名もなき英雄の物語
名もなきアイルランド人活動家の実話。 時は20世紀初頭、内戦終結後10年が経ちアメリカから帰国したジミー。海外逃亡の理由は、私設したホールでの活動に共産主義と目を付けられた為。帰国後は年老いた母と静かに暮らすつもりだったが、村人の強い希望も… 続きを読む
名もなきアイルランド人活動家の実話。 時は20世紀初頭、内戦終結後10年が経ちアメリカから帰国したジミー。海外逃亡の理由は、私設したホールでの活動に共産主義と目を付けられた為。帰国後は年老いた母と静かに暮らすつもりだったが、村人の強い希望もあり、ホールを再建する。その為、教会などの権力組織から強力な弾圧を受け、ついには国外追放を言い渡される。 彼らはテロ組織ではなく、教会や国の政策に反対していた訳でもない。しかし10年の時を経ても変わらないジミーのカリスマ性は、国家にとっては脅威に映ったのだろう。 これは1世紀近く昔の話であるが、現代でも充分に起こり得ると思う。弾圧すれば人は反撃に出る。一方、自由は人を無気力にさせる。現代社会のように。国民を家畜化するには自由を与えるに限る。自由には責任を伴うので、責任を負いたくない庶民は必ず国に服従する。今の日本人がその良い例だ。