☆2.5
小泉純一郎「原発は安全・コスト安い・クリーンエネルギー。全部ウソ」 『王様の耳はロバの耳』で始まる謎の女子高生風の人物と女声ナレーション、色付き効果音付き太字テロップ、BGM、効果音と演出過剰で、意識したのか映画というよりテレビのバラエテ… 続きを読む
小泉純一郎「原発は安全・コスト安い・クリーンエネルギー。全部ウソ」 『王様の耳はロバの耳』で始まる謎の女子高生風の人物と女声ナレーション、色付き効果音付き太字テロップ、BGM、効果音と演出過剰で、意識したのか映画というよりテレビのバラエティ番組のような作り。確かに「テレビで放送できない」内容であり、シリーズ化するらしいことからも田原総一朗なりのジャーナリズム発信の場を今後も作っていく姿勢なのだと思う。 「何がとは言えないけど不安」 「でも原発なかったら電気足りないんでしょ?」 「とりあえず再稼働or脱原発一択」 「さすがにあれだけの大事になったし今は良くなってるでしょ」 「事故直後は注目してたけど現状はわからない」 「太陽光発電?メガソーラー反対!」 といった原発に纏わる曖昧なイメージやテンプレに一つひとつに現状のデータと事実を示すこと、それを元推進派の元総理大臣が原稿や答弁書なしで自らの言葉で語る姿は貴重。 ただ、対談の内容自体は小泉純一郎の会見や出演しているYouTubeなどで見られる内容のため一度でも小泉純一郎が原発推進から3.11を契機に姿勢を一転したことを知っている人にとって新鮮さは薄いだろう。 《余談》 作中出てくる「太陽光発電=メガソーラー」のイメージを払拭する『ソーラーシェアリング』については映画『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』で紹介されている。