2時間半残酷絵巻の極楽旅。
初めての経験かもしれない。 劇場にて2時間半の残酷絵巻の旅。 あっさり終わることに美学を見出しがちなホラー映画なのに(いや一般市民には長時間耐えられないという判断か。あと予算)。 年少時代からどっぷりと浸かったスプラッタームービー。当時民… 続きを読む
初めての経験かもしれない。 劇場にて2時間半の残酷絵巻の旅。 あっさり終わることに美学を見出しがちなホラー映画なのに(いや一般市民には長時間耐えられないという判断か。あと予算)。 年少時代からどっぷりと浸かったスプラッタームービー。当時民放テレビでも普通にやっていた。ゴールデン洋画劇場でハロウィン、13日の金曜日、エルム街の悪夢、吐きだめの悪魔、悪魔の毒々モンスター、デモンズ、バタリアン、バーニング(でかでかばさみで殺しまくる方ね)とか見れたのは今になってみれば常軌を逸している。さらに時々19時からホラースペシャルみたいなものでホラー映画のいいとこだけを集めて放送していた狂気の時代だ。死霊のはらわたのオチの部分だけとか。ネタバレやないか(笑)。 割と引っ張るだけで引っ張って(予算の都合)殺人鬼が登場したらすぐ終わりという物足りなさを感じていたが、この映画の満足感たるや。でっぱなし(笑)そして長い(笑)。あの頃の渇望感が満たされた。 デロリアンに乗って少年のオレにこの映画のビデオテープを渡してあげたい。 「グロ」で「長尺」は新たな発明と言ってもいいと思います。グロ部分もハードでグチャグチャ系なので耐性がない方を慎重に見ましょう。というか、この映画で耐性をつけましょう。 昔を美化する気はないのだが、今の若者がこういう耐性をつける機会がないのが可哀想だと思う今日この頃です。というか、こんなグロやチープの楽しさを味わえないことが可哀想。何気なく深夜テレビをつけてそのまま朝まで見てしまうような体験のないことが。あの至極の体験を。 ストーリーも粋な展開で予想のもう一枚上をくるような感じが好ましく、なかなかやるなとつぶやいた。 次回も楽しみ。あるでしょ。絶対ある。 追伸:前から3番目の端でサランラップでくるんだ自作のおにぎりを食べながら見ていたおばあちゃんがいた。百戦錬磨の猛者(笑)。全米が吐いた映画ですよコレ。素晴らしい。オレにもう少し勇気があれば話しかけたのに。