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悪は存在しない ポスター

悪は存在しない

3.1 106分 2024/04/25 公開
人間ドラマ日本
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あらすじ

巧と娘の花は、自然豊かな高原で代々慎ましく暮らしていた。彼らの住む長野県水挽町は東京から近く、移住者の増加で開発が進んでいる。ある日、コロナ禍のあおりを受けた芸能事務所が政府の補助金を得て、グランピング場の開発を進めるのだが、計画は杜撰だった。

場面写真

キャスト・スタッフ

監督
濱口竜介
キャスト
大美賀均/西川玲/小坂竜士/渋谷采郁/菊池葉月/三浦博之/鳥井雄人/山村崇子/長尾卓磨/宮田佳典/田村泰二郎 ほか
配給
Incline
公式サイト
https://aku.incline.life/

クチコミ

どするん ネタバレ

バランス

- 2年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

まあ、わからん、 特にラストはわからん、わかる人いない でも、そういう問いを投げかけるのがこの作品の役割で どうゆうこと?ってなるのは間違ってないと思う 区長が説明会の時に言っていた上流で起こったことが下流に影響するという言葉と通り、映画も冒頭から終盤にかけて、小さな変化が大きなうねりとなってラストに影響を及ぼした。タバコの煙が霧となって画面を覆うように。 結局のところ、観てる観客も"部外者"なんだと感じた。 急激な変化を嫌う価値観は頑固で傲慢にすら見えるけど、それは観てるこちらもお邪魔してるからで、巧の薪割りに待たされるし、急な攻撃になんなんだと面食らう。 最初は自然など気にも留めない補助金目当ての嫌な奴らだと思ってた2人だったが、より悪質なコンサルと社長の登場、微笑ましい車中の会話で2人の人となりがわかってくる。 巧本人も言っていたように巧たちも開拓してきたわけで、鹿の行き場を奪ってきたはず。自然を破壊する人間という存在は変わらず、違うのはバランス。 悪は存在しないと思わされる。 それなのに… 劇中では慎ましい生活をする現地民と利益優先の東京もんとの対比が悪はどちらなのかと問いかけられていたはずなのに、最後の巧の行いが最も"悪"であり、理解が及ばない行為に違いなかった。 きっと良い人なんだろうと勝手に思い込んでいた巧も思い返せば私は何も知らなかった。花の母は?収入は?なぜ長野に? 巧が善人であるなんて誰も言ってなかった。 善もまたなかった。 最後、どうなったのかはわからないけど、 結局のところ、巧も手負いの鹿だったのかな 娘が怪我をした中で攻撃的になり、これまで見せなかった息を切らした切迫感が画面に満ちて幕を閉じる。 この後もそれぞれの人生が続いていくだろうに それを観客は知る術もない。 映画序盤の日常は静かで変化もなく、淡々と過ぎる。 説明会のシーンになってようやく人の感情がでてきて、少しずつ物語を紐解いていたはずなのに最後は突き放される。 大衆映画が好きで、明確な答えやメッセージを求める自分にとっては消化不良であり、難解であり、困惑であった。 カメラワークの斬新さに物語以上の価値を置けないし、 問いかけるにしても理解力を試されているようだし、 パンフレットで補足がされるようなのも好きじゃない。 それでも… なんだかとっても惹き込まれてしまうのも事実 監督の他作品よりはわかりやすく見やすかったのも事実 なんで東京でさえ上映館が2つしかないんだという思いも本心としてある。 もう少し時間をかけて濱口監督作品とは向き合っていきたい。

抽象的

- 2年前
すごいものを観ました でも抽象的で何を観たのかまだよくわかりません 濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』はそれなりに楽しめましたし本作はとても前評判が良かったので楽しみにしていたんですがドライブ・マイ・カーよりも断然こちらの方が好きです… 続きを読む

すごいものを観ました でも抽象的で何を観たのかまだよくわかりません 濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』はそれなりに楽しめましたし本作はとても前評判が良かったので楽しみにしていたんですがドライブ・マイ・カーよりも断然こちらの方が好きです あーここでこのまま終わったらすごいな、と思っていたらそこで終わりでした 最近観た映画の中では1番お客さんが入っていたのですが 派手さもわかりやすさもカタルシスもないコレを観にこんなにお客さんが入るなんてすごい 機会があれば「GIFT」も観たいし「偶然と想像」も観たいです

芸術家が描く人いじめ

- 2年前
自然界からしたら、 悪は存在しないと言えるのだろうか。 鹿を狩る人間たちを、鹿は悪としないのか。 濱口竜介監督、やはり演出が凄い。 緊張感と生々しさ。 人は卑しいということを、目の当たりにするような感覚。 圧倒的な106分を体験したが、も… 続きを読む

自然界からしたら、 悪は存在しないと言えるのだろうか。 鹿を狩る人間たちを、鹿は悪としないのか。 濱口竜介監督、やはり演出が凄い。 緊張感と生々しさ。 人は卑しいということを、目の当たりにするような感覚。 圧倒的な106分を体験したが、もう観たくはない。 監督の特徴は人いじめである。 彼の長編作品を過去6作観たが、どの作品も迷惑かける人や虐める人が現れては周りを乱しまくる。 (『PASSIO』『THE DEPTHS』『ハッピーアワー』『寝ても覚めても』『ドライブ・マイ・カー』『偶然と想像』) ほら、どの作品も。本作も。 まるで人(日本人?)の本性を、 瞬きもしないで直視していたら、こうなった と言わんばかりに。 救いは芸術作品的なスタイルである。 人間界において、 悪は存在しないと逃げ切ることはできませんよ。 濱口作品に有りがちイヤミを言いたくなりました。

まあ見なくても損はしない

- 2年前

やはり映画祭の賞の胡散臭さが分かる作品。

観た人エンディングについて語り合いたい。

- 2年前
この感想をどのように伝えれば良いものか…。 濱口竜介(監督・脚本)×石橋英子(音楽)のセッションのような作品。 知ってる俳優さんは一人も出てこないし、台詞が少ない作品は寧ろ好物なのだが、睡眠不足もたたり前半は自分を奮い立たせるのに必死だ… 続きを読む

この感想をどのように伝えれば良いものか…。 濱口竜介(監督・脚本)×石橋英子(音楽)のセッションのような作品。 知ってる俳優さんは一人も出てこないし、台詞が少ない作品は寧ろ好物なのだが、睡眠不足もたたり前半は自分を奮い立たせるのに必死だった。 しかし物語が進み始めると俄然面白くなり、この流れはかなり期待通りに進むのではないかとワクワクしながら観てたら…??? 兎に角観た人とエンディングについて語り合いたい。

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