イタリア的な優柔不断な男の末路
文学と音楽をこよなく愛する生活感のない優柔不断な夫。自分の浮気を胸に収めておけない弱さから、結果も考えずに妻に告白してしまう自分勝手が、一気に家族の恨みを買ってしまう。 最後に自分はこんなに我慢してきたのに、と切れて爆発してしまうが、最後まで自分の卑怯さを自覚しない。 妻の怒り、子供たちの怒りの凄まじさを見せてくれる場面は秀逸。
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1980年代初頭のナポリ。4人家族の平穏な暮らしは、夫の浮気で終わりを告げた。夫婦の絆を解こうとする父親と繋ぎ止めようとする母親。対立する夫婦の激しい口論や突然現れた魅力的な愛人、徐々に壊れていく母の姿を静かに見つめながらローマとナポリを行き来する子供たち。いびつな数年間を経て、ばらばらになった家族はささやかなきっかけで再び一緒に暮らし始める。月日は流れ夫婦は夏のバカンスへ。戻ってみると、家はひどく荒らされ、飼い猫は失踪していたー。
© Photo Gianni Fiorito/Design Benjamin Seznec /TROIKA ©2020 IBC Movie
文学と音楽をこよなく愛する生活感のない優柔不断な夫。自分の浮気を胸に収めておけない弱さから、結果も考えずに妻に告白してしまう自分勝手が、一気に家族の恨みを買ってしまう。 最後に自分はこんなに我慢してきたのに、と切れて爆発してしまうが、最後まで自分の卑怯さを自覚しない。 妻の怒り、子供たちの怒りの凄まじさを見せてくれる場面は秀逸。
浮気はいけない。不幸が連鎖していく。
そもそも夫が浮気をして、それをわざわざ妻に告白したのが諸悪の根源でしょ。なんで言うん? と思ってしまうけど、それが人間の弱さかな。 ラストの種明かしは痛快でした。
展開がわかりやすくて面白かった。 人を頼らないと生きていけないのかな。私なら捨てて新しい人生を歩きたい。
何がなくなっていたか、二人はわかっていても、これからも分からないと言い続ける。浮気の証拠とあれ。あれをヴァンダは見たのに、ほのめかしもしない。最後のシーン、息子は簡単に見つかるところに置いて出ていったから絶対に見た。離婚するまでは不倫カップルは情熱的に惹かれあっていた。離婚後、子どもたちに会いにくたび、愛人は元妻との仲を疑い、言い合いが起こる。そうなるとどちらといても地獄。夫は子どものために妻のもとに戻ったのじゃない。愛人にも責められて、元サヤに押し出されていったのだ。箱と猫の名前に隠した秘密で暗い仕返しをすることで表面の平常心を保てていた。両方失った夫の爆発を見たらわかる。