☆3.5
クラウドファンディングに参加した作品。折角なので初日舞台挨拶の回を鑑賞。 「脱原発派でない人に見てもらいたい」と監督は言っていたが、書籍『私が原発を止めた理由(旬報社)』で述べられている ・福島第一原発事故での数々の奇跡的な偶然で、映画で… 続きを読む
クラウドファンディングに参加した作品。折角なので初日舞台挨拶の回を鑑賞。 「脱原発派でない人に見てもらいたい」と監督は言っていたが、書籍『私が原発を止めた理由(旬報社)』で述べられている ・福島第一原発事故での数々の奇跡的な偶然で、映画では削られている部分(4号機の水素爆発、免震重要棟、放射性物質の風による流れ) ・「原発推進派の四つの弁明」のうち四つ目、「電力不足とCO2削減」に対する説明 ・電力会社の説明不足/非論理的な部分の指摘 も、説得力を増すために入れるべきだったのでは。 一方で書籍にはない、再生可能エネルギーのコストが加速度的に下がっていることや、ソーラー=メガソーラーというイメージを払拭する福島でのソーラーシェアリングの取り組みは当事者しか知らないことも多く情報価値が高かったと思う。 『エネルギーの民主主義』に参加してみたい、できるかも、と希望を持った観客も多いのでは。 《余談》 ポレポレ東中野の通路にある「監督川柳」が昭和のおっさんセンスでほぼセクハラ、さして内容もないので差し替えるか外した方が良いと思う。 『(記事が掲載されたプレイボーイの表紙を指して)脱原発 美女の表紙が よく似合う』 『(撮影時19歳の塚田さんを指して)女性ファン 獲得したと 皮算用』 監督挨拶も迂闊な発言が目立った。 「(テーマ的に年配の客層が多いこと、若い人にも見て欲しいという意味ではあるが、)もっとキャピキャピした人たちに来て欲しい」 「(パンフレットを客席に見せながら)男前、男前、男前図鑑でしょう?」 ウケ狙いであっても、内容に関係ない年齢や顔にコメントされると白ける。