偽り
starstarstarstarstar - 3年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
悲しい話だった
これが実話だから尚更悲しい
贋札は物語を形作る一つの要素でしかなく
親子の関係性の変化が描かれる。
アルコール中毒になった母より計画性のない投資をして蒸発した父の方がいいと家を出る姉弟は楽しいサマーバケーションを父と過ごす。
子ども想いの父親ではありながら人としてはダメな人で起業家という体のいい肩書きでのらりくらりと生活をして行き詰まったら全て燃やしてリセットする。
かっこいい父親はハリボテで、
徐々にその実態が見えてくる。
虚言と衝動に支配された父は真実の見えない幼子からすればかっこよかったけど、何度失敗を繰り返しても変わらない父とは違い大人になるにつれて世界が広がったジェニファーは変わっていく。
我が子のことを本当に想ってたからこそ
虚像でもいいから立派な父親でありたかったのかな
犯した犯罪への反省はなく、ジェニファーを失望させたことや一緒にいれなかったことへの贖罪として的外れに車を買い与えようとする姿は見てられなかった。
画面いっぱいに哀愁漂う映画だった。
寂しい物語だった。
息子のような父と母のような娘
starstarstarstarstar - 3年前
犯罪映画とショパンのノクターン。
なかなかない組み合わせ。
しかもその犯罪者は低脳な軽はずみ衝動型嘘つきクズ人間ときたもんだ(笑)。
レオンのゲイリーオールドマンとベートーヴェンの組み合わせはあったけどあれはIQ高めのサイコパス仕様。
こん… 続きを読む
犯罪映画とショパンのノクターン。
なかなかない組み合わせ。
しかもその犯罪者は低脳な軽はずみ衝動型嘘つきクズ人間ときたもんだ(笑)。
レオンのゲイリーオールドマンとベートーヴェンの組み合わせはあったけどあれはIQ高めのサイコパス仕様。
こんなにも下品とクラシックは珍しい(笑)
カントリー調音楽と犯罪映画の取り合わせはもう腐るほどあるので、全編クラシックでまとめても面白かったかもしれない。
いや、でもよく考えるともうこの「クラシックを聴く」こと自体が嘘かもしれないなあ。親の自尊心を保つための。ショパンの良さをわかってるというよりか「クラシックを聴いてるオレ」に焦点が当たっているのか。
しかしジャーナリストになるくらいの娘の性質は親から引き継いだものに違いないし(どうも母親ではなさそう)、警察が褒めるほどの完璧な美しい贋札を作る技術は高い知能を感じさせる。絵の上手さが贋札作りに活きたと思われるが、この芸術センスがDNAレベルで父から娘へ継承されていたと言ってしまっていいのではないだろうか。「美しさ」を残したいという願望も。
結論。父と娘は、本質は似たもの親子。
しかし結果は違う。何が違うのだろうか。
何ががほんの少し違うだけで運命は大きく変わってくる。この父が良き父であった可能性は多いにあった。残念である。
男には2種類のタイプがある。
父親か。息子か。
女には2種類のタイプがある。
母親か。娘か。
この映画の父と娘は、息子ような父と母のような娘だったのかと。だからこそ2人の関係は一見合うような感じがしながら真逆の役割のためにパワーバランスが崩れたのかと。
家族を狂わせた罪も重い
starstarstarstarstar - 3年前
事業が失敗しては雲隠れする父親。繰り返される嘘と裏切りに父親への不信は積もる。一方で自分を愛してくれている父親を憎めない自分もいる。ダメな父親の結末は衝撃的であり心に刺さる。
父親役ショーン・ペンの実の娘と息子との親子共演に注目。主役の娘役がとびきり美人でもないぞと思ったらそういうことだった。
2023.7.7
実は
starstarstarstarstar - 3年前
人生、家族、親子 仕事 金銭について、綺麗な、表面上の映画ばかりの中で、リアルな関係を描きましたね。健康のキーワードも組み込まれたら、より、迫ってきますね。
大学が
starstarstarstarstar - 3年前
毒親から逃れ、放浪して底辺に沈む人生決定かと思いきや、ジャーナリストを目指してもがいたら、大学がチャンスをくれた。日本でもAOとか総合型とか、試験制度はあるけど、こんなアメリカンドリームにはならないだろう。