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METライブビューイング2022-23 ケヴィン・プッツ《めぐりあう時間たち》 ポスター

METライブビューイング2022-23 ケヴィン・プッツ《めぐりあう時間たち》

5.0 199分 2023/2/3(金) 公開
舞台・演劇アメリカ
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あらすじ

1920年代のイギリス。心に病があり死に惹かれている人気作家のヴァージニア・ウルフは 、夫のレナードに見守られながら小説『ダロウェイ夫人』に取り組んでいる。だが、彼女は実の姉に想いを寄せていた。1950年代のロサンゼルスでは、第2子を妊娠中で一見幸せな生活を送っている主婦ローラが、 親友キティへの想いに悩んでいる。2001年のニューヨークでは、編集者のクラリッサ が、昔の恋人でエイズを患っている詩人リチャードの文学賞受賞を祝おうとしている。そのリチャードには、かつて母のローラに棄てられたトラウマがあった。ヴァージニアが小説の中で詩人を殺す決意をするとき、ローラとクラリッサも生と死の選択に向かいあうこととなるー。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
フェリム・マクダーモット(演出)
キャスト
ルネ・フレミング/ケリー・オハラ/ジョイス・ディドナート ほか
配給
松竹

クチコミ

めっこ ネタバレ

観る時を選ぶ脳の揺さぶり

- 3年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

一幕はしんどい。情緒不安定な登場人物たちが見ていてしんどい。ダンサー達の振り付け演出が素晴らしくて、それがなかったら本当つらいなこれ、という感想で一幕終了。 二幕。冒頭からとてもつらい展開。思わず「きっつ…」と超小声で出てしまった。 友達と来たのに、正直席を立つ方がいいかも知れないとさえ思った。心をえぐる内容。映画も原作も未知だったわたしは予備知識がなく(ヴァージニア・ウルフの生涯についても知らず) ただ二幕の物語の動き出しに引き込まれた。一幕の半分くらいの時間に感じたけど、実際に短かったのかな? そのくらいあっという間だった。 クライマックスが素晴らしい。 芸術に脳を揺さぶられる感覚。 あえての説明不足だった一幕がザクザク回収されていく。 「この作品で伝えたかったのはこれ」を圧倒的実力で3大オペラスターが歌い上げるラスト。興醒めする場合もあるけれど、これは素晴らしい力強さ、説得力。 残された側は「もっとこうしていれば」「何か出来ることはなかったか」と後悔します。この作品の人物たちもそうでした。 置いて行かれてしまった、その時点で自分が切り捨てられたのだと痛感するからだとわたしは思う。だからそれはあんまりにも孤独で、何か少しでもその人に関わっていた、影響する関係だったのだと思いたいから、だと思った。 観る時は選ぶけれど、めちゃくちゃ疲れたけれど、素晴らしい作品でした。

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