期待はずれ
豪華客船のセレブたちとトイレ清掃係の立場が逆転! 面白そうだと思ったが、それ以上の展開はなく期待はずれ。
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モデル・人気インフルエンサーのヤヤと、男性モデルカールのカップルは、招待を受け豪華客船クルーズの旅に。リッチでクセモノだらけな乗客がバケーションを満喫し、高額チップのためならどんな望みでも叶える客室乗務員が笑顔を振りまくゴージャスな世界。しかしある夜、船が難破。そのまま海賊に襲われ、彼らは無人島に流れ着く。食べ物も水もSNSもない極限状態で、ヒエラルキーの頂点に立ったのは、サバイバル能力抜群な船のトイレ清掃婦だった―。
Fredrik Wenzel © Plattform Produktion
豪華客船のセレブたちとトイレ清掃係の立場が逆転! 面白そうだと思ったが、それ以上の展開はなく期待はずれ。
スウェーデン発の風刺コメディ。 インフルエンサーでスーパーモデルのヤヤを彼女に持つモデルのカールは、豪華客船クルーズツアーに参加する。 大富豪たちがその傍若無人ぶりを発揮し、風変わりな船長も加わって船内は次第に地獄絵図へと化していく。 監督は、今作で2作連続カンヌ国際映画祭のパルム・ドールを受賞したリューベン・オルトルンド。 出演は、ハリス・ディキンソン、チャールビ・ディーン(今作が遺作となった)、ウディ・ハレルソンら。 汚物表現OKの方、社会問題への意識が高い方にオススメ。
それが平常運転。 全編皮肉だらけで素晴らしい作品でした。 冒頭のハイブランドのファッションショーでもそう。ランウェイの直ぐ真横の最前列なんて、仮にチケット制なら、そもそも入手困難だろうし嘸かし値の張るいい席に違いないワケで、 つまり、セレブじゃないとおいそれとは座れない。 私の様な下流社会の平民には異次元の場所。 そんな場所ですら、一般セレブよりも更なる高みにいる真のセレブやファッション業界のドンみたいな連中が来れば、 恐らく顔パスだろうし、しかも急な来襲だった場合は、、運営の手違いを建前に、身銭を切った一般セレブでさえも、急かしながら退かしてしまう荒業で、真セレブ達やドンの為に一等席を拵えてしまう現実。 そして、それをさも当然の権利、当たり前と、自分らのせいで席を明け渡さなければいけなくなった者達に謝る事もしなければ、、席を用意したスタッフにも一礼すら無い、、 そのくせ、そんなクソみたいなファッションショーの頭に叫ばれるのが《人類みな平等》、、 、、狂ってるよね? そんなクソしょーもない、、区別や差別や、金持ちの傲慢や、それに笑顔で振り回される面従腹背な平民共や、その一連の悪趣味の如き薄ら寒いコントみたいなやり取りにすら絡めない下流社会を地道に生きる面々のバタフライエフェクトと悲喜こもごも。 ツイフェミや出羽守、パヨク呼ばわりされてるサヨク気取りこそ今作を観るべし。
何となく納得な作品。決して万人向けの映画ではありません。覚悟してご覧ください。テーマはタイトルの通り、逆転と三角関係です。 覚えておいて欲しいのはヤキモチ?の言葉です。 1部の二人はとても若く、カップルのケンカは様々。それでも離れたくないあたりが、揺れ動く未熟な気持ちを表しています。 2部では金持ちの豪華客船で不安定な二人の気持ちに合わせて船は揺れ動きます。結果はどうあれ、お互いを求め合う気持ちを表していることでしょう笑 3部では三角関係となり、二人の気持ちは揺れ動きます。はたして、どうやって逆転するのでしょうか。そして結末は? たくさんの人にお勧めする映画ではありませんが、すでにご覧になった方も含めて共有できればとは思いました。
環境次第で価値が変わるお金 お金が変わると立場が変わる人 皮肉たっぷりでデフォルメされたようにも見えたけど、人の本質的な部分だったと思う。 船酔い人達の様子は覚悟してたよりリアルで長くて、ちょっと苦手でした
優秀映画の標本のような映画
3/8 シネプレックス平塚 古くは『スティング』、近年は『パルプフィクション』、そして記憶に新しいものでは昨年の『RRR』と私の勝手な定義ですが章切り構成の作品にハズレ無し。 本作も三章で構成されていますが、凄く楽しかったです。 もう冒頭のカールとヤヤがレストランでどっちが支払うかのくだりで、完全に掴まれましたね。 もう少しだけ全体的にコンパクトにまとまってくれてたら、今年ベスト級になったかもです。 要所要所は他のレビュアーの方々にお任せしまして、少し本題からズレる意見を、、、 ちょうど昨日の一般誌に、昨年の映画興行収入の記事が掲載されていました。 洋画では『トップガン』の1人勝ち、邦画では相変わらず強いアニメ作品。 気になったのは、 「日本人はもはや洋画を劇場で観なくなっている」 の一文。 確かに近年配信サービスの充実さもあいなって、かく言う私も二つのサブスクに加入しております。 この状況が加速すると、大手シネコンはアニメ作品か、アイドルと若手監督が片手間で作った作品だけを上映してしまうのではないかと本気で心配になりました。 本作の評価は正に賛否両論。でも皆さんが劇場で鑑賞した事に意義があると言いたいです。 そして本作のような作品をキチンと上映してくれた劇場にも感謝したいと思います。 因みに私が鑑賞した回は、平日のレイトショーのせいか270席のスクリーンに3人のみ。 苦しいかもしれませんが、これからも多様な作品を我々に提供し続けてください。
汚い、不快、エロいグロい映像ばっか お金貰っても観たくない 慰謝料貰いたい
面白い 本当に逆転劇 最後終わり方めちゃくちゃ良いなー
ゲロシーンを真正面から描く映画はもれなく名作である。それも嘔吐物をリアルに丁寧に描けば描くほどその比率は高い。 「チームアメリカワールドポリス」「スタンドバイミー」「スペル」「ピッチパーフェクト」「トレインスポッティング」「シックスセンス」「百花」「バビロン」「マイノリティリポート」(コレに至っては嘔吐棒なる素晴らしいアイテム登場!笑)。 ざっとあげただけでこの有り様。間違いない! 独特の切り口。予測がつかなかった展開。されど身近にあるよなやりとり。3部構成でさまざまな逆転現象がコレでもかと展開される。 コレ原題は「悲しみのトライアングル」。劇中でも言及されるが、コレもコレで意味が深くていいのだが、邦題で「逆転」とつけたのもなかなかセンスあり。本質を捉えていると思われる。逆転→リバース→ゲロ。に繋がるし(笑)。 あと、雲の中おばさんが大好きだ。 この人単体で映画一本見たい。 「アイムグルート」のグルートの如く。 「バケラッタ」のオー次郎の如く。 (グルートは完全にオー次郎をパクってると思います笑) 本来明らかにはしないハズの映画のセオリーをわかりやすく3部構成と銘打っての見せ方が、観客にはていねいでありながら内容が毒々しく嫌悪感で展開をコントロールしてるかのような対比がアンバランスで良かった。 コレが豪華客船をゲロまみれにするという演出にスライドしてるのですね。 ていねいがていねいであればあるほどブラックが効いてくる仕組み。 いやもう単純に見てて面白かった。先が見えなくて。
デフォルメした描写や演出が目立つので、細かいリアリティを求めるような人は苦手かも。その分、わかりやすい風刺の効いたコメディで、大味だけど乗っかればとても笑える。 ラストシーン、遭難中にはヤヤにとって尊敬の対象だったアビゲイルに、助かるとわかった途端に「助けてあげたい、雇ってあげる」と話す変わり身の早さにも逆転要素を感じて面白かった。
カンヌに好かれている監督である。 監督の特徴は皮肉や無神経さを描くが、人の可愛らしさも忘れない。 その点を評価されているとしか思えない。 それは『フレンチアルプスで起きたこと』や『ザ・スクエア 思いやりの聖域』の主人公である父親にも感じた。 ジェンダーロールの意識や観念や誤解などは結局これからも変わらないだろう。 フェミニズムは同等同権平等ではなく女尊男卑なので、男尊女卑のそれと同じである。 男社会では可愛い女性がもてはやされるが、女社会でもやはり可愛い男性が遊ばれるのである。 セクハラパワハラしているのに認めようとしない汚い中年男性は多いが、案外女性も同じである。 自分の不実を認めない、その点も同様。 豪華客船のシーンは人の正体が伺える。 人間の品位はお金では買えないのである。 豪華客船の客は金持ち身分にふんぞり返っているが船酔や 爆発事故には無力で簡単に海へ死んでゆく。 島に流された数人の、男性は火もおこせない。 (男性が男性らしい事をできないとするところ。 わかりやすい意地悪さを設定にしましたね。) 豪華客船ではトイレ係だった女性は火をおこせるし魚介類も採取できる。 今迄トイレ係という底辺の人間を、島ではキャプテンと認めた人にだけ食料を恵む。 可愛いモデルの男性を毎夜寝床に呼び性欲を満たそうとする。 その卑しさに嘲笑が溢れるが、トイレ係の優越感も束の間。 そんなに甘くないのである。 金持ちは金持ちでしかなく、トイレ係はトイレ係でしかない。 人の可愛らしさがある者は、その可愛らしさが救いになる。 この監督は終盤にパワーダウンする傾向を感じていたが、本作は最後まで魅了された。
酷すぎて、批評するに値しない映画。他人がゲロ吐まくるのが、、好きな人は、必見かも
原題のままの方がしっくりくる作品です。(当たり前と言えば、当たり前ですが) 悲しみのトライアルグルは、どのような境遇でもなくならないのですね。
終始シニカルでアイロニックに徹してました。 ヒエラルキーのピラミッドが逆転してスカッとするのかと思っていましたが、ちょっと違いました。 でもブラックコメディ好物の方には良さそうです! そして例のシーン。 私は自分の耐性限界と脳内で戦ってました。 辛かった! ホラーは平気なのに😣 ヤヤ役のチャールビ・ディーンさんは、 昨年亡くなられたとのこと。 本当に気の毒です。 彼女の美しさを目に焼き付けて見させていただきました。