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あのこと ポスター

あのこと

4.1 100分 2022/12/2(金) 公開
ドラマR15+フランス
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あらすじ

1960年代、中絶が違法だったフランス。望まぬ妊娠をした大学生のアンヌが、自らが願う未来をつかむためにたった一人で戦う12週間を描く。 貧しい労働者階級に生まれたが、飛びぬけた知性と努力で大学に進学し、未来を約束する学位にも手が届こうとしていたアンヌ。ところが、大切な試験を前に妊娠が発覚し、狼狽する。中絶は重罪。アンヌはあらゆる解決策に挑むのだが─。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
監督:オードレイ・ディヴァン/原作:アニー・エルノー
キャスト
アナマリア・ヴァルトロメイ/サンドリーヌ・ボネール ほか
配給
ギャガ
公式サイト
https://gaga.ne.jp/anokoto/

クチコミ

原作を超える作品

- 3年前
心動かされた原作を読んでからその映画を観るのは、いつでも少し勇気がいる。 読んだ時の感動が台無しになるのでは、と。 でもこの作品は、完璧だった。 小説よりも素晴らしいと感じた。 アニー・エルノーの冷たく硬いテキストで表現される過去の壮絶な… 続きを読む

心動かされた原作を読んでからその映画を観るのは、いつでも少し勇気がいる。 読んだ時の感動が台無しになるのでは、と。 でもこの作品は、完璧だった。 小説よりも素晴らしいと感じた。 アニー・エルノーの冷たく硬いテキストで表現される過去の壮絶な体験に、女性監督と女優達が熱い血を通わせ、臨場感ある豊かな作品となっていた。中絶が犯罪であった60年代フランスにおける主人公の戦いを、彼女と共に体験しているような苦しさを感じた。 アンヌ役のアナマリア・ヴァルトロメイはもちろんだが、闇の堕胎医を演じたアナ・ムグラリスがとてもよかった。 違法行為でありながら自分の役割に信念を持ち淡々と仕事を進める所作や、毅然とした低い声に、自力で金を稼ぎ生活する女の説得力ある誇りを感じた。働く女性としてもう1人、主人公の母も存在感がある。 わたしの心に残ったのは、実家に立ち寄った主人公アンヌが、仲良く団欒を過ごす両親をいつになく柔らかい笑顔で見守り、帰り際に母を抱擁するシーン。サンドリーヌ・ボネール演じる母もぎこちなく娘の背中に手をまわす。 アンヌの、自分を産み育ててくれた両親、とくに同じ女性である母への深く様々な感情がじんわりと伝わってきた。 当事者も介助者も刑務所行きとなる中絶という行為に、自分の未来のため躊躇なく突き進むアンヌ。 自分はそのように強くなれるだろうか、と考えさせられる。 そして、世界には同じ状況に苦しむ女性達が今も絶えないという事実についても。

ここまで描くのか!

- 3年前
壮絶すぎて、途中体が固まりました。 とにかく徹底して描いています。 観た後、冷静になって考えてみると、この映画はただひたすら「あのこと」をなかったことにしようと一人奔走するというそれだけの映画。そこに気持ちの揺れ動きが一切ないのが、凄まじ… 続きを読む

壮絶すぎて、途中体が固まりました。 とにかく徹底して描いています。 観た後、冷静になって考えてみると、この映画はただひたすら「あのこと」をなかったことにしようと一人奔走するというそれだけの映画。そこに気持ちの揺れ動きが一切ないのが、凄まじい。  もし日本の映画だったら、迷いとか罪悪感とか情とかが入り込んできそうなものを、そんな葛藤は一切描かれない。というか、葛藤はまったくないのかもしれない。 時代背景などわかった上で見ると共感できる部分もあり、作品として問題提起している部分もわかるのですが、主人公の行動が猪突猛進なので、その狂気に圧倒されて、ちょっと引いてしまいました。 目を背けたくなる壮絶なシーンの衝撃もすごいのでなおさら引いてしまいました。 ☆4つは、とにかくすごいわ…という4つです。

壮絶。自己責任ってことなんだろうが

- 3年前
望まぬ妊娠をした女子学生が命の尊厳なんかには触れずに当時違法だった中絶に疾走する。 セリフが極端に少なく悩み・悲しみ・苛立ち・焦りの表情だけの演技を見せる。そこに迷いという演技はない。カラダを張った学生役の女優に賞賛を送りたい。 中絶手術シ… 続きを読む

望まぬ妊娠をした女子学生が命の尊厳なんかには触れずに当時違法だった中絶に疾走する。 セリフが極端に少なく悩み・悲しみ・苛立ち・焦りの表情だけの演技を見せる。そこに迷いという演技はない。カラダを張った学生役の女優に賞賛を送りたい。 中絶手術シーンは見てるこちらも側も激痛が走る。 邦題「あのこと」はナンセンスだと思ったが原題は「Happening」。「ハプニング」では軽いし「事件」や「出来事」と訳してもどうも違う。邦題を決める苦渋さも分かる。 2023.9.9

クレバーな映画

- 3年前

スタンダードで広い絵はない。顔と背中を追っかける。苦悶の表情、追い込められていく人生をひとり背負って彷徨う女子大生。テーマを映画美で埋め尽くした

痛みを伴う映画

- 3年前

ぜひ男性に見てほしい。 女性がどれほどの精神的・肉体的痛みを伴うのか知って欲しい。

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