☆3.9
starstarstarstarstar - 3年前
緊急事態なのに渋滞、道の封鎖に文句を言う野次馬、文化財保護しようにもどれがいばらの王冠かわからない(スマホで写真見せるとかして説明せい)、金庫を開けようとしたら番号をど忘れ、ハラハラというよりはイライラするかもしれない。しかし緊急時は概して… 続きを読む
緊急事態なのに渋滞、道の封鎖に文句を言う野次馬、文化財保護しようにもどれがいばらの王冠かわからない(スマホで写真見せるとかして説明せい)、金庫を開けようとしたら番号をど忘れ、ハラハラというよりはイライラするかもしれない。しかし緊急時は概して「まさか」と「マジかよ」の連続で、それ故に判断も難しい。ましてや生まれる前からある建物の火災など誰も経験も予想もしようがない。『ハインリッヒの法則』を強く思い起こさせる、幾度とない「嘘のような本当の話」が緻密に描かれてていた。
しかし何より本作はセットが、炎が、音が凄い。映画と当時の事件映像を画面分割で映してもどちらが映画か瞬時に判断できないほどのクオリティ。
高さ25〜30mの実物大複製セットを建設、それらを実際に燃やし尽くして撮影、約70㎥分の炎上した素材を約20m以上の高さから投下…ってそれはもうノートルダム大聖堂そのものだしリアル火事である。
中世の扉の軋む音、弾ける火の音、炎の轟音、流れる水、溶けた鉛の流れるもったりとした音、人々の喧騒、クラクション、街中の騒音…からの多種多様な人々が静かにまとまり包む祈りのアヴェ・マリア。
ここで冒頭の世界各国の人々がノートルダム大聖堂を訪れるシーンを思い出し、本作が監督の“ノートルダム大聖堂 総愛され”ムービーであることを強く確信した。
(※監督曰く「主演女優賞はノートルダム大聖堂」とのこと)
《余談》
★ここまで映像のリアリティを突き詰めたなら、劇伴は無くすか抑えに抑えた方が音や映像のリアリティを究極まで強調できたのでは
★軍のような階級呼び(下士官、軍曹、中尉、中佐、少将)をしたり、現場で火災状況をスケッチする仕事があったり、消火のためにいろいろな設備が登場したりと消防士の仕事が興味深かった。(それもパンフレットに書いてあれば嬉しかった)
★……おばあちゃんと猫は⁈
それは展開的に回収しないと駄目では
(字幕翻訳:宮坂愛)
大聖堂炎上
starstarstarstarstar - 3年前
ドキュメンタリー映画ではないのに、ノートルダム大聖堂の火災を現在進行形で現場で目撃しているような臨場感で、異変が起きてから大聖堂側が火災に気づくまで、火災に気づいてから消防車が到着するまで、消防車が到着してからも、消火活動がなかなか進まず、… 続きを読む
ドキュメンタリー映画ではないのに、ノートルダム大聖堂の火災を現在進行形で現場で目撃しているような臨場感で、異変が起きてから大聖堂側が火災に気づくまで、火災に気づいてから消防車が到着するまで、消防車が到着してからも、消火活動がなかなか進まず、ハラハラドキドキヤキモキの連続で(時にはうろたえ気味に)鑑賞した。
どうやってあんなリアルな再現映画を作れたのか、驚異的な気がする。
金属(鉛?)が溶解し、川となって流れ落ちる光景や、火災において500度や1000度にまで温度が上昇すること、大聖堂は鍵だらけであること(あんなにたくさんの鍵の管理がよくできるものだ)、ノートルダムには聖遺物が3つもあること、等々、興味深い映画でもあった。聖遺物を眼にすることができるなんて、滅多にあることではない。
聖遺物を眼にすることができるだけでも、観る価値がある。
記録映画?
starstarstarstarstar - 3年前
ストーリー的には平凡。記録映画として見れば見応え十分。タワーリング・インフェルノ、バックドラフトと比べたらダメ。猫はどうなった?
すごい臨場感
starstarstarstarstar - 3年前
実際の映像もふんだんに使われていて、臨場感がすごい。2画面になったりしてあの惨状を改めて確認することができる。記録としてもいい作品だと思う。
フランスって不思議。適当なのか緻密なのか冷めてるのか熱いのかわからない。
日本でたとえば伊勢神宮とか出雲大社とか明治神宮とかが燃えてしまったら、日本人が祈りを込めて歌う歌は何だろう?
為す術もなく見てる
starstarstarstarstar - 3年前
初動のもたつき、渋滞で動かない消防車、思うように消せない炎、たどり着けないプラド。ただただ為す術もなく見ていた。
たとえもたつきや渋滞がなくても、一度出火したら取り返しがつかないし、プラドがいなければ聖櫃は救えなかった。
それにしても、聖櫃の中身には驚いた。ホンモノなの!?