新鮮だった
ちょっと、韓流ドラマに出てきそうなお金持ちで、極端なキャラの登場人物。というより、こちらが先か。先が読めそうで読めない、リアルじゃないけど、コメディとも言い切れない。刺さりそうで、意味ありげで、感動しそうになりそうになるけど、いや、何言っているの、と覚めてしまう。韓流と違うのは、女の子はかわいいのに、男の登場人物はカッコいい人はいなかった。
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権利関係の複雑さにより長らく上映不可能だった本作が、台湾映画・メディア文化センターによる修復作業を経て、4Kレストア版として公開。
© Kailidoscope Pictures
ちょっと、韓流ドラマに出てきそうなお金持ちで、極端なキャラの登場人物。というより、こちらが先か。先が読めそうで読めない、リアルじゃないけど、コメディとも言い切れない。刺さりそうで、意味ありげで、感動しそうになりそうになるけど、いや、何言っているの、と覚めてしまう。韓流と違うのは、女の子はかわいいのに、男の登場人物はカッコいい人はいなかった。
東京国際映画祭4Kレストア版鑑賞。エドワードヤン現役の頃リアルタイムで見たかった。経済成長中の90年代台湾の風景、男女の恋愛観。興味深い。チェン・シャンチーが抜群に可愛い。終わり方がなんか良い。 原題は独立時代という。そちらの方が芯をついているかな。 余談だが、エドワードヤン作品は権利関係が複雑なものが多く、長らく台湾以外では見ることができなかったとのこと。昨今ではだいぶクリアになったらしいが、観られる機会があればなるべく逃さずに観ましょう。
人間同士、おもいあっていてもままならなくて、それでもやめなかったり他の道に踏み出したり、そうしたあきらめのわるさっていとおしいよね。そしてそれはそのまま愛だと思うし、生きることってこうして叶えていくんだろう。そうした想いに至った映画だった。 「なにかが起こる」「なにも起こらない」、この二つに分類するなら、この映画は「なにも起こらない」タイプの映画。けれど、ドラマティックなこと・突飛なこと・etc.、それらがなくても、この映画で描かれる日常は起伏に富んでいる。 人間関係ってほんとうにままならないよね、難しいよね、なんであんなことするのなんであんな態度とるのなんであんなこと言ったのetc.…そうした展開に満ちていて、なのにそれでも見ていて苦しくないというか、むしろこの人たちはどうなるんだ…が気になって静かに見守ってしまった129分だ。 主要な登場人物って多分10人前後?くらいかなと思うけど、それでもとにかくどこもままならなくて、ザ・人間関係!!!!だった。それでもきっと、動機は純粋(※ときに不純)で人間らしくて…だから憎めなくて愛おしいなって思ってしまうんだと思う。 終わり方がものすごくよかった。この映画を観ることができて嬉しかったです。
初映時の時から好きな作品だったが、どこがどう好きなのか自分でも言語化できなかったのは、社会人なりたてでまだ「独立」への自覚がなかったからなのか。劇中では「情」という言葉が強調されるけど、情をかけつつも登場人物同士の距離は程よく保たれていてウェット感はあまりない。 原題の「獨立」は親友同士の主人公二人が仕事内外でお互いを振り回し/振り回されながら何にも寄りかからずに進むことだと思ったので、邦題の「恋愛」では意味合い変わるよなあと。チチのキュートで真っ直ぐな感じは相変わらずの可愛らしさだが、今は強気だけど弱さもあるモーリーのキャラクターにも共感できる。 脇の皆さんも知ってる顔が多くて手を振れるが、立人を演じた陳以文がもう一発でわかるくらい雰囲気が変わってなくて心で笑った。バーディのアトムTシャツはヤン監督の趣味が反映されていてニヤリとしちゃった。
雰囲気がよかった。古き良き時代の感じ。