積み重なる意味
starstarstarstarstar - 2年前
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エンドロール(で普通は流される情報)から始まるタイプの、エンディングが尾を引くことが期待できる映画で正にその通りでした
すぐ隣に一緒に居て支え合ってい(るように見え)てもそれぞれに孤独で下の方へ流れて坂を転がり落ちていく
普通のフリ
暮らし
眠り
夢
夢の中の夢
映画
記憶や歴史が積もり重なり溜まっていく迷路のように入り組んだ家がまるで登場人物たち(そして観ているぼく)の人生そのもののようで
美しくも汚くもあり
心地良くも不快でもあり
大切なものでも要らないゴミでもあり
そしてこの映画自体も美しく甘く、同時に辛く不快でもあるという重層的な構造
そしてほぼ全編が正方形の2画面という形式でそこから匂い立つように生まれてしまう隔てられ隣り合うことの意味が濃密でした
もしかすると以前にもあったのかもしれませんがぼくは初めてで、これは発明だと思いました
もしご覧になるのなら
テレビ画面やディスプレイでは画が小さくなってしまうと思うので大きなスクリーンで観ることをおすすめします
骨組みは『アレックス』を感じる
starstarstarstarstar - 2年前
12/9 イオンシネマ座間
前作の『ルクス・エテルナ』は短編という事で、実質『クライマックス』以来の長編作品になるんですなぁ。監督の作品は大好物ですので、ずっとこれくらいのペースで新作を追いかけていきたいものです。
オープニング、… 続きを読む
12/9 イオンシネマ座間
前作の『ルクス・エテルナ』は短編という事で、実質『クライマックス』以来の長編作品になるんですなぁ。監督の作品は大好物ですので、ずっとこれくらいのペースで新作を追いかけていきたいものです。
オープニング、幸せそうに花に囲まれたバルコニーでワインを飲む老夫婦。
ある批評家が、今回のノエ作品は「愛」を感じる。
との事で、ここだけ観ると確かに愛を感じたのですが、やはり一筋縄ではいかない展開が期待を裏切りません。
中盤、息子の登場にスパイスが効き、そして予想外の結末…。
冒頭スタッフロール後の、
「心臓より先に脳が壊れた全ての人に捧ぐ」
の一文がエンディングに刺さります。
そしてこの一文は、『カノン』にあった、
「男は3秒の快楽のために一生を棒に振る事になる」
に匹敵するくらいの名言となりましたねぇ。
このタイミングで『アレックス』を見直したんですが、骨組みはやはり似ていると感じました。
幸せ“だった“頃の描き方が、若いカップル(「アレックス」)と老夫婦(「ヴォルテックス」)とね。両作品が対になっているみたいな。
🐙
starstarstarstarstar - 2年前
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いや、ラストのスライド。ただ淡々と劇的には映さない後の景色
心臓の前に脳が壊れる全ての人へ送る
スプリットというか溝が出来てて、フィルムのようなカーブを描く形
断絶された世界になってる
同じ空間にいるのに決してカットされていて、交わることができない様
二つの視点というより、客観性。感じしているかのような。
暗くなるのは瞬きのようでもあるし、断片的な意識を描いてるようにも見える。
長回しで淡々としててきつい
②時間たったあたりの片側が真っ暗になってしまうところで力が遺憾無く発揮される。もう孤独感。対する相手さえいない最悪の状況。真っ暗。
危なっかしさ。ヒヤヒヤする。ジリジリと追い詰めていく。
そして、おばあちゃんの演技よ…
もうさー、こえー
スプリットは他の人間もたった1人になっていくことを彷彿とさせるような。孤独感。断絶感。
全く劇的じゃない最期
なんで高評価?
starstarstarstarstar - 2年前
慣れないニ画面に集中出来ず、問題提起の映画なんだろうが、なんで高評価なのか?
面白さとかも無い、
ある意味、究極のホラー
starstarstarstarstar - 2年前
誰もが、親子3人のどの立場にもなり得る恐怖。
二分割された画面によって、人は良くも悪くも孤独であるということを感じさせられた。
ギャスパー・ノエ監督の感性によって、老いの現実が一層鋭く突き刺さってきた。
いつも鮮やかな刺激を与えてくれるノエ監督の作品の中でも、強烈で特別な一本だった。