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幻滅 ポスター

幻滅

4.4 149分 2023/4/14 (金) 公開
ドラマR15+フランス
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あらすじ

舞台は19世紀前半。恐怖政治の時代が終わり、フランスは宮廷貴族が復活し、自由と享楽的な生活を謳歌していた。文学を愛し、詩人として成功を夢見る田舎の純朴な青年リュシアンは、憧れのパリに、彼を熱烈に愛する貴族の人妻、ルイーズと駆け落ち同然に上京する。だが、世間知らずで無作法な彼は、社交界で笑い者にされる。生活のためになんとか手にした新聞記者の仕事において、恥も外聞もなく金のために魂を売る同僚たちに感化され、当初の目的を忘れ欲と虚飾と快楽にまみれた世界に身を投じていくがー。

場面写真

予告動画

幻滅の予告編を再生

キャスト・スタッフ

監督
グザヴィエ・ジャノリ
キャスト
バンジャマン・ヴォワザン/セシル・ド・フランス/ヴァンサン・ラコスト/グザヴィエ・ドラン ほか
配給
ハーク

クチコミ

画は華麗、中身は醜態。

- 2年前
撮影、衣装や美術、台詞が時々面白い。 昔から人が集まれば忖度や情報操作で成り立つ。 正義が真実なんて笑い草。 捏造や冤罪なんて、おフランスでも朝飯前。 悲劇は喜劇。 ウディ・アレンならば本作の長尺を3作品位に分けて観せてくれたであろう。 … 続きを読む

撮影、衣装や美術、台詞が時々面白い。 昔から人が集まれば忖度や情報操作で成り立つ。 正義が真実なんて笑い草。 捏造や冤罪なんて、おフランスでも朝飯前。 悲劇は喜劇。 ウディ・アレンならば本作の長尺を3作品位に分けて観せてくれたであろう。 故郷の湖が総てを清めてくれたら、 欲も恥も罪も清めてくれるのなら、もうその湖から出ないことを オススメしたい。 グザヴィエ・ドランはイケメンだが、出来れば監督作が観たい。 もう撮らないなんて言わないで欲しい。 彼を見れば、それしか思えない。

幻滅の先に真の芸術が始まる

- 3年前

予告編から予想していたものより、美しいお話。田舎の純朴な青年はパリに着くなり笑いものにされ、復讐心でのし上がり、心は荒んで行く。しかし結局は悪意に満ちた貴族の気まぐれに潰されて、恋人の命も含めすべて失って故郷に戻ることになるが、その幻滅、絶望から、彼の芸術が始まるのだろう。

現代に通じる作品

- 3年前
まさにフランス文芸映画の王道って感じでした。監督の原作者バルザックへのリスペクトを感じつつ、現代にも通じるストーリーに引き込まれてあっという間の2時間半でした。 キャストが素晴らしく、特に田舎から詩人になる夢を抱いてパリに行き、虚飾と快楽… 続きを読む

まさにフランス文芸映画の王道って感じでした。監督の原作者バルザックへのリスペクトを感じつつ、現代にも通じるストーリーに引き込まれてあっという間の2時間半でした。 キャストが素晴らしく、特に田舎から詩人になる夢を抱いてパリに行き、虚飾と快楽にまみれた世界に染まっていくリュシアンを演じたバンジャマン•ヴォワザンと、皆が時代に流されていく中、俯瞰で見る事ができて、自分を見失わないリュシアンの友人役のグザヴィエ•ドランが良かったです。

華麗さと悪意

- 3年前
こんな贅沢な映画は久しぶりという気がする。 バルザック原作の物語の安定感、衣装や美術、音楽の美しさ、そして俳優陣、とりわけ主演のルュシアン、友人のナタン、ルストーを演じる若手3人の俳優たちの競演が素晴らしい。グザヴィエ・ドランなどは、主演監… 続きを読む

こんな贅沢な映画は久しぶりという気がする。 バルザック原作の物語の安定感、衣装や美術、音楽の美しさ、そして俳優陣、とりわけ主演のルュシアン、友人のナタン、ルストーを演じる若手3人の俳優たちの競演が素晴らしい。グザヴィエ・ドランなどは、主演監督を務めた『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』のときより印象に残るくらいだ。 内容も興味深い。ジャーナリズムの狂乱。不正も公正もあったものじゃない、モラルや良心のかけらもなく金儲けと権力に酔いしれるジャーナリズム。既得権益にあぐらをかき、底意地悪く主人公リュシアンを排除し叩きのめそうと策略をめぐらす貴族たちや同僚。女優の名声も金次第。 リュシアンの回りでかろうじてまともな人間は、文学を志すナタンとリュシアンの庇護者ルイーズだけで、彼ら自身も悪意の包囲網のなかを生き延びるのがやっとの有様。(それでもナタンは、絶えず眼で何かを表現していて、リュシアンがそれを読み取れたなら、彼の辿る道は異なっていただろう…。) 主人公のリュシアンは汚れていく。そして悪意ある者たちのほくそ笑みのなか、失意のどん底で愛する恋人は他界する。地方から出てくる純朴な若者を都会で待ち受けるのが、このような世界なら、濁った水では生きられない者は、自分を守るためには都会から離れるしかないだろう。華麗な見せかけのもと、金銭と嘘八百と悪意のみが渦巻く残酷な世界で、無垢が生き延びることは至難の技だから。 そのような場所としてのパリ、生き馬の眼を抜くような19世紀パリ、バルザックはこの映画の原作を自身の経験を基に書いたと言われている。

あっという間の149分

- 3年前

バルザックの世界を堪能した。 めくるめく映像と 怒涛のナレーションに ついて行くのが大変なシーンもあったけれど、 会話や展開のテンポが良く キャストも美術も素晴らしくて 見どころ満載な149分でした。

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