星は俳優さん達へ贈ります。
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
TVドラマ『来世ではちゃんとします3』もスタートした ことだし後藤剛範さん初主演映画を。 (マッチョでオネエ演技なので想定内の範疇でした。) ところが特筆すべきは深水元基さんの存在感でした。 以前から拝見していたと思いますがモデル出身だけあって 顔と首まで美しい。 (背はスラッとしているが肩や胸、腕が細すぎるのは気に なる。) ずっと見ていられるほど素敵だった。 原作を読んでいないので問題が脚本なのかわからないが、 何を描きたいのか最後まで不明でした。 ゴンママ(オネエ)がママを務めるスナックの常連さんと ママの悩み多き喜怒哀楽を描きたかった、のでしょうが、 これいかに。 孤独について語るはいいが、そのゴンママは秒針が気に なりいきなり起きてバーベルを持って病的な表情で腕の トレーニングをするけど、どうしたの? 前後にそのシーンを説明するセリフも何もなくいきなりだ けど、どうして? 意味不明。 深水元基さん演じる歯科医は愛娘を病で亡くし、それを 受け入れられず悲しみに暮れている。 時間軸がズレている脚本と演出なので理解するまで時間を 要したが、妻(久々のエンクミ。今、エンクミなんて言っ ても通用するのかわからないくらい久々の遠藤久美子さん。 旦那さん監督作品に登場という訳ですね。) が、かなり病的な表情(目が窪んでいて無表情で鬱病?) で怖い。 しかも、この奥さん、亡き娘の墓の前で、娘を忘れたくな いという夫に『いつまでもウジウジ』とかイジイジとか 厭な言葉を使う。 前を向かないと、夫を責める。 そのくせ自分は夫に『パパ』と呼ぶ。 夫から『パパって誰だよ。誰のパパだよ』と言われると、 『私と娘の』と答える。 夫には『前を向け』と言いつつ、自分はパパ? 自分に調子のいい妻。 こんな痴話喧嘩、何を描きたかったの? (この内容なら『はい、泳げません』の方が素直な表現で 分かりやすく感動も伴う。) 孤独を嘆くのは勝手だが、相手への愛がないと孤独に 潰されるよ。 ゴンママの秒針パニックの説明もなく映画は終わりました が、それでいいのでしょうか? 最後にオネエの後藤剛範さんが『いいのよ』って笑う位の サービスは欲しかったね。