袖を通す
starstarstarstarstar - 3年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
ハリム、ミナ、ユーセフ
3人それぞれが胸に何かを抱えながら
それが溢れないように日々をやりくりして生きてたが
ミナの最期が近づくにつれて色んな感情がこぼれ落ちる
永い眠りについたミナを優しく撫でながら
涙を流すハリムの姿は愛に溢れていた。
至高の一本となった青いカフタンを戒律を破ってまで死装束として着せたのは、傲慢なお客さんへの反抗でもあったろうし、これまで強情にも見える姿勢でお店を守ってきたミナへのリスペクトでもあっただろうし、何より妻が着たいと望んだからこそだと思うと、胸が締め付けられる思いだった。
あれはハリムなりのプロポーズだったのかもしれない。
残された時間を大切に丁寧に確かめるように
お互い触れ合うその瞬間が2人にとって永遠であってほしい。
美しく、愛に満ちた映画
starstarstarstarstar - 3年前
優しい色彩でモロッコの日常生活が切り取られていて、自分も異国情緒溢れる旧市街地に居るような気分になりました。
民族衣装のカフタンは美しく、刺繍する手元のアップにうっとりしました。
言葉も歴史も文化も信仰もまるで違う国の話なのに、仕立て屋と妻と弟子3人の愛と苦悩と慈しみが胸にズンと伝わってきて、映画って凄いと改めて感じました。
ツーショット
starstarstarstarstar - 3年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
狭い路地、薄暗い室内、ハマム。病と戦う妻、支える夫の愛の物語、という話ではない。カフタンは謝罪だ。妻を妻が望むようには愛せなかったから。愛することを恐れてはいけないと妻は背中を押してくれた。戒律を破っているからか、ミナを送るのはハリムとユーセフだけ。ラストのツーショット。二人が晴れ晴れとした顔でいられるのはミナのおかげ。ユーセフ、色っぽい。色々、規制があるからか、性的な描写は抑制がきいているが、だからこそ、美しい愛の描写。
青いカフタンはもっとも相応しい人に
starstarstarstarstar - 3年前
三角関係のようでありながら3人皆が相手の尊厳を認めている美しさミナの器の大きさは格別
ああ、フランス映画だな
starstarstarstarstar - 3年前
三人の男女の愛の有り様をジットリって感じで描いている。昔からお馴染みのフランス映画らしい、と感じた。皆さんのスコアがいいので見たが、個人的には興味のないテーマで感動も共感もなかった。