残念な所が多く…
starstarstarstarstar - 3年前
日本では最近良く目にするフェイクドキュメンタリー、いわゆるモキュメンタリー(疑似実録物)なのですが、この制作陣が手慣れてない所以か、あまり韓国ではこのジャンルが熟成していない所以か、ほぼ全ての面に於いて不出来でした。
・ドキュメンタリー(… 続きを読む
日本では最近良く目にするフェイクドキュメンタリー、いわゆるモキュメンタリー(疑似実録物)なのですが、この制作陣が手慣れてない所以か、あまり韓国ではこのジャンルが熟成していない所以か、ほぼ全ての面に於いて不出来でした。
・ドキュメンタリー(風)を謳っているのに、ちょいちょい入る演出的構図。
此処は最低限、統一して欲しかった。
急にフィクション(映画的構図)になってしまって興醒めです。
・まとまりのない進行及び展開。
今、誰が何処に居て、何がどういう状況なのか非常に解り難い。
本国の人なら解るのか?馴染みの無い外国人だから解らないのか?もあるが、そもそも進行が滅裂。
・恐怖演出の欠如。
疑似とは言えフィクション(エンタメ作品)である以上はしっかり怖がらせて欲しい。
びっくりさせるシーンは多少あるものの的外れな物が多く、ちゃんと恐怖映画として怖がらせてくれない。
・結末の曖昧さ。
この作品のセールスポイントが伝わって来ない。
何を見せたくて、何を感じてもらいたいのか?
ぼんやりとした終わり方で何も解決していない(それ自体はぼんやりでもいいが、それが上手く演出できていない)。
そして致命的にこの作品の最大のネックになっているのが、日本での公開に当たっての編集の仕方(主に翻訳、その配置や方法)。【※全国的な仕様はわかりません。少なくとも私が観た上映館の仕様です。】
どうしても実録物は情報量が多くなってしまうので難しい所はあると思うのですが、非常に見にくい。
字幕が左右や下にバラバラに飛び交い、また、すぐ消えてしまうので、人物紹介や場所、事物の情報など押さえておきたいモノが押さえられない。
日本での編集予算などの問題もあるのでしょうが、少しでも観客が観易くなる様な工夫や、一人多役でもいいので吹替えにして欲しかったです。
吹替えなら多少は観易くなったかと思います。
全体的に非常に残念な所が多く、劇場での鑑賞はオススメ出来ません。
このままの仕様であれば配信やレンタルで充分かと思います。
実話に見せかけてのフィクション
starstarstarstarstar - 2年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
予告を見ただけでは実話ベースの話かなと思いきやエンドロールに流れる"フィクションです"という説明には冷静に考えたらそりゃそうだよねに尽きる作品でしたが、最初の警察で保管期限を過ぎた証拠資料を処分業者に渡してからの問題の映像に辿り着くまでの経緯が非常に細かく構成されているので、映像に映し出された学生の青年が何なのか最終的には彼の訴えを救い出すことには成功したが、個人的にはハッピーエンディングのほうがよかった印象。最後のお祓いは必要だったのか自らの過ちを悔いる気持ちがあるなら供養して御参りを忘れないじゃなく出頭して下さい。エンドまでの展開がホラーっぽい展開にしたかったつもりが裏目に出た印象でせっかくの最初の良い展開が台無しになった感じです。
ハイレベルな汚しの技術
starstarstarstarstar - 2年前
まずタイトルがいい。
トンソン荘が淡白な響きであるがそれが逆に不気味に響く。弾むような単語。
そこから事件はさらに奥に。
一言で言うと「ブレアウィッチプロジェクト」からの系譜。そしてコリアン「エクソシスト」と言えるだろう。定点カメラは「パ… 続きを読む
まずタイトルがいい。
トンソン荘が淡白な響きであるがそれが逆に不気味に響く。弾むような単語。
そこから事件はさらに奥に。
一言で言うと「ブレアウィッチプロジェクト」からの系譜。そしてコリアン「エクソシスト」と言えるだろう。定点カメラは「パラノーマルアクティビティ」。合わせ技でもうこれでもかと来る。そう「来る」の感じもあった。あっ「SAW」な感じもね(笑)。見たことのあるようなシーン満載であるがそのひとつひとつが高いレベル。
時代背景におけるハイレベルな汚しの技術が感心しっぱなしであった。「セブン」のあのアバンタイトル的な感じ。
なんかいろんなホラー映画の名前出たな(笑)
たくさんのホラー映画の事件報告書を束ねてまとめたような映画だった。
いやー楽しめました。
東アジア的
starstarstarstarstar - 2年前
中盤までは過去の事件を追って少しずつ過去のことが分かってくる謎解きの展開を楽しめるしフェイクドキュメンタリーならではの臨場感は生々しいし途中からじわじわ怖くなります
というか観終わってから納得感が来る感じ
この感じを楽しめて「こういうことってあるよね(ありそう)」と思えるのは同じ東アジアの文脈を持っているからなのかも
システムは好き
starstarstarstarstar - 3年前
事件の記録というシステムは好きでしたが、後半が正直微妙でした。