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籠の中の乙女 ポスター

籠の中の乙女

3.4 96分 2012/8/18 (土) 公開
ドラマコメディR18+ギリシャ
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あらすじ

2012年公開の4Kレストア版。ギリシャのとある家。ごく普通に見えるこの家には秘密があった。両親が子どもたちを「家の中」だけで育ててきたのだ。邸宅の四方に高い塀をめぐらせ、外の世界がいかに恐ろしいかを信じ込ませるために作られた奇妙で厳格なルールの数々。だが、青年期に達した子どもたちは、親たちの想像を超えた行動を取り始める。

場面写真

予告動画

籠の中の乙女の予告編を再生

キャスト・スタッフ

監督
ヨルゴス・ランティモス
キャスト
クリストス・ステルギオグル/ミシェル・ヴァレイ/アンゲリキ・パプーリァ/マリー・ツォニ/クリストス・パサリス/アナ・カレジドゥ ほか
配給
彩プロ
公式サイト
https://kago-otome.ayapro.ne.jp/

クチコミ

コワいもの見たさ

- 1年前
『哀れなるものたち』は「傑作」と評価させてもらいました。『憐れみの3章』は、性的な要求とその喪失が肝かと。本作は、邦題タイトル、キービジュアル、そして、監督の作家活動の原点となる作品として、コワいけど気になって仕方ないので見に行きました。劇… 続きを読む

『哀れなるものたち』は「傑作」と評価させてもらいました。『憐れみの3章』は、性的な要求とその喪失が肝かと。本作は、邦題タイトル、キービジュアル、そして、監督の作家活動の原点となる作品として、コワいけど気になって仕方ないので見に行きました。劇場は土曜日の19:15〜日に一度切りの上映。たぶん渋谷のみという公開の狭さもありお客さんはけっこう入ってました。 ↓以下はネタバレします。 まずは映画の終わり方。唐突さにおいて随一です。囲われた敷地から出れない子ども達に両親は、特殊な言葉を教えてます。ネコ、プッシー、キーボード、など、名詞は入れ替えてもまぁ何とかなるかと。北朝鮮のように外界のビデオ見ると手厳しく叱られます。ビデオ供給者のクリスティーヌも、こっぴどくやられます。自分達はエロビデオ見てるのに…まるで昭和ですが、少し前までは世界中にこんな親父だらけだったと思い出されます。今では北朝鮮の独裁者だけですが…。この親父がフライミートゥーザムーンにお爺さんを讃える歌詞を付けて歌うとこが1番凄いです。 支配とは言語なのだと、痛感するシーンです。 3つの作品を比べてみると。すごい進化というか 昇華を感じざるを得ません。

犬も歩けば業に当たる

- 1年前
「哀れなるものたち」「憐れみの3章」と昨年立て続けにに2本公開されたヨルゴスランティモスの初期の作品。よく考えるとすごい年だった2014年(笑)。黒沢清監督も3本あったし。 見たかったこの映画。サブスクで配信を待ちやっと見つけてウォッチリス… 続きを読む

「哀れなるものたち」「憐れみの3章」と昨年立て続けにに2本公開されたヨルゴスランティモスの初期の作品。よく考えるとすごい年だった2014年(笑)。黒沢清監督も3本あったし。 見たかったこの映画。サブスクで配信を待ちやっと見つけてウォッチリストに入れてたのだが、見てなくてよかったー。なんと4kレストア版で再上映!奇跡に感謝しながら興奮して観にきました。 なんともまあ不思議な映画。 しかしでも納得のランティモス映画。独自ルール設定厳守映画の系譜。「ロブスター」「聖なる鹿殺し」とか。あ、こっちが先か。こっから派生した感じ。独特のルール。ここは家族という枠で、それからだんだん規模が大きくなるのね。 見方も独特に見ないといけません。普通の映画と見たら置いてかれます。ひとつひとつのプロットのクセが強くてひとつひとつ心を持ってかれる。一場面が終わるごとに一旦休憩intermissionがほしいくらい。その時整理したい。今時流行りの1.5倍速鑑賞ならぬ0.5倍速鑑賞がいる。いやそれでは興が削がれるか。 噛み締めるべきことが多すぎる。 出ていく決心をしたのはビデオテープ。タイトルは明らかにならないのだがまあ明らかに「ロッキー」。いやしかし勝利を信じることができて立ち上がったのならば「ロッキー2」かもしれない。「ロッキー」ならば自分なりの勝利。自分のルールの中で負けても勝ってるみたいなところですからね。それは今の日常と変わらない。飛び出す勇気には繋がらないような気がします。「ロッキー3」でもいいか。失ってた自分を取り戻すので。 しかし邦題がいただけません。「籠の中の乙女」では乙女だけにスポットが当たって長男の立場は。主題がぶれてます。長男の物語貢献度も高い。そのまま正式タイトル「ドッグトゥース」もしくは「犬歯」でもよかったのになあ。 それにしても「犬」っぽさが多い。タイトルもそうだし、目隠しして母親を見つけるとか四つ足で舐める仕草とか戯れた遊びから本気になるとか、極め付けは天敵が猫。退治の方法がそのまま犬のように吠える。父親の言う通りには何でもする父親の犬ということか。警察の犬みたいなもんね。 ラストの解釈はいかようにも。トランクの中で出血多量で死んでる、力を蓄えてる、勇気が出ない、開け方がわからない、観客の数ほど答えがある。

美しく多義的な閉鎖

- 1年前

DOGTOOTH(犬歯) 予想通りヘンテコで面白かったです とても綺麗な映像の中で、 囲われて遮断された環境 管理され虐げられること 外とのつながり 成長すること 抜け出すこと もしもご覧になるとしたら (そしてもしも観ていなければ) ロッキー4 ジョーズ フラッシュダンス の3本を観ておくことをお勧めします

こういう映画だったのか

- 12ヶ月前

本作を見る前は親が自分の子供たちを外界から遮断するには何か意図、根深い理由があるものだと思っていた。そんな父母が異常だ。犬のように育て誤った言葉を教える。監禁でもない。支配したい訳でもない。それでいて自分たちはやることやっている。観ていて共感できず気持ちが悪くなったわ。 英題のDOGTOOTH。邦題も犬歯で良い。こんな邦題だと内容がブレてます。 2025.10.31

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