大きな干し柿を一口で食べる松さん凄かった。タケノコ、抹茶、栗、どれも美味しそうに召し上がっていて嫌味がない。 歳下の恋人と、生きるに足るものだけを作って食べる生活。という表面的な穏やかさの中に、少しずつ垣間見える人間関係の複雑さ。 特に、真知子さん(松さん)が亡くなった奥さんの後輩だったみたいなセリフが出てからちょっとハラハラしていました。 愛してくれているけれど、奥さんの遺骨はそのままにしている初老の恋人かぁ。でもそれをどうにかして欲しいとは言わなかったのは真知子さんの愛情と真知子さんから奥さんへの想いみたいなのもあるのだろうなと思いました。 奥さんの好きな物の名前の着いた飼い犬、その飼い犬は奥さんの遺骨の傍にずっといる、というのも象徴的。 それが、主人公が倒れることで今まで見ないふりをしていたことが表面化し、ああいう結論になる流れは、無理ないストーリーでした。誰が悪い訳でもない愛情だけではどうしようもないすれ違いはありますよね。 地味な格好していた彼女が一転して赤いスーツを着てきた絵面のインパクトの強さが彼女の決意と強がりの現れのようで、演出としても上手いなと思いました。 沢田研二さんのセリフは歌うよう。さすが歌手だなと思いました。地に足付いているのにどこか浮世離れ、という主人公が沢田研二さんによって具現化し更に魅力的になったと思います。年齢なりの皺や体型をしているのに、歳下の恋人が出来るのが解るな、と思わせるキャスティングでした。 義弟夫婦も、いるよな~!と思うちょっと嫌な人達。ああいう嫌な親族、います。義母も強烈な人だったので、あの嫁ならぶつかるよね。という説得力。主人公目線で見るから嫌な人達ですけど、まぁ普通にいますよね。気の強い嫁と気が弱くて嫁も母も怖い男。義弟は結局、母親に似た人と結婚したんだな笑 個人的MVPは犬の山椒です。 可愛い!山歩きしてるのになんでそんなにでっぷりしてるんだ!笑 興行期間が短くてちょっと残念です。 派手さはないから、興行収入も見込んでないんでしょうね。 でも派手などんパチだけが映画じゃないなと思わせてくれる良作だと思います。
必要以上に人と関わらず、自然と会話しながら、シンプルに美味しい食材と向き合う。本当に美味しそうでした。見終わった後ごちそうさまでした、と手を合わせたくなる作品。 朝起きて戸を開けたら一面の雪景色、美しすぎた。絶対あの家寒いけど。 沢田研二はもう少し胴回り痩せて演じてほしかったが、まあ沢田研二だしな、と諦めて観るとそれなりに納得。 日本の四季と料理に感謝。
主人公が作る料理のどれもが美味しそうで、こういう食事を求めて生きるのが、ひと本来の生き方なのだなぁと感じました。 恋人が美味しそうに食べてくれるシーンや、一緒に料理を作ってるシーンは最高でした。 食事や生活を見直そうとしみじみ思いました。
温暖化の影響でしょうか?当方は首都圏近郊に住んでいるのですが、年々四季を感じれなくなってきました。 美しい山々、湧水、小川のせせらぎ、木漏れ日、真冬の空気。撮影地の空気や温度を感じます。 日めくりカレンダーを優しく一枚一枚めくるように穏やかな生活の中で、ツトムが存在し暮らしています。 その生活は日々の食卓は簡素ながら四季を感じさせ豊かであります。 爆笑ではなくクスッと笑いの要素があるのもよいです。