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アウシュヴィッツの生還者 ポスター

アウシュヴィッツの生還者

4.4 129分 2023/8/11 (金・祝) 公開
ドラマGカナダハンガリーアメリカ
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あらすじ

1949年、ナチスの収容所から生還したハリーは、アメリカに渡りボクサーとして活躍する一方で、生き別れになった恋人レアを探していた。レアに自分の生存を知らせようと、記者の取材を受けたハリーは、「自分が生き延びた理由は、ナチスが主催する賭けボクシングで、同胞のユダヤ人と闘って勝ち続けたからだ」と告白し、一躍時の人となる。だが、レアは見つからず、彼女の死を確信したハリーは引退する。それから14年、ハリーは別の女性と新たな人生を歩んでいたが、彼女にすら打ち明けられないさらなる秘密に心をかき乱されていた。そんな中、レアが生きているという報せが届くー。

場面写真

予告動画

アウシュヴィッツの生還者の予告編を再生

キャスト・スタッフ

監督
バリー・レヴィンソン
キャスト
ベン・フォスター/ヴィッキー・クリープス/ビリー・マグヌッセン/ピーター・サースガード/ダル・ズーゾフスキー /ジョン・レグイザモ/ダニー・デヴィート ほか
配給
キノフィルムズ
公式サイト
https://sv-movie.jp/

クチコミ

Deko ネタバレ

ハッピーエンド

- 3年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

お話はポスターとか予告編からの想像を裏切ります。最後はハッピーエンドです。まず、見どころはヘルツコって20年間を同一人物が演じている。彼の過酷な収容所の日々を支えたのが付き合って数ヶ月の恋人レアとの思い出だった。でも、ミリアムに支えられ「ウイリアムを受け入れる。レアを受け入れてくれるなら」というプロポーズをしる。そのあと、鍵穴がきっかけのフラッシュバックとか、エピソードがリアル。ヘルツコがかわいそうで幸せになってほしい、と祈った。数年後の彼の店に家族写真が飾ってあってよかった、と思ったら、ヘルツコの息子は父親が理解出来ず、怖がっている。過酷すぎた彼の人生を息子に言えないから、伝えたいことが伝わらないのだ。でもレアと再会して、区切りがついて、息子とも妻ともうまく関係を修復できそう。ところでミリアムのファッション、60年台のリゾートファッション、50年台の髪飾りとかウエディングドレスとか、予想していなかったところで楽しんだ。ビッキークリープスって、「エリーザベト1878」の主演なんだね。そっちも観るつもりだったから、驚いた。しかし、最後が、自分たちを受け入れてくれた祖国アメリカに感謝、“God bless America “で終わるとはね。

深く心に染み入る或るボクサーの物語

- 3年前
ポスターやチラシからは全編戦時下のアウシュビッツを描いた作品かと勘違いしてしまいますが、そうではなく、アウシュビッツから生還しアメリカに渡った実在のポーランド人、ヘルツコ(ハリー)・ハフトの戦後アメリカでの物語。 映画の前半は彼がボクサー… 続きを読む

ポスターやチラシからは全編戦時下のアウシュビッツを描いた作品かと勘違いしてしまいますが、そうではなく、アウシュビッツから生還しアメリカに渡った実在のポーランド人、ヘルツコ(ハリー)・ハフトの戦後アメリカでの物語。 映画の前半は彼がボクサーとしてリングで闘った40〜50年代の日々、後半はボクサーを辞めた後の50〜60年代の日々、そしてそれらに、ジャーナリストに語る収容所でボクサーになった経緯と、絶えず彼が苛まれ苦しむ過去のモノクロのフラッシュバック(=恋人との思い出とアウシュビッツでの出来事)が挟み込まれるという構成で、3つの時代が描かれている。映画の冒頭(浜辺を歩くヘルツコ)とラストは1963年のタイバーランド。この1963年のタイバーランドでの1日を語るためにこの映画の全てがある。 【 以下ネタバレ注意‼︎ 】 メインテーマは生き別れた恋人との愛の物語。サブテーマは、(ナチスの極悪非道は勿論ながら)アウシュビッツという地獄の体験は、生き残って解放された後もトラウマとなって悪夢のように地獄を背負い続けさせる、という問題と、被害者でありながら罪悪感を背負わされてしまうという問題。ヘルツコは収容所のボクシングで生涯消えないような罪悪感を背負ってますが、ユダヤ人同士を敵対させ殺し合いまでさせたのは、しばしばナチスが使った悪辣な手法。 映画は1963年タイバーランドの浜辺を歩くヘルツコの姿で始まり、続いて50年代ボクシングの試合に連敗続きのヘルツコを描く。以前は連勝してたのに連敗続きになっているのは、試合中に過去のフラッシュバックに悩まされるようになってきたからだ。映画中盤、強敵マルシアノとの試合中も、恋人レアが連れ去られたときのフラッシュバックに見舞われ、更にレアの死を感じ取り、闘い続けることができなくなったヘルツコはマルシアノにボコボコに打ちのめされる。 ボクシングを続ける意味を失ったヘルツコは、引退を決め、新たな生活に入る。が、過去の苛酷な体験は繰り返しヘルツコを苛むことをやめない。強制収容所から解放されたはずなのに、そこでの体験から解放されることがないのだ。刻まれているのは腕の番号だけではない…生き延びることも何と過酷なことだろう…。 が、この作品は愛についての物語である。ラストに深い救済がもたらされる。(筆者はマルシアノとの試合からラストまで涙が止まらなかった。)ヘルツコの苦しみを理解しつつ見守り続けるミリアムの存在が、父を見守る息子アランの眼差しが、心に残る。この息子アランが後に書いた父の物語がこの映画の原作だ。語り伝えられるべき物語である。 収容所時代から戦後アメリカでのボクサー時代、引退後の日々までを、限界に近い体重調整で演じ分けた主演のベン・フォスターの役作りと演技は絶品!言葉にならない感情表現の何と上手なことか。 この作品を貫く深い眼差しと深い洞察、監督バリー・レヴィンソンにも敬服。 語り伝えられるべきこの物語を本にしてくれた、ヘルツコ・ハフトの息子アラン・スコット・ハフトにも心から感謝。

想像を絶する

- 3年前
極限の環境下で選択を強いられ (しかもほぼ一択) その選択に一生苛まれるという。 ‥想像を絶する。 これが実話だとは。 こんなことまでなされていたとは。 近年「新しい戦前」などと言われ なんだか嫌なジワジワ感がある中、 こういった実話を… 続きを読む

極限の環境下で選択を強いられ (しかもほぼ一択) その選択に一生苛まれるという。 ‥想像を絶する。 これが実話だとは。 こんなことまでなされていたとは。 近年「新しい戦前」などと言われ なんだか嫌なジワジワ感がある中、 こういった実話を世に届けることは大きな意義があると思います。 息子さんの本が原作でしょうか。 全て告白したヘルツコ、 息子さんの聡明さや奥さんの包容力。 苦悩を分かち合える人がいてよかった。 ほっとする終わり方でした。

名匠の手腕

- 3年前

ホロコースト問題を、名匠バリー・レヴィンソンが手堅くまとめていた。

同胞の死体の山の上

- 3年前

正気を保つため 生きる意味のため 愛する人との 美しい日々を糧にする 心から幸せになるまでの遠い道のり

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